【写真:ベルリンのマックにて(17/04)】
旅程
《17/04/06 ケルン→ベルリン 続き》
日中 ケルン観光
20:05 Germanwings 4U018便でケルン発
21:11 ベルリン着
ケルンを飛び立ったGermawingsの飛行機は、わずか50分弱でドイツを横断し、ベルリンに着陸。着陸の直前、Iは地上を見下ろしながら「こんなところに友達いるんだよね。」と感慨深げ。ここには、今回の旅行で会う最後の友達、Hが留学している。
Hは空港まで迎えに来てくれていた。あまりに久しぶりに会うので何から話して良いか私は分からず、とりあえず記念撮影。電車とトランバーイを乗り継いで中心部へ向かう。
Hは大学の同じ学類の友達。高校の頃から理系で、今も開発系のゼミに所属している、国際の中では貴重な存在。一見おとなしそうな印象を受けるが実はかなりアクティブな人物。ドイツ留学はI、私と同様語学習得が目的で、私達の間には、何をするにも外国語の素養は必須であるという共通の認識がある。
「バルト海のステッティンからアドリア海のトリエステまで...」チャーチルはフルトン演説でいわゆる「鉄のカーテン」に言及したというが、実はHは、ステッティンとトリエステを結ぶ線より西にあって唯一「東」だった地域に住んでいるという。Iも私も、Hは「西側」に住んでいるとばかり思っていたから意外だった。ということは、この付近で旧「西側」に留学している同期はフランスのIとオランダのNだけで、あとの5人(ロシアのA子(=3月に帰国)と私、チェコのM、ポーランドのO、そしてベルリンのH)は旧「東側」に留学していることになる。今さら東、西なんて全く無意味だが、5対2で東側留学組が多いことにIは憤慨していた。
ベルリンでの2泊はHのアパートに泊めてもらうことに。この日の夜は遅くまで3人で話した。中でも主な話題は言語について。ラテン系、ゲルマン系、スラヴ系と、3人ともそれぞれ異なる系統の言語を学んでいるため、それぞれの言語が一体どんなシステムを持っているのか情報交換するのは大変面白かった。中でも私が興味を持ったのはドイツ語の格変化について。ドイツ語には4つの格があるというが、具体的にどう変化するのか、例を挙げて説明してもらった。格変化というものがほとんどないIは何の事やらという顔をしていたが、格変化に限らず、3言語ともそれぞれ独特の複雑なシステムを持っているということが分かり、非常に興味深い会話だった。
ちなみに東側が多いことに憤慨していたというか、あれはただそのレアな事実に興奮していただけです。まあでもわが国際には西の巣窟であるアメリカ留学組諸君がたくさんいるから西側がマジョリテだね。まあ昔のお話だけど。
あと、ベルリンのマックはすこし味が違ったようなきがする。オランダでのバーキン、モスクワでのマック、パリ、ベルリンのファーストフードを比べると、パリとモスクワのが一番おいしいような気がします。でもモスクワではビックマックセットが400円しないくらいでたべれたから天国だったな。パリでは1000円です。マックに1000円はさすがに出せないからひさしぶりのビッグマックが本当においしかった。
かってにモスクワまだ進んじゃってごめんなさい。では続きをまた待ってます。
諸事情により(詳しくはメールにて)ブログの更新がゆっくりゆっくりになっているけど、ようやくベルリンまで到達しました!
Hも「東」と知ったときの君の驚き様はすごかったね。西の巣窟アメリカ留学者も数に入れちゃったらちょっと面白くないから、東がmajorityでいいじゃない!しかも東留学組みはみんなロシアに来るんだよ。このソユーズ(団結、連帯)の強さ、いかにも東らしくない(笑)?
モスクワのマック、そんなに気に入ったのかぁ。俺にとってはあの値段が普通だから、日本に帰ったらまともに暮らせないかもな(笑)。値段といえば、パリの物価の高さには参りました。そういえば君はそんなところで暮らしていたんだなと思うと、心から同情したくなります。
また頑張って続けるのでよろしく!