京都の闇に魅せられて(新館)

ひな祭りと葛城トオルと三十三間堂・後白河ワールド @ 京都妖怪探訪(683)





(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)


 どうも、こんにちは。
 およそ一ヶ月ほど遅くなってしまいましたが、雛祭りの話を。
 今年(2020年、令和2年)の3月3日、ひな祭りの日。
 本シリーズに何度も登場していただいている京都の妖怪絵師・伝道師である葛城トオル氏主催の、京都・東山の霊場魔所をめぐるツアーに参加してきました。
 その様子を、今回から何回かに渡ってレポート記事にします。
 今回は、‘三十三間堂’こと蓮華王院など、後白河天皇が築いた世界やその史跡を巡ります。


 3月3日「桃の節句」。
 いわゆる「ひな祭り」の日、七条大橋東詰の交差点に集合。






 最寄りの交通機関には、京阪電車「七条」駅や、京都市営バス「七条京阪前」停留所があります。


 マクドナルド前にて、思えば久しぶりにお目にかかる葛城氏。





 昨今のコロナ危機の為か、マスク姿での再会となりました。
 勿論、こちらもですが。
 それでも、覚えている限りで私を含む十人ほどの参加者が集まりました。
 中には北陸や中国地方など遠方からの参加者も居られたことに驚きです。


 七条通りを東へ。











 当日は平日とはいえ。
 この界隈が、こんなにも人が少なく、閑散としている光景を初めて見ました。
 ここは京都国立博物館や、京都女子大、ハイアットリージェンシー・ホテルや、今回紹介する三十三間堂法住寺、続編記事で紹介する豊国神社方広寺などがあり。
 平日でも結構多くの人で賑わっていると思ったのですが・・・。
 やはり、昨今のコロナ危機の影響でしょうかね。


 そんなコロナ流行の時期ではありますが、葛城氏主催のツアー参加者一同、三十三間堂へ。






 「三十三間堂」の「三」に因んで、毎年3月3日「桃の節句」には、「春桃会(しゅんとうえ)」が行われています。








 普段は拝観料が必要な堂内も無料で入れます。
 中にはあの有名な千手観音坐像、千体あると言われている千手観音立像群もあります。一体一体、顔や表情も違い、「必ず誰かに似た像もある」とも言われる無数の仏像群を観るだけでも圧巻ですが。
 実はこの時、葛城氏から聞いて初めて知ったのですが。
 千体仏の前には。
 有名な俵屋宗達の「風神・雷神図」(※シリーズ第325回参照)のモデルにもなったという風神と雷神の像と。
 迦楼羅(かるら)緊那羅(きんなら)婆藪仙人(ばすせんにん)など、千手観音の眷属とされる「二十八部衆」の像もあるのです。
 およそ千体の仏像群も凄いのですが、風神・雷神像や二十八部衆像の方は、ポーズというか身体の微妙な動きまでもが実に躍動的に表現されていて、本当に動いているかのようで、実に見事。


 この「三十三間堂」は正式名称を蓮華王院(れんげおういん)といい、葛城氏から配布された資料には以下のような由緒が書かれていました。


>後白河上皇は長年偏頭痛に悩まされていた。
 熊野参詣の折にその旨を祈願すると、熊野権現から「洛陽因幡堂の薬師如来に祈れ」とお告げがあった。
 そこで因幡堂に参詣すると、上皇の夢に僧が現れ「上皇の前世は熊野の蓮華坊という僧侶で、仏道修行の功徳によって天皇に生まれ変わった。しかし、その蓮華坊の髑髏が岩田川の底に沈んでいて、その目穴から柳が生え、風が吹くと髑髏が動くので上皇の頭が痛むのである」と告げた。
 上皇が岩田川を調べさせるとお告げの通りであったので、三十三間堂の千手観音の中に髑髏を納め、柳の木を梁に使ったところ、上皇の頭痛は治ったという。
 「33」は観音に縁のある数字で、『法華経』等に観音菩薩が33種の姿に変じて衆生を救うと説かれることによる。俗に「三十三間堂の仏の数は三万三千三十三体」というのは、本尊と脇仏の一千一体が33に化身するからである。


 後白河天皇の為に創られたから、その前世「蓮華坊」に因んで、「蓮華王院」というわけですか。
 更には。
 現在も広い敷地を有する‘三十三間堂’こと蓮華王院ですが、実はかつてあった後白河上皇が建てた広大な離宮「法住寺殿」の一画に建てられたもののひとつに過ぎない、という話でした。
 また、後白河上皇の時代に建てられた現在の三十三間堂(蓮華王院)以前にも、平清盛の父・平忠盛が鳥羽上皇に寄進した「得長寿院(とくちょうじゅいん)」という「一軒目の三十三間堂」が存在していたことも、この時葛城氏から初めて教えて頂きました。
 こんなものを天皇に寄進する為に親子二代にわたって2件も建てたという、当時の平家の権勢や財力にはただ驚かされるばかりです。
 同時に、『京都妖怪探訪』をもう十年以上やっていてまだまだ知らないことも多い、自分の勉強不足も痛感しました・・・。
 他にも葛城氏から面白い話をいろいろ聴きましたが、ここでは紹介しきれませんので、興味ある方は、葛城氏から直接聴かれるか、または機会を見つけて同氏主催のツアーなどの企画に参加されるとよろしいかと思います。


 三十三間堂の諸仏拝観を終えて、境内庭へ。









 昔は、この春桃会では瀬戸内寂聴さんの「青空説法」も行われていて、もっと大勢の人がたくさんの人で賑わっていたのですが。
 それでもそこそこの参拝者は集まっていますが、これもコロナウイルス感染拡大の影響でしょうかね。


 なおこの時私は、2つのお土産を買いました。
 そのうちひとつは、三十三間堂の2つの御朱印。





 右が通常の御朱印。
 左が春桃会の限定御朱印。


 もうひとつは、物販コーナーで売っていた両界曼荼羅です。





 帰って自室の壁にも貼っておきました。





 「両界」というからには2種類の曼荼羅があるのですが、上が「胎蔵界曼荼羅」、下が「金剛界曼荼羅」ですかね。
 これを貼ってから、悪夢や金縛りなどに悩まされることがほとんど無くなったような気がしますが、やはりご加護が御利益があったのでしょうかね?(笑)


 なお、‘三十三間堂’蓮華王院を出て、法住寺へ。
 蓮華王院を含む、かつての法住寺殿、後白河ワールドを引き続き巡ります。





 ただ、記事が予定以上の長さになりましたので、今回はここまで。
 続きはまた次回。





*‘蓮華王院’三十三間堂のHP
http://sanjusangendo.jp/



*三十三間堂へのアクセス・周辺地図はこちらをご覧下さい。



*葛城トオル氏のTwitter
https://twitter.com/yokaido




*『京都妖怪探訪』まとめページ
https://kyotoyokai.jp/




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