3.11東日本大震災から12年経った日

3.11東日本大震災から12年経った日。
いまの作業所で「知的障害者」という部類の人がどういう人か関わりながら、教えてくれた女性が亡くなった。
土曜日、ご飯食べていたら職員が呼ばれ、出てきた人を見たら泣いている。「今日は花粉がひどいねえ」。その言葉を聞いて「誰かが亡くなった」と思った。しかし、何も確証は得ていなかった。だから、普通にリハビリをうけて悶絶していた。
しかし、その夜見た夢が“日曜日、仕事場に呼ばれて前理事長に「パソコン直せ」といわれて直していたら、いままで亡くなった人が無言で笑顔を振りまいている”という夢だった。その中に亡くなった女性がいた。「そういうことかなあ」と起きて思った。
月曜日夕方に訃報が伝えられた時は、「そうだったか」と少し頬を伝うものを感じながらネット見たり、明朝の予定を決めていた。
帰宅後、両親に伝えたら唖然としていた。「俺、仲間の会役員。でも会長、副会長じゃない。葬儀に参列しないから」とも伝えた。【9票以上もらえないと会長、副会長にはなれない。頑張るby心の声】
その女性に出会ったのは1995年の現場実習だった。休憩時間に「名前は？」「どこに住んでいる？」と矢継ぎ早に訊かれ、町名を言ったら肩をポンと触られ、「あたしのご近所じゃん。ヨロシク」と言われたっけ。
ゆっくり休んでね。虹の向こうには、ご両親と個性的な7人みんないるね。にぎやかだね。
出会って28年ありがとう。またね。
3.11が来たら、あなたのことも思い出すよ。ありがとう。