人生道場

お互いに悩みや考えを述べ合い、それぞれの人生の糧にしませんか。

集団自殺に思う(「生」を大切に、死して花実は咲かない)

2004-10-13 13:54:01 | Weblog
昨日、集団自殺のことが報道されていた。みなさん、若い、残念なことである。
当然、ご本人達にはそれぞれ其れなりの理由のあることだろう。ご冥福を祈りたい。

しかし、まだ、生きてる我々は、もっと真剣に「生きること」「死ぬこと」について
考えるべきではないのだろうか。我も人もそれぞれの「命の大切さ」を考えるべき
ではないのだろうか。

「死にたい」「今死ねたらどんなにか楽だろう」と私も思ったことは1度や2度では
ない。そう思ったり、頭を過ぎった人は沢山おいでになるのではないだろうか。
しかし、縁を受けてこの世に「生」を受けた以上、好む好まざるに係わらず、
我々は「生きる義務」を負っているのではないのだろうか。
例え、今が暗闇であっても、生涯暗闇ではないはずである。必ずや夜明けは来るはず、
である。それを信じて日々を生きることこそ大切ではないだろうか。
若くて死するは国家的損失である。
この世に生きてこそ花実は咲いても、決して死んで花実は咲かないのである。
「若き人よ、若き命を散らすことなかれ」、そう願わずにはいられない。
亡くなった方々のご冥福を新めてお祈り申し上げます。