京都の闇に魅せられて(新館)

2014年「京都・東山花灯路」に行ってきました(その1)





 どうも、こんにちは。
 京都、冬から初春にかけての恒例行事としてすっかり定着した感のある『京都花灯路』
 今年度、2014年3月の『東山花灯路』に行ってきました。




 今回は、清水の五条坂付近からスタート。
 茶碗坂と言われる坂を進んで、清水寺の下まで。






 清水寺も門前から坂道を下っていきます。






 「清水焼(きよみずやき)」という伝統工芸もあるように、この辺りは昔から焼き物造りも盛んに行われ、陶磁器も土産物などとして売られています。
 何年か前の花灯路の時、この辺りにある「朝日堂」とかいうお店に入って……普段はケチで、こういうものにお金を使うことがない私が、その時ばかりは何故か引き寄せられるように店の中に入ってしまって、そこで目にした茶碗のひとつを一目で気に入ってしまいました。
 しかしその値段が4000円ほどしていました。正直言って、安月給サラリーマンに過ぎない私にとっては「茶碗ひとつ買うのに4000円以上なんて……」と思いましたが。
 その時ふと、親父の学生時代の美術教師が「食費を多少削ってでも、良い器を使って食事をしなさい」と言ってたという話を思い出してしまいました。
 親父の学生時代といえば、まだ高度成長期より以前で、日々食べるものにも不自由していた時代ですから、当時の親父は「こっちの生活も知らんと、この先生は何を言っとるのか」としか思わなかったそうで、私もよくわからなかったのですが。
 しかしその茶碗を目にした時、どういうわけかその話を思い出してしまったのです。
 それで結局、「私にはちょっと分不相応かな」と思いつつも、4000円ほど出してその茶碗を買ったのですが。
 ちなみに、以下がその茶碗です。





 私は美術品を見分ける目もない無教養者で、この茶碗の価値とか正直よくわかりませんでしたが、それでもこの茶碗が妙に気に入ってしまって、現在でも愛用し続けております。
 もしかしたら、これも一種の運命みたいなものだったのか?


 ……っと、話がそれましたので、花灯路散策に戻ります。
 まあ、何年も花灯路に通い続けていたら、そんな思い出もあった、ということです。



 清水坂の途中にある漬け物屋。








 ここの「牛肉しぐれ饅」はお勧めです。
 結構、有名らしいですが。



 大日堂。
 この前には生け花と、中には陸前高田の流木で創られたという大日如来像が。
 過去記事でもとりあげましたっけ。












 三年坂へ。









 坂を下りていくうちに、“八坂の塔”こと法観寺が見えてきます。
 (これも、過去記事でとりあげたことが)







 真下から見た、八坂の塔。








 手前の木になっている実が美味そうです(笑)。







 それでは、今回はここまで。
 また次回も、花灯路の記事を書きます。





*『京都・東山花灯路』のHP
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html





『京都妖怪探訪』シリーズもよろしく!





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