自己破産者のブログ

 自己破産の決意とその後
~後悔・悔しさ・再起の過程~

自己破産 破産者としての意見

2007年06月08日 00時18分57秒 | 談話
破産は決して褒められません。
しかし、破産は悪でもありません。
裁判で慎重な審査を受けているからです。

破産する人は「事情」がそれぞれあります。
『破産する人間は死んでしまえ』と隠匿性のもと自殺幇助的な発言をする人がいます。
破産者の扱いは一律同じかもしれません。

でも、人間って完璧な人っていないと思います。

誰でもそういう危機があるということです。
保証人しかり、親族の相続しかり、配偶者の借金発覚しかり、援助しかり、急な出費によるローン入会しかり、倒産しかり、リストラしかり、単に「浪費」以外をとっても様々です。

そこまで危機管理ができている人は、一般の中でも半分はいないでしょう。

不運にも僕はそういう事情に巻き込まれたのです。
でも裁判所は個々の債務で判断しますから、少しでも免責不許可事由があれば必ず突っ込まれます。大方免責をいただけるのですが、それは結果論です。駄目な人は免責不許可です。だから、悪ではないのです。世間体でしょう、すべて。

いまだに教えてgooで破産『宣告』と言う言葉が普通に出てきています。いつの時代の言葉ですか?今はそう呼びません。時代は変わってしまったのです。最近は貸し渋りにあい、まともな債務を負えなくなっている人々が闇金に手を染めています。そして破産するケースが今後増えるんでしょう。

そういう人が親しい人だったら何て声をかけますか?
「大変でしょう。がんばってね。」
こう言うはずです。

もちろん、できることなら破産しないほうがいい。破産する人間はみんなそう思って苦渋の選択をしたのです。お金を貯めていれば・・・というのも結果論なのです。誰でもそういう危険があるのです。

もっとも、安易に破産する人が増えてきたので、免責も厳しくなっているようです。これから手続きをする人はがんばってください。僕は応援する立場です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご無沙汰しています (TK)
2007-06-08 14:56:04
少しの間、ご無沙汰していました。お元気でしたか?
色々大変でしたね。
私も、色々大変でした。破産管財人がついてしまい、やっと、申し立てに、たどりつきました。
これから、どうなるか分かりませんが、頑張っています。なんだ、かんだ、一年かがかりです。
早く、決着して欲しいです。
これからも、ブログ拝見させてください。失礼します。
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お久しぶりです (komatte)
2007-06-08 23:20:58
午後にも拝見しておりましたが、今帰宅しました。申し訳ございません。

確かに色々あり、大変ではありました。申し訳ありません。

管財事件は大変だったでしょう。お察しします。ただ、管財事件のほうが免責は確実と伺っております。待つのはご心労大変だとは思いますが、頑張ってください。

またコメントくださいね。
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