見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

知覧です。(弐)

2009年08月19日 12時11分29秒 | 訪ねたイイ所…鹿児島編
鹿児島県南九州市知覧町。
全国的に有名なのは、①特攻基地、②武家屋敷、③知覧茶、④知覧紅(さつまいも)、番外として知覧ねぶた、でしょうか。

特攻基地跡の『知覧特攻平和会館』には、沖縄の戦場へ飛び立った20歳前後の若者たちの遺影や遺品が展示されております。
私も数回平和会館に行きましたが、戦争を知らない世代に戦争の悲惨さを伝える場として後世に残したい施設だと思います。
ただ、特攻悲話が美化されている部分が若干気になります。
先日、お盆に実家に帰った時に父が
「13歳の頃、学徒動員で滑走路の工事に行った事があった」と話しておりました。

「薩摩の小京都」と呼ばれ、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されております。知覧の武家屋敷の特徴は、庭園の美しさにあると云われ、武家屋敷群の中の7庭園は国の「名勝」に指定されております。

鹿児島のお茶の生産量は静岡に次いで全国第2位です。
どうもお茶の流通経路が複雑で、鹿児島で生産されたお茶が荒茶(製品化される前の段階)で静岡に出荷され、ブレンドされ静岡茶として製品になると聞いた事があります。
生産量第2位の割には全国区でなかった鹿児島茶も近年知覧茶のようにブランド化され有名になりました。
またペットボトルのお茶の出現で、知覧茶の需要も多くなったと聞きます。
最近は、伊藤園(だったかな?)と契約しているお茶農家もあるようです。


その知覧茶を使った料理を提供するのが『旬彩茶屋 和(なごみ)』
知覧まち商工会の女将さんグループが町の活性化の為にオープンしたお店。
民家を改装したお店は田舎のバアちゃんちみたいです。


お茶の炊き込みご飯やお茶の佃煮など珍しいです。
お茶は地元のお茶生産者が無償で提供しています。

ココで敢えて一言
お昼時で忙しかったのでしょうが、お茶の煎れ方がイマイチでした。
折角のイイお茶がモッタイナイ。

鹿児島県川辺郡知覧町郡93
10:00-16:00
TEL:0993-83-1753


※実は20年ほど前、知覧に7年間住んでおりました。
 そんな事で今回知覧をちょっとPRです。

 『PRすんならもっと写真を載せろ!』

 確かに…
 以後気をつけますぅ~




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