灼熱地獄が続いている。エアコンの効いた部屋にいても暑苦しいほどだ。温度計は36度前後を指しているが、恐らくだが体感温度は40度に迫るのではなかろうか。作業の実施など事実上不可能で、出動も控えめとならざるを得ない。こんな気象条件では野菜類にも良い影響では無く、救荒作物と言われる「サツマイモ」すらマイナス影響を受けがちだ。子狸のサツマイモ畑を覗きながら異変を探ってみようかと。
〇上段3枚の画像はベニアズマです。
サツマイモは品種の好みが激しいのだが、子狸は「ベニハルカ」と「ベニアズマ」の2種類に限定している。ベニハルカは元気よく育っているのだが、ベニアズマには異変が。両者とも同時期に植え込んだ物で、環境も手法も全く同一だ。凡そ40センチ間隔で均等に植え込んでいる。しかしながらベニアズマに限っては1個飛びのような形状で育っており、間引きしたのではないかと見間違う程。しかも成長が芳しく無い。ベニハルカと並べて比較してみると一目瞭然だ。
原因は不明で、子狸のみなら病気でも発生したかと簡単に諦めて仕舞うケースだろう。念のためお隣の「百姓候補生」氏にも聞いてみた。彼のイモ畑も全く同様な症状みたいで、ベニアズマのみ発育不良な模様だ。長老にも聞いて・・・・・と思ったが、本日は出動では無いようだ。ベニアズマという特定品種だけ異変が生じるというのが何とも不可解だ。ちなみに苗の入手だが、百姓候補生氏に依頼して特定の種苗店から入手した物。当然ながら仕入れた苗の生産者は同一農場かと思える。
〇本画像はベニハルカです、勢いがありますね。
これが他の仲間も同様であれば品種の問題、若しも子狸と百姓候補生氏のみの事例であれば生産者の問題かと。生育環境だが、子狸の畑と彼の畑とは10メートル程離れており、隣り合ってはいない。直接的な接触等は考えられない。夏場の熱中症気味な気象条件も考慮すべきだが、ベニハルカも同一条件だ。
〇ベニアズマとベニハルカを対比すると一目瞭然。
あと1ヶ月もすれば収穫可能だろう。今さらどうしようも無いが、来年の栽培のこともある。原因の究明と対策について情報入手したいものだが、五里霧中とはかくのような状況を指すのだろうか。
〇彼の周囲はベニハルカ、元気一杯ですね。