京都の闇に魅せられて(新館)

京都妖怪探訪(206):六道珍皇寺・黄泉がえりの井戸





 「六道まいり」の京都・松原を京都の妖怪絵師・伝道師の葛城トオル氏と歩く、第7回目で最終回です。
 第200回から前回までの続きです。

 シリーズ第29回第30回第52回でもとりあげた六道珍皇寺ですが、今回は葛城氏に、新たに発見されたというスポットも紹介します。
 その名も「黄泉がえりの井戸」!
 さらに葛城氏から、「六道珍皇寺ゆかりの平安時代の超人・小野篁(おの・たかむら)とは何者だったか? 何故、“冥府へ通う男”の伝説が生まれたのか?」などという解説もしていただきました。


 まずは、前回の続き。
 「六道まいり」の行われている六道珍皇寺の入り口から境内です。














 このお寺の「六道まいり」については、シリーズ第53回でもとりあげましたので、詳しい説明は省略します。

 亡くなった人々の魂「お精霊さん」を呼び寄せるという六道珍皇寺の「迎え鐘」。
 次の動画で、冥土まで響き渡ると言い伝えられている、その音をお聞きください。



【動画】六道珍皇寺の迎え鐘





 その後、葛城氏が六道珍皇寺の東門を出て、道を北上していきます。








 「迎え鐘」をつきに来た参拝者が長蛇の列をつくって並んでいましたが、葛城氏は目もくれず、門前の小道を北へと歩いて行きます。

 すると、次のような門が。





 以前もこの辺りを訪れたことがありますが、こんな場所あったかな?
 葛城氏によればそこには、最近発見された「黄泉がえりの井戸」だと考えられている井戸があるそうです。
 六道珍皇寺とえいば、小野篁が地獄へと行くのに通ったという「冥土通いの井戸」(シリーズ第29回でも紹介)が有名ですが、「冥土通いの井戸」とは?

 ここで葛城氏の解説です。



【動画】葛城トオル、六道珍皇寺「黄泉がえり」の井戸を語る





 これがその黄泉がえりの井戸です。






 暗かったりして、わかりにくいという方もおられるもしれませんので、昼間の写真も撮ってきました。












 さて。
 いよいよ、葛城氏とお盆の京都・松原をめぐる旅も終わりに近づいてきました。


 この旅の最後に、「小野篁とは何者か?」「何故、小野篁・冥土通いの伝説が生まれたのか?」について、葛城氏に語っていただきました。


 




 それでは。
 シリーズ7回に渡りました、「葛城氏と平安京の葬送地・松原をめぐる旅」をこれにて終了します。

 皆様、最後までおつきあいくださりありがとうございました。
 葛城トオル氏にも感謝を意を表明しつつ、今後のご活躍にも期待したいと思います。


 それでは、また次回!




*妖怪堂のHP
http://www.maekake.com/yokai_index.html


*葛城トオル氏のブログ
http://blog.livedoor.jp/maturowanumono/
(葛城氏主催のイベント等について詳細は、こちらをチェック!)




*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm




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