ウチごはん&ソトごはん

今日なに食べた?

山形出張1:はえぬきソフト&本間家旧本邸&【味龍】ワンタン麺

2008-11-07 15:00:04 | 旅行記
どうも、カンザワです。

書きたいことがたまってますが、まずは講談社Kiss連載中の『おかわり のんdeぽ庵』山形出張の話。

酔っ払って転んでできたばかりの青タンをつけたまま、10月21日早朝、羽田からどびゅーんと山形へ。

集合6時40分羽田空港に行くために、朝4時15分起床。

なんだかんだで1時間も眠れたか?
という状況で向かい……

なにしろ今回の出張は、漫画家のなかはら★ももたさん、原作のイタバシ、編集T氏、編集スケさん、そして日本酒担当のカンザワの5人。アポいれなど私がしたので不安が募り、直前までジタバタしてたもので…



寝たらマズイという意識が働きすぎて、いつもなら羽田まで眠りこけながら到着するはずなのに、一睡もせず。

飛行機で寝ればいいやと思ったのだが、



出掛けにパンを食べたのに、つい条件反射的に弁当が買いたくなり♪
…オナカがすいてないのに食べちゃいかんのだけど。

イタバシは和幸のメンチカツサンド、私は牛めし。

当初、電車で山形へ向かう予定でいたので、米沢で買おうと思っていた「牛肉どまんなか弁当」が頭から離れず、それに似たものが食べたかったらしい(笑)。

牛肉は結構入ってたし、半熟卵は嬉しかったけど、味は普通。
さすがにパンを食べたあとに食べるのはツライもんがあり、3分の1ほどイタバシに食べてもらいました。

弁当を食べ終わり、機内誌をぱらぱらしているうちに、あっというまに庄内空港に到着してしまった。またしても結局眠れず…。



お昼に鯉川酒造の佐藤社長と待ち合わせしているが、それまではフリーということで、とりあえず庄内観光を。これがね、また後で役立つのです。その土地の文化を知るには、観光も大切♪


まずは、春に山形入りしたときは時間がなくて外観だけ眺めた【山居倉庫】へ。


山居倉庫は明治26年(1893)、酒田米穀取引所の付属倉庫として建造。

今は観光に使っているだけだと思ったら……

築百年以上経った今も、現役。


こうやって運び入れるんですねー。すごい。


背後を囲むケヤキの大木は日本海からの強風(西風)と夏の直射日光(西日)をさえぎり、倉庫内の温度変化を少なくする目的で植えられたとか。現在41本残ってます。


本当は「おしんのしんは辛抱のしん」のおしん像と一緒に写真撮影したかったのですが、入場料をとられるので断念★

「はえぬきソフトクリーム」(300円)を食べました。


イタバシは「はえぬきアイス」を。たしか同じ値段だったかと。

はえぬきアイスクリームは、米のつぶつぶ感がおもしろい。個人的にはソフトクリームのほうが好みですが★


次に向かったのが【本間家旧本邸】。



本間家の人たちが「門かぶりの松」と呼んだ樹齢400年の赤松をさっそく撮影していると…


イタバシが松になりきっているので、仕方なく撮影…。
イタバシマサヒロ、48歳。
これでいいのだ!?

邸内は撮影禁止だったので、写真がないですが、武家屋敷と商家造りが一体なった珍しい造りのため、その違いを一度に学べておもしろかった。

庭にあった大きな円形の石はなんだろう?と思っていると、「石臼だろう」とイタバシ。え~~~、あんなにいくつもいるのかな? という疑いは正しく、北前船で運んだあと、軽くなった船の重しにしてたんだとか。

立派な邸宅ですが、一時期、公民館のように利用されていたため、冠婚葬祭や行事のときにしようした画鋲などの生活の跡が柱にいっぱい見られ、もったいないやら、一般の人が利用できた頃がうらやましいやら…。

このあと、酒田港が見下ろせる【日和見公園】で休憩。
鯉川酒造の佐藤社長と合流し、

まずは腹ごなし。お昼です。

「ラーメンの鬼」佐野実氏が通ったという、酒田ラーメンを食べようと【味龍】へ向かったのですが!!

なーんと駐車場満杯。
しかも、待っているスペースがありません。
後ろからクルマが来てるし、すごい迷惑状態。

これはあきらめて別の店に行くしかないか…と思っていたら、
すぐ近くの知人経営ショップの駐車場に駐車させてもらうことに。

うー、ありがたい。
地元の人と一緒でないと、こうはいきません。


(写真右が濃い川酒造の佐藤社長)
外観から狭いお店だと勝手に思っていたら、靴のままのテーブル席だけでなく、奥の座敷にもテーブルがあるのですねー★

迷いに迷って「辛味噌ラーメン」を注文すると、残念!! 品切れとのこと。


ワンタンメン(750円)をいただきました♪

動物系と魚系のだしをプレンドしたスープがコクがあるのにあっさりしてておいしい~。
自家製手打ち麺ももちもち。
つるつるしたのど越しのワンタンも美味。
チャーシューは古いタイプのチャーシューかと思いきや、やわらかく適度なかみ応えがあって、これまた旨い★

食べ応えもあり、満腹、大満足!

余談ですが、かつて中野の新井薬師にあった名店【高揚】のラーメンを思い出した。高いけど、好きだったなぁ、ニラそば。

それにしても、佐藤社長のラーメンを食べるスピードの速さにびっくりした。
個人的には大将?のエプロンの縛り方がおもしろかった。後ろで中尾彬のぐるぐるのようにエプロンの紐がぐるぐる~っとまきつけ、縛ってあるのだ。


山形県酒田市錦町1-2-24
0234-31-3717
営業時間:11:00~15:00
定休日:水曜



さてさて、いよいよ鯉川酒造へ!!


(つづく)