京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(282):清水寺『青龍会』(前編)





 こんにちは。
 今回は京都を象徴するスポットのひとつとしても有名な清水寺で行われているお祭りの記事です。

 清水寺「青龍会」。
 荘厳な衣装に身を包んで善神などに扮した一団が、青龍を担ぎ、境内から門前町を行進するという行事です。
 清水寺に古くから伝わる言い伝え。
 「観音様の化身である龍が、音羽の滝に夜ごと飛来して水を飲む」
 この言い伝えを元に始められた行事ですが、その歴史は意外と新しいものです。
 平成12年(2000年)から本尊開帳を記念として始められたものです。

 この「青龍会」は毎年、春と秋の決まった日時に行われます。
 前回行われたのは今年の4月ですが、私が最後に訪れたのは昨年の9月半ば頃に行われた回でした。
 今回は、その時の様子を動画も交えて紹介します。



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 まずは前回からの続き。清水寺の本堂から。
 「青龍会」が始まる直前の本堂舞台の様子です。





 本来ならば、清水寺・奥の院にある「夜叉神堂」から始められるそうなのです。
 この「青龍会」は、青龍伝説の他、縁切りと縁結びの神様でもある夜叉神への畏怖から始められたと言われていますから。
 ただ、私がここを訪れた時には奥の院が工事中だったため、本堂の舞台で行われました。





 なお「夜叉神堂」については、シリーズ第26回でも紹介したことがあります。



 荘厳な、というか特殊な衣装に身を包んで善神などに扮した人たちが法螺貝を鳴らしながら入ってきて、青龍会が始まります。


















 この様子を動画でもご覧ください。


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 竜と向かった人(善神)が「南無観世音菩薩」と唱えていますが、それも青龍が観世音菩薩の化身であるからでしょう。


 青龍と一団が本堂から退場します。









 本堂から境内の「地主神社」へ。









 竜は「音羽の滝」へと降りていきます。









 清水寺の名の由来ともなった「音羽の滝」の水。






 「夜毎に竜が音羽の滝の水を飲みに来る」という故事が、ここで再現されます。
 以下、その様子も動画でご覧ください。


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 水を飲んだ竜は「音羽の滝」から去っていきます。









 この後竜は、清水寺の門前と門前町を練り歩きますが、この続きは次回に。





 それでは、また!





*「清水寺」へのアクセスと周辺地図はこちらに。



*「清水寺」の公式HP
http://www.kiyomizudera.or.jp/index.html



*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm



 
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