いつかオトしてやる!

最近久々に恋しました。相手はなかなか手ごわいです。戦闘開始!

332.勝手な妄想癖

2006-12-16 02:17:27 | 戦闘日誌
12/11(月)


今日からまた月曜日。仕事だ。頑張らなくちゃ。

いつものように支度をし外へと出る。

帰店したのが17時。

店に入りロッカールームに行くとパートさんが帰るところだった。


『・・・もしかして合わん?』

『うん、合ってない。振替が8,246円』

『マジぃぃ~!?何やろ~?振替ぇ?

 アタシ、昼に何かあったかなぁ、うぅ~んと』



久しぶりに勘定があってないらしい

営業室に入ると皆が伝票を加算機に入れていた。

伝票を入れなおしても見つからない・・・

うぅぅ~~ん _| ̄|○


結局、預金係のMちゃんの単純な

ミスと判りめでたし♪めでたし♪

お腹がペコペコってことで支店長の

おごりでご飯をご馳走になり帰宅した。


帰宅してしばらくすると・・・


0:30

ブ~ッ、ブ~ッ

携帯のバイブの音だけがする。

あ、しまった。トラぶってたからマナーのままだった。

彼からだった。


『やっと繋がったぁ~』

『ごめん、ごめん、今日さぁ、勘定合わなくてさぁ

 遅くまでやってて大変やったのぉ。

 あ、っていってもこんな時間まで仕事してたわけやないけど

 やっと繋がったぁってさぁ、自分は平気でシカトするくせにぃ』


『電話、知っとったんや』

『ずっとマナーにしてたから気付いてなかったの』

『俺、そっちに行ったんやて~』

『え!?そうなん?何時ごろ?』

『俺が行ったの11時半過ぎやぞ、オマエ、俺に嘘ついとるなぁ』


ブチッ ツーツーツー

も~~~っ!何なのよ~ 凸(`、´メ)

かけ直してもすぐに切られる。何度目かの後には

すぐに留守電に切り替わった。電源を切ったのか・・・

頭に来たので連続して3回、伝言を入れた。


も~!何なん~!訳わからんっ!勝手に解釈して

 切るなっちゅうにっ!勘定合わなくて遅くまで会社にいたのっ

 それで遅くなったからご飯おごってもらったのっ、支店長にっ!

 で、帰って来たのはさっきっ!


電話は営業室にいるときはマナーにしてあるから

 そのままバタバタしててマナーのままやったのっ


もっとアタシを信用してっ!


本当に頭にくる~~!!


0:50

Check baby Check baby 1 2 3
<BENNIE K Puppy Love feat.GIPPER(NORA)>

電話がきた。


『も~~っ!留守電聞いたのっ!?』

『聞いた・・・ 2つまで聞いて怖くなってやめた』

『勝手に解釈して怒って切るなっちゅうにっ』

『電池切れたのっ、で、慌てて帰って来たのっ』

『それにしても切ったやんかぁ~!めっちゃ

 ムカツクわ~~怒ってんねんでぇ~!』


『ごめんなさいっ』

『まったくぅぅ』

『しょうがないやろ~、心配するとホント妄想癖が

 出るんやでぇ~!』


『勝手にヘンな妄想せんといてぇ』

『ごめんなさい~~』


彼がTV電話に切り替えた。


『ちょっとぉぉ、さっき顔洗ったからスッピンやねんて~

 お願いやからTV電話はやめてよぉ』


『スッピンいいやん。見たい』


仕方なく顔を表示させた。


『かぁわいいぃぃ』

『お世辞ゆってもアカンよっ』


彼が自画像を代替に切り替えた。

キャラクターがペコペコと頭をさげている。


『ごめんなさい~』


次は「拾ってください」って紙を貼った段ボールに入って

泣いているキャラ。


『さっきの俺状態~』

『はいはい、アタシなんていつもそんな状態やで』


この後はいつもの通り普通の会話をしていた。

そして今日寝坊した彼のために明日の朝モーニングコールを

してあげる約束をして電話を切った。



本当に勝手なんだから・・・

いつも勝手に解釈する彼。クールなんだかホットなんだか(苦笑)

さっきはすごく頭に来たけど今の気分は悪くない。

アタシも単純だな・・・ 






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331.気分は少しプリンセス

2006-12-16 02:14:29 | 戦闘日誌
前回の続きです

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外は風があって寒かった。

『寒ぅ~』

『そんな格好してくるでやろ~』

『だってイルミ見に連れてってくれるなんて

 一言も言わへんかったやんかぁ~

 知ってたらスカートやなくてジーンズにしてたわ』



などど文句を言い合いながらも彼の腕にしがみつく。


露店が並んでいた。

やっぱり私たちって色気より食い気?

おでんにドテ丼、たこ焼きを買って食べる。

寒い中で食べる暖かいものっておいしい ( ̄¬ ̄*)


『ねぇ、これって何ご飯?』

『ん?おやつ』

『よかった、これ夕飯かと思ったわ』


彼といると大食いの私も復活する(苦笑)




そしてタワーに登った。

タワーからみる地上はすごく綺麗だった。


イルミネーションは物語になっていた。

女の子が真っ暗になってしまった空を星の神様の所へ

鍵をもらいに行き星空を復活させるというもの。


イルミネーションと夜景で外は宝石箱の様だった。

宝石箱と隣には王子様(笑) 気分は少しプリンセスwww



タワーを降りてイルミネーションの広場へと向かった。

一面が光の海。すごく綺麗だった。




『タッちゃん、めっちゃ綺麗やねぇ~、写真撮っとこ』

『写真撮ったろか?』


彼が自分の携帯を取り出した。


『ううん、いいの。自分で撮る』


彼の携帯に自分の画像が残るのが嫌なのだ。



公園を後にし家へと向かった。


『めちゃ綺麗やった~、連れてきてくれてありがとう』


途中、彼の会社のすぐ近くのラーメン屋による。

うちの店の同僚がおいしいと言っていた店なのだが

麺が太くてあまりおいしくなかった。

ラーメン屋を出てすぐ側にあったパステルで

なめらかプリンを2個買って車の中でデザートタイム。


その後はフィギュアとかゲームとか古着とかが

売っている「何でも屋」(笑)により物色。


さらにその後には釣り堀に行って1時間ほど釣り。

釣りなんて久しぶり。元旦那が釣り好きだったため

よく一緒に釣りに行ったものだった。

釣り堀の釣りは鯉釣り。釣果は2匹VS2匹のドロー。


釣りを終え家へと車を走らせる。


『アンタって何でも出来るんやなぁ』

『え?何にも出来へんよ』

『釣りも出来るし、編み物も出来るし、料理も出来るし

 大体のこと何でも出来るやん。大した女やわ、アンタは』


『大したこと出来てへんやん、誰でも出来るしっ』

『ホントにアンタは~!ケツがデカイとか俺が適当に言う

 マイナスのことは聞き入れるくせにイイコトは否定するんやで~!』


『うぅぅ~、ごめん~~』


本当だね、どうして素直にありがとうって言えないんだろう

しずくのアホ。


家が近づいてきた。


『今日も・・泊まってく?』

『今日は帰る。目覚ましかけっぱなしでさ、うるさいやろ

 昨日の朝からずっと鳴っとるんやぞ~

 それとマリモの水、換えんとアカンで』


『マリモぉ?そんなんしょっちゅう換えるもん?』

『1週間に1回換えろって書いてあったもん』

『ふぅぅん、そうなんやぁ』

『ちょっとここで休憩してこ、ホテル砂利』


いつもの家の近くの消防署の脇の砂利の駐車場。


『はい、おいで』


ブーツを脱ぐ


『ブーツ脱ぐのぉ?』

『だって脱がな、そっちへ行けへんもん』


しばらく彼に抱っこされていた。

眠そうな彼。


『タッちゃん、眠いんやろ。もう行こ』


そういって助手席に戻った。

今日は私の車であったためベンチシート。

助手席に戻った私の膝の上に寝転ぶ彼。


『たまには甘えよ~っと』

『甘えよ~じゃなくて寝よ~やないのぉ(笑)』


彼の頭をなぜる。甘えてくる彼が可愛かった。愛しかった。

そのまま寝てしまいそうになる彼。


『タッちゃん、寝たらアカン。帰るんやろっ

 また中途半端になるから。途中で寝てまうよっ』



寝そうになる彼を起こし家の前まで来た。


『車、入れ替えな』

『うん、おやすみね、気をつけて。チュウしてっ』


チュッ ホッペにされた。


『も~っ。っていうかいつもアタシからチュウしてって

 言ってるもんなぁ、タッちゃんからされたことってない

 ような気ぃするわ~』


『今、しようかと思ったのにぃ。そう言われたからしないっ』

『はいはい、じゃ、気をつけてね』


チュッ 彼から唇へのチュウ



彼が車を降りて自分の車に乗った。

そしてそのまま走り去っていった。

彼の車がいなくなった後に自分の車を停め部屋へとあがった。



朝、出たままの部屋の中。

なんとなく彼の匂いが残っているような・・・

その夜は彼の着ていたシャツを抱きしめて眠った。






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