いつかオトしてやる!

最近久々に恋しました。相手はなかなか手ごわいです。戦闘開始!

341.右側だけホカホカ

2006-12-21 00:00:01 | 戦闘日誌
前回の続きです。

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イルミネーションの公園へと向かう前に

近くのショッピングタウンへ寄った。

暖かい飲み物を買うためだ。


飲み物を買うのが目的のはずがヤマダ電機へ入る。

彼は<Wii>のために大きいTVが欲しいらしい。

あほ・・・(苦笑)

私はお決まりのパソコン自作コーナーを物色。


彼を探し店内をウロウロ。たぶんあそこだな・・・

いた!やっぱり ww 

マッサージ器の所にちゃっかりと座っている彼。


『これすごいぞ~、気持ちいい~』

『はいはい、アタシちょっとコテみてくるね』


ストレートヘアの私。巻き髪に憧れる。

ちょっと巻いてみたいな・・ でもな・・ と以前から思ってた。

やっぱり今日も買えなかったのだけど w


店を出て公園へと向かった。

満車かと思ったら運よく空いていた。


『うわぁ、綺麗やねぇ~!』


公園の木が光の木になっていた。

ドラえもんやらピカチューやらの光のオブジェもたくさん。

当然ながら露店も並んでいた。


『甘酒、買お~♪ あ、アルコール大丈夫かなぁ?』

『酒かすくらい大丈夫やろ~』


じゃがバターも購入。よく食べる人 w


『よう食べるねぇ・・』

『こないだは何食べたっけぇ?』

『たこ焼きとドテ丼とおでんっ

 ところでこれは何ご飯?』


『おやつ』

『(笑)』


などといいながら私もチョコバナナにかじりつく(笑)


『それだけ食べれは大きくなれるわっ』

『大きくないもんっ、大きいのは気だけっ』

『お尻も乳首もデカイやろ~!』

『乳首ぃ~!ムカツクぅぅ

 ・・・ つか、アタシの乳首、大きい?』


『知らんわ、言ってみただけやわ~

 アンタに言うと真面目にとられるでイヤや』


『ムカついた。こうなったら他の人に見てもらお』

『銭湯とかで他の女と比べてみればいいやろ~』

『だって銭湯は女の人っていってもおばあちゃんとか

 ばっかやから判らんっ。男の人に見てもらお~♪』


『見せたら舐められるわっ』

『いいもんっ、そしたら舐めて♪っていう(笑)』

『ムカついた~!』


ダ~ッと走り出す彼。 

ε=ε=ε=(┌`)┘

も~っ・・ 面倒なので追いかけない w


歩いていくと彼が止まっていた。


『たまには走れよ~』

『走らんもんっ』

『はぐれるやろ~、はいっ』


腕を差し出す彼。


『め~ずらしぃぃ』

『もう二度としんっ』

『ウソウソっ』


彼の腕にしがみついた。



公園中が光に包まれて綺麗だった。

光の中を歩く二人。なんて素敵♪


外は寒いけど右側だけはホカホカだった。






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340.ライブの誘い

2006-12-21 00:00:00 | 戦闘日誌
前回の続きです。

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車を走らせカフェに着いた。

古い蔵を改造してあるお洒落なレトロな感じのカフェである。

1階は陶芸教室と器のお店。2階がカフェ。

ここも昔の同僚と仕事帰りによく来た場所。


『タッちゃん、びっくりするでぇ』

『何が?』

『いるかなぁぁ~、いわお君』


引き戸を開けて店の中を見渡す。

いたっ!大きくなってる~!

ゾウガメの「いわお君」 扇風機型のヒーターの下にいた。


『お~~!すごいぃ』

『すごいやろ?いわお君っていうねんで

 なんか大きくなった気ぃするわ~。

 久しぶりやなぁ、いわお君、会えて嬉しいわ』



2階への階段を上がる。

木で出来ているためミシミシと音をたてる。

そこがなんとも味わい深くていい。


彼はタピオカ入りのアイスオーレの

ような飲み物とハニートースト。

私はキャラメルケーキにフレーバーラテのキャラメル。

キャラメルづくしの甘あま・・・ 


ふざけたり、面白おかしく色々な話をする彼。

私を元気付けるようにしているのがなんとなく解る。


彼の前ではいつも笑っていようって決めたじゃない。

私が彼に出来ることはいつも笑って元気でいること。


カフェでの何気ない時間が過ぎていく。

自然とココロが落ち着いていく。


会計を済ませ下へと降りた。


『ちょっとトイレに寄っていくわ』


彼がトイレに入ろうとすると店のご主人に声をかけられた。


『ライブ、どうですか?』

『あぁ、さっき気になってたんですよ~

 でも平日やもんなぁ~ 2月だし・・・』



サックスのライブのポスターが貼ってあった。

彼は自分でもサックスを持っている。

サックスが大好きなのである。


ご主人とサックス話に夢中な彼。

トイレに行くのすっかり忘れてる w

私は店の中にある器を見たり、作業をしている

従業員さんを見てボーッとしていた。


『お~いっ、聞いてねぇなぁ~』

『え!?』

『ライブ、一緒に行く?』


2月1日 18時半開演のライヴ。


『え~、タッちゃん、そんな時間に行けるのぉ!?』

『だって休みとるもんっ』

『休むのぉ~!?アタシは・・月初やし休めないけど

 会場近いし、たぶん大丈夫やと思うわ』


『じゃ、2枚くださいっ』


ライブのチケットを2枚購入。



車に乗り込み彼が言った。


『買うつもりなかったんやけどなぁ~(苦笑)

 行きたいけど2月やし雪降るし、どうしよ~って。

 でも休みとればいいやって思って(笑)』


『好きやもんね』

『大して行きたくないやろ?』

『そんなことないよ、アタシもこういうの好きやしっ』



ライブより何より彼が私を誘ってくれたことが嬉しかった。

2月1日。今から1ヶ月以上先。先の約束って嬉しい。



『お腹すいた?』

『(笑)すくわけないやろ~!今食べたばかりやん~』

『じゃ、○○公園に行ってみる?』

『え?』

『イルミネーションやってるやろ』

『あ・・ いいよ、行く。行きたい』


イルミネーションの会場へと向かった。





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