ウチごはん&ソトごはん

今日なに食べた?

山形出張4:庄内【和牛料理 はんだ】でウルトラ満足ランチ♪

2009-01-21 17:47:11 | 旅行記
どうも、カンザワです。

切れ切れ、飛び飛びの山形出張記。
アル・ケッチァーノの記事で終わったワケではありません。

出張二日目、どうしても行きたかったのが庄内町 「 和牛料理はんだ」さん。
鯉川酒造さんに伺った日に伺えればスムーズだったのですが、その日は生憎、定休日だったため、二日目に行くことにしたのですが、

午前中は鶴岡市渡前の【井上農場】を取材、午後は鶴岡市内の羽黒【丸山農場】の取材。渡前から南下すればすぐ羽黒なのですが、

どうしても食べたくて、北上して庄内へ移動★
再び鶴岡市へ舞い戻り、午前中の井上農場よりさらに南下しなくてはならないので、すごい時間のロスなのですが…

頑張れば、なんとか食べにいける!!

というわけで、学生時代、レーサー目指してた編集さんに運転頑張ってもらって向かったのですが……

12時に到着すると、すでに店内満席。
すでに待っている人たちが何組もいらっしゃり…

想像以上の人気ぶりに驚愕★

来る途中、すれ違うクルマもあまりいなかったのに、どうしてここだけ、こんなに人がいるの??

もしかして、食べられないのでは…。

不安を隠しつつ、待ちに待ち…

まずカウンター2席が空いたので、先にイタバシとカンザワが着席。ほかの3人はテーブル先へ。


席に通されると、すぐにセッティングされます。

厨房もフロアもスタッフ全員が、きびきびと凄いスピードで働いているのが凄い。

次回に行けるのはいつになるかわからないので、豪勢に注文したいところでしたが、時間がないので日替わりランチ(1,150円)を注文。

これがもう~~~凄かったのです★

 
カウンター席の前は、オープンキッチン♪

目の前で、大きな肉のかたまりから特に赤いところだけを丁寧に切り分けていく姿が見られたのはラッキーでした。しかも、一口ステーキの大きさが…並じゃなくデカっ!!

食べる前から感激のため息が漏れました。

お肉は、すべて国産和牛なのですが、



スープと、


サラダにごはん、ボリュームたっぷりのお肉に、付け合せもたっぷりで、


さらに、ケーキとコーヒーまでついて、千円ちょっとって……


あり得ない~~~!!!
サービス満点すぎる。

食べたあと、感動と満腹のため息がふかーくふかーくもれました

もちろん、お肉もおいしかったし、ごはんにあう濃い目のソースが旨っ!!
なんといっても、お米がおいしい
さすがです。


実は本日は天ぷらネタで行こうと思っていたところ、タンクさんのmixi日記を読んで、どうしてもブログに載せたくなり内容変更したのですが、

今、思い返してもよだれが…。

ビバ庄内!

庄内へ行かれる機会がある方は、ぜひどうぞ。
できれば一度、ディナーも経験してみたいなぁ。

前号、前々号のブログ、書き足しましたので、そちらもよかったら読んでいってくださいまし。



【和牛料理 はんだ】
山形県東田川郡庄内町余目滑石5-9
0234-42-0883
定休日:火曜(月1回不定休あり)
営業時間:11時30分~13時45分、17時~21時
交通:JR羽越本線余目駅から徒歩10分
駐車場 駐車場あり(無料)

山形出張3:【アル・ケッチァーノ】と鯉川酒造「水酒蘭」と…夢の一夜

2009-01-11 16:44:29 | 旅行記
どうも、カンザワです。
新年の挨拶で、今年は週の半分は更新するぞ!!
と決意表明したのにもかかわらず、4日間もお休みしてしまいました★

まことに不甲斐ない。

さてさて、すっかり遅くなってしまいましたが、

講談社【Kiss】連載中、イタバシマサヒロ原作の「おかわり のんdeぽ庵」大12話は、【アル・ケッチャーノ】と鯉川酒造「水酒蘭」を紹介しました♪

おかげさまで、山形のYBCラジオ・芳賀アナウンサーの番組では、鯉川酒造の佐藤社長、講談社「Kiss」編集部の塚原さん、そして地元のトミヤ書店さんと3度に渡り出演したとか♪ そして、今度は山形新聞でも取り上げていただけるらしく、本当にありがたいことです。

さて、山形出張1日目に鯉川酒造さんを訪問したところで出張記がストップしておりましたが、そのあと2件取材をこなし(明日、まとめてアップします)

この日最後の取材は、春に訪れて感動した【アル・ケッチァーノ】!!


前回はランチだったので、今度は絶対にディナーを食べたい!!
と願っておりましたが、半年後に叶うとは思ってなかった★


この日は、隣接している姉妹店【イル・ケッチャーノ】のスペースが、我々のために貸切となっていて!?

奥田政行シェフの料理を堪能できるという夢のような一夜★




お酒は【鯉川酒造】の佐藤一良社長がご用意してくださり!! もう蔵にもないという秘蔵酒も♪

佐藤社長、奥田政行シェフ、本当にありがとうございました。


前回のランチも非常においしかったですが、今回は……松茸がいただけるらしいと聞いていたので、もうウッキウキ!






アル・ケッチァーノの料理は、食材にあわせていろんな塩を使い分けます。

それも、ギリギリの塩加減。
本当にギリギリですごかった。
食材自体に味(力)がないとできないと、ただの味のない料理になってしまう。

余分な旨みを足さず、ギリギリの塩で勝負できるのは、ちゃんと旨い食材を出しているからこそ。だからといって、手をかけていないというわけではなく、ちゃんと旨さを引き出す技や考えがある。

なにより食べていて、ちゃんと「対話」があるなと感じられるのが嬉しい。

みんながなにを欲して、どう受け取っているか。

奥田シェフの手のひらで遊ばせてもらっている、そんな感じ。




まずは【アル・ケッチァーノ】のために作られた、鯉川酒造の「水酒蘭」を前菜に合わせて♪

シェフは、料理を作るまえに必ずお酒の味見をして、料理にとりかかります。
だから、今回の料理は鯉川酒造さんのお酒に合わせて作られたもの。また、「旬」を大切に考えていらっしゃるので、まさに一期一会の料理というわけです。


奥田シェフには「5:4:1の法則」、、またの名を「キャンディーズの法則」というのがあり、この1にあたる部分が非常に重要…という話を興味深く聞きながら、おいしい料理に舌鼓。

と、昨日は時間がなくていったんここで中途半端なまま更新したのですが、

その間にTankさんがコメント欄で補足してくださり★(ありがとうございます!)

せっかくなのでそちらを転載させてもらいます。


【キャンディーズの法則】
あの三人の中で実は歌が一番うまいのはランちゃんでもスーちゃんでもなく
ミキちゃんなのでした。そして、彼女が一番むずかしい三声めのコーラスを担当。
音の大きさは5:4:1なのですが、この1がないと、メロディが綺麗に聞こえないです。
キャンディーズはランちゃんやスーちゃんがリードボーカルで目立つのですが、歌全体はミキちゃんが仕切っていた。という話を料理に応用したのでした。


記事で紹介したリゾットも印象的でしたが、


ぬめりイグチ、クリタケ、本しめじのパスタがツボでした。

長野県生まれの山育ちなので、きのこ、大好き。
特に今年はクリタケにハマっていて、蓼科に行くとまっさきにクリタケが売っているかチェック♪

バンド練習のため蓼科合宿したときに作ったクリタケ鍋は、本当においしかったなぁ。ウチごはん紹介を最近してないので、したかったんだが忙しくて写真撮影できなかったのが悔やまれるー★


そして松茸。
写真に撮ると、大きさがわかんないんだよねーと言っていると、


編集ツカさんが、携帯をそっと置いてくれ♪


さらには、漫画家のなかはら★ももたさんが食べる真似までしてくれた♪♪
(黒い洋服の腕は編集スケさん)




このソースは、酒粕:アンチョビを5:1+レモンとオリーブオイルで作ったもの。

鯉川酒造の燗酒に、調子がどんどん出てきて、ハーイと手をあげ「チーズが食べたいです」とシェフにリクエストしてしまった、不肖カンザワでした。

6人でテーブルを囲んでいたのですが、二人で二合徳利が一本ずつ置かれていたのに……私と佐藤社長のところだけ、二人で二合徳利が二本並んでたんですよねー★
それでも一番消費が早かったような…汗。






このあと、デザートもいただいたのですが、写真失念。

この日、食事が終わると佐藤社長は東京出張へ!!
お急がしいなか、たいへんお世話になりました。
本当にありがとうございました。


お店のスタッフの方と記念に。

実は今年、アル・ケッチァーノが銀座に出店!!するらしいのです。もちろん、鯉川酒造のお酒も飲めるそうです♪ 


ところで、この写真、なにか気づきます?

2008年11月7日のブログ「山形出張1:はえぬきソフト&本間家旧本邸&【味龍】ワンタン麺」で、

「酔っ払って転んでできたばかりの青タンをつけたまま、10月21日早朝、羽田からどびゅーんと山形へ」と書きましたが、右口の脇にあるのが、それ。
一生懸命ファンデで隠したつもりでしたが…有馬兵衛の向陽閣へー♪
(このダジャレ、わかるかしら?)

隠しきれてない…。

この日の予定はこれにて終了。

各々の部屋に散りながら、ホテル近くのワインを飲ませる店に「行くんだったら、誘ってくださいね★」と言われたときは、行く気70%だったんですが!

ベッドーにばたんと倒れたとたん、「ぐー」。
漫画みたいな見事なバタンキューだったらしい。

睡眠1時間での出張だったので、お酒飲んで立ってたことのほうが不思議なんだけど。

さて、これでアル・ケッチァーノとはしばらくおわかれ…のはずだったのですが、



スイカが入った定期券を不肖カンザワが忘れたために(椅子の背もたれに置いたバッグを落としたときに、定期券がポケットから落ちたらしい)、翌日、取材終了後のおやつ時に再び、アル・ケッチァーノ(正確にはイル・ケッチャーノ)へ。

スイカに名前を入れておいてよかった…。





おかげでもういちど、デザートを食べられました★

さらには、シェフも出てきてくださり、
「さぁ、昨日の質問の続きをしましょうか!」と。

おかげで、シラフで話を伺うことができただけでなく!


イリュージョンも見せていただき★

でも、イタバシのコーヒーだけイリュージョン不能。

さすが、昔、とある仕事で同行していた霊媒師?に「あんたは大丈夫。悪い霊もはねとばすから」と太鼓判を押されたことがあるイタバシなのである。
普通の人となにかが違う…らしい。



左から漫画家なかはら★ももたさん、アル・ケッチァーノの奥田政行オーナーシェフ、原作のイタバシマサヒロ。

イタバシ「他人の写真じゃなくて、自分が(シェフと)一緒に写ったのを載せればいいのに」
カンザワ「…バシバシはいつもいい加減に撮影するから、ピントがあってなかったんだよ」


アル・ケッチァーノ
住所:山形県鶴岡市下山添一里塚83
電話:0235-78-7230
営業時間:11時45分~14時、18時~21時
定休日:月曜日
アクセス:鶴岡駅よりタクシーで15分位
駐車場有



【イル・ケッチャーノ】
住所:山形県鶴岡市下山添一里塚83(アル・ケッチァーノ隣)
電話:0235-78-7232
営業時間:カフェ11時~18時、レストラン19時~21時
定休日:月曜日
駐車場有