goo blog サービス終了のお知らせ 

木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

パノラマ風農園

2024年08月10日 05時01分05秒 | 耕作放棄地

我々が関与する農園はザクッと分類すると3ヶ所に大別される。画像の光景はメインの農園風景で、子狸もこの一角を担当している。仲間達は畝単位で耕地を管理してるため、耕作者は入り交じった状態だ。出たり入ったりの大忙しさだが、体の為には好都合かも。万歩計などのお世話になる必要性が無い訳だ。田舎の人より都市部の人の方が意外と健康的なのは、歩く・立つの所作が多いからではあるまいか。田舎人ほど車を多用するのだ。

画像は子狸の耕地にイスを据え、西から東に掛けて撮影してみた。背後にあるのは小さな森であり、恐らくだがアライグマ達の居住地ではあるまいか。この地は比較的に平面で、部分的にはトラクターも使用可能だ。最もトラクターを操作できるのは大御所のみで、外の仲間達は見向きもしない。トラクターよりもミニ耕耘機の方が利便性が高いと考えてるのだろう。子狸もその一人だが。

東側の端は上下段差が大きく、2~3メートルの高低差が存在する。上段は田圃なので、時折水漏れがあって便利のいい面と相反する面とが存在する。長老などは洩れ水を上手く利用してサトイモ栽培に活用しているが。通常ブログに登場する場面は、大半が画像の範囲である。子狸の耕地が隅にあり、見える範囲で撮影を続けたりネタを探したりするからだ。他の2ヶ所の耕作仲間達は登場する頻度が少なく、申し訳無く思っているのだが。

ここ数日好天が続いている。画像のようにほぼ快晴で、雲の姿など少しも無い。天気が良くて有り難いのだが、その分気候は過酷だ。直射日光の集中攻撃で、風の動きも無く、冷気の到来など考えられない。従って数十分毎に木陰へと逃げ込む必要がある。身を守るための防衛本能だ。幸いにして子狸の耕地では雑木が繁茂し程よい木陰を作ってくれている。ありがたや。

他の仲間達は木陰が少ないので,大半は野小屋へと逃げ込んでいる。水分補給の必要性もあり、手荷物の置いてある場所が最適なのだろう。間もなくお盆の到来だ。夏場も終わり、間もなくの秋風だろう。そういえば長老は秋作の準備に取り掛かったようだ、何ともすばやい。