どうも、こんにちは。
もうすぐ紅葉の時期を迎えます。
11月はじめの現在、ほとんどの場所ではまだ青葉か、少し色づき始めた程度ですが。
先日、今まで撮った写真画像を整理していましたら、昨年12月に京都・知恩院のライトアップを観に行った時の画像が出てきました。
今年の知恩院も、ライトアップイベントが行われているものの、まだ紅葉が色づいていないようですが、弊サイトでは一足先に(いや、1年遅れかな?)、秋の知恩院の夜景をお届けします。
京都・祇園付近。
東大路通りに面した知恩院新門付近。
最寄りの交通機関は、京都市営バスの「知恩院前」停留所ですが、「祇園」停留所からも近いです。
他にもアクセス方法はありますので、その詳細はこちらをご覧ください。
新門をくぐって知恩院道を進んで行きます。
道の先に、知恩院の「三門」が見えますが、道の途中にも紅葉が。
少し離れた場所から見た、知恩院「三門」。
真下から見た「三門」の偉容です。
ところで、一般には寺院の門を「山門」といいますが、知恩院の場合は「三門」というそうです。
これは、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しているという話です。
三門の内側へ。
まず、境内の庭園「友禅苑(ゆうぜんえん)」を観てみましょう。
「友禅苑」とは、京都の伝統工芸のひとつ友禅染の始祖・宮崎友禅生誕300年を記念して、昭和29年に改修造園されました庭園です。
友禅苑に入ってまず目に付くのが、東山の湧き水を引き入れたという池と、その真ん中に立つ観音像です。
水面に写った観音像。
この辺りの時期から「水に映った光景」を撮るのも楽しいな、と思い始めました。
そのきっかけは2つありました。
ひとつは、この日訪れた知恩院の庭園で、水面に映った光景を撮影していた人が居たので、私もそれを真似してやってみたことです。
もうひとつは、確か昨年の終わり頃だったかな? ツイッターをやっててお知り合いになったカメラマンの中山康雄氏が使っておられた手法のひとつを参考にしたことです。
中山氏が昨年冬に京都を訪れた時の作品のひとつに、庭園池の水面に写った金閣寺の写真がありました。「多くの人々に撮られ尽くした金閣寺という題材を、他とは違った視点で表現するにはどうするか?」という問題に直面されて、その答えのひとつが「水面に映った姿を撮る」というものでした。
また中山氏の作品の中には、「窓ガラスに映った光景を撮る」という手法で撮られた作品もありました。私のような発想力も柔軟性もない素人は普通、そういうものはあまり気にしないか、あるいは、「撮影の邪魔」としか思わないものですが、それを逆に作品にされていたことに、えらく関心したものです。
「ほう、こういう撮り方もあるのか」と妙に興味・関心を刺激され、それ以来私も、池や川などの水面がある場所では、なるべく水面に映った光景も撮るようにしています。
まあ正直に言えば、参考にしたというよりも、単なる猿真似と言った方がいいかもしれませんが(笑)。
さて、話を知恩院・友禅苑の散策に戻します。
庭園内には茶室等もあります。
うーん、夜の紅葉ライトアップは綺麗なのですが、写真に撮るとなりますと、なかなかに難しいものです。
友禅苑を造るきっかけになったという、友禅染の祖・宮崎友禅の像も、夜の紅葉に映えています。
枯山水の庭も。
それでは、今回はここまで。
次回も引き続いて、秋の夜の知恩院の光景をお届けします。
*知恩院へのアクセス、周辺地図はこちら。
*知恩院のHP
http://www.chion-in.or.jp/index.php
*『京都妖怪探訪』もよろしく!
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