数十日間続いた晴れ間だったが、突然に破られることとなってしまった。夕刻からゴロゴロ鳴っていた空模様だったが、午後7時頃大きな雷鳴と共に土砂降りとなった。噂に聞くゲリラ豪雨というのも,斯様な状態かなと推測。降りしきる雨で帰宅途中の方々も大慌て、傘の準備もあるのやら無いのやら。それにしても久方ぶりの雨である。樹木や野菜達にとっては干天の慈雨であろう。
余りの激しさにビックリすると共に雨の様子にカメラを向けてみた。スローシャッターで狙ったので雨粒が野球ボールかのような印象を受ける。決して野球ボール大の雨が降ったわけでは無い。ただ激しさは土砂降り状態で、空っぽだった農園の水タンク群も満タンになったのではあるまいか。凡そ1時間ほど降り続け、午後8時過ぎ頃には小振りへと変わった。
この雨が当地だけなのか府下一円なのかは不明だが、当地の農園にとっては幸運だった。上述したようにここ数十日雨が降らなかったのだ。作物は枯れかかり、日照りに強いと言われるサツマイモすら元気がなかった。この土砂降りで一息つけるであろう。ありがたや。
画像は何れも自宅の勝手口から撮影したものである。雷鳴と落雷と土砂降りの雨・・・・何れもセットで撮影したかったが叶わなかった.落雷(と思える)の激しい風と雷鳴それに地上への光の束は何とも幻想的で、何度もシャッターを切る。シャッターチャンスを落雷に合わせるのが難しく、画像は中途半端なものばかりなのが残念だ。
1時間弱、雷雨と戯れたが、大きな被害さえ無ければ格好の撮影タイムである。大阪市内が大規模停電だとかのニュースが流れていたが、雷雨とは関係あるまい。市内の停電は地下ケーブルがどうとかの話だから、雷神様のお怒りでは無いだろう。それにしても停電という襲撃とは、電気が止まれば都市機能はマヒします。とりわけオール電化のお宅などはご注意を。
〇翌日訪問、空っぽだった農園の水タンクは満タン状態に。