前回の続きです。
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お寺へ入りお寺の人に予約してあることを告げると
本堂の脇の部屋に通されここで少し待つように言われた。
申込書に彼が住所、名前を書く。私は名前だけ。
命日と何故水子になったかの理由も。
10月21日、流産と書いた。
お寺の人に尋ねられる。
『住所の読み方ですが・・何てお読みするんでしょう?』
『○○町と読みます』
『どちらのおうちの水子さんにされますか?』
『え・・』
彼と顔を見合わせる。
『タッちゃんで・・いいよね』
『森田家の水子さんということでよろしいですか?』
『はいっ』
住所とかどちらの家のとか聞かれるものなのね・・
しっかりとした供養とかご祈祷とか今までしたことのない私だ。
準備が出来たらしく本堂に案内される。
座布団が二つ並べられていた。
お坊さんが色々と説明をしてくれた。
お経が始まってから焼香をする。
涙がこみ上げる。
一生懸命ミニタツの天国での幸せを祈った。
ミニタツは50年間ここのお寺で供養されることになった。
お地蔵様がはいったお札のようなものと、木で出来たお札
小さいお札、杓文字、お供物をいただいた。
大きなお札は彼が持って帰ることに
小さなお札と杓文字は私が持って帰ることになった。
木の札は外にあるお地蔵様のところに
立てて水をかけてお参りするように言われた。
赤ちゃんを抱っこしたやさしい顔のお地蔵様。
アタシのミニタツも抱っこしてもらえるんだな・・
お参りをすませて車の中に乗り込んだ。
『大丈夫?』
『うん・・・ 大丈夫やよ』
『悪いけどこれちょっと預かっておいて』
『何で?』
『俺の部屋、掃除しんと置き場所がないで』
『アタシが預かってると掃除しんでイヤっ
側にあったらはよ掃除しよって思うやろ』
『そっか、そうやな』
いただいたお供物を二人で分けて食べる。
『これからどうする?』
『もう帰る』
『帰るの?ご飯は?また食べんつもりやろ~』
『食べるよ』
『ホントに帰るの?』
『・・うん』
『独りになりたい気分?』
『そういう訳やないけど・・』
『お茶くらいしていかん?』
『いいよ、じゃ近くにいいとこあるから行こう』
独りになりたいような、傍にいてほしいような・・
複雑な気持ちだった。
でも以前のような絶望的な悲しみの気持ちはなかった。
自分の中で、ココロの整理をつけて供養に望んだのだから・・・
(← 338) (340 →)
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お寺へ入りお寺の人に予約してあることを告げると
本堂の脇の部屋に通されここで少し待つように言われた。
申込書に彼が住所、名前を書く。私は名前だけ。
命日と何故水子になったかの理由も。
10月21日、流産と書いた。
お寺の人に尋ねられる。
『住所の読み方ですが・・何てお読みするんでしょう?』
『○○町と読みます』
『どちらのおうちの水子さんにされますか?』
『え・・』
彼と顔を見合わせる。
『タッちゃんで・・いいよね』
『森田家の水子さんということでよろしいですか?』
『はいっ』
住所とかどちらの家のとか聞かれるものなのね・・
しっかりとした供養とかご祈祷とか今までしたことのない私だ。
準備が出来たらしく本堂に案内される。
座布団が二つ並べられていた。
お坊さんが色々と説明をしてくれた。
お経が始まってから焼香をする。
涙がこみ上げる。
一生懸命ミニタツの天国での幸せを祈った。
ミニタツは50年間ここのお寺で供養されることになった。
お地蔵様がはいったお札のようなものと、木で出来たお札
小さいお札、杓文字、お供物をいただいた。
大きなお札は彼が持って帰ることに
小さなお札と杓文字は私が持って帰ることになった。
木の札は外にあるお地蔵様のところに
立てて水をかけてお参りするように言われた。
赤ちゃんを抱っこしたやさしい顔のお地蔵様。
アタシのミニタツも抱っこしてもらえるんだな・・
お参りをすませて車の中に乗り込んだ。
『大丈夫?』
『うん・・・ 大丈夫やよ』
『悪いけどこれちょっと預かっておいて』
『何で?』
『俺の部屋、掃除しんと置き場所がないで』
『アタシが預かってると掃除しんでイヤっ
側にあったらはよ掃除しよって思うやろ』
『そっか、そうやな』
いただいたお供物を二人で分けて食べる。
『これからどうする?』
『もう帰る』
『帰るの?ご飯は?また食べんつもりやろ~』
『食べるよ』
『ホントに帰るの?』
『・・うん』
『独りになりたい気分?』
『そういう訳やないけど・・』
『お茶くらいしていかん?』
『いいよ、じゃ近くにいいとこあるから行こう』
独りになりたいような、傍にいてほしいような・・
複雑な気持ちだった。
でも以前のような絶望的な悲しみの気持ちはなかった。
自分の中で、ココロの整理をつけて供養に望んだのだから・・・
(← 338) (340 →)
『うん・・・ 大丈夫やよ』
『悪いけどこれちょっと預かっておいて』
『何で?』
『俺の部屋、掃除しんと置き場所がないで』
『アタシが預かってると掃除しんでイヤっ
側にあったらはよ掃除しよって思うやろ』
『そっか、そうやな』
このやりとり・・・
結局ここまできても彼は逃げてるよね…
アタシは逃げてるとは感じなかったのです。
今週末、掃除するらしいけど・・
100年の恋も醒めるくらいに
汚いらしいからどうなんだか(苦笑)
ずっと携帯から見てたんだけどね・・・
まず、最初に
供養をするたっちゃん。諦めてほしいと言ったのに、なんで悲しんだり、供養に行くのだろう。
二人の間に少しでも、
たっちゃんは、「父親になる。認知する。」の
言葉があったのでしょうか?
ならわからんわけじゃないけど。
そして、そこに気づかないしずくちゃんは、
相当な純真な心の持ち主でしょう。
SEXもしたくて普通だと思う。
流産したからしてはいけないじゃないんよ。
妊娠は、神様のイタズラなんかじゃない。
健康な男女がそろって交われば、
あかちゃんができることぐらい学校で習ったよね。
第二のミニタツを出したくないのなら、
ゴムをつけるなり、ピルを飲むなり、
それなりの避妊方法あるの知ってるよね・・・?
で、避妊ができないのなら、
今後出来たらどうするのか?
ちゃんと話合ってほしい。
誰のためでもない。
天国に行ったミニタツと新しく命を授かった未来のミニタツのためだよ。
誰よりも愛してるミニタツのことだから、
理解できるよね?
そして、天涯孤独について。
もし、この先たっちゃんをオトしたとしよう。
そして、一生一緒に居ることとしよう。
そんな中、そんな考え持ってたら、
大好きなたっちゃんに悪くないか?
血がつながった人でも他人と考えるしずくちゃん。
ってか、血のつながりがほしかったから、
ミニタツの存在が嬉しかったって前言ってなかったけ?
なのに、それでも他人って。
オカンが悲しむから死なないって、それでも他人って。
どうなんだろうか??
ここ最近、ちゃんと連絡もくれてるようだけど、
彼女と別れて、
自分に近くにいるしずくちゃんに連絡してるのでは?って思ってしまう。
私がしずくちゃんなら、そこに気づいて聞いてしまうな。
だって、前よりもオトせる障害がひとつ無くなったんだもの。
楽しい気持ちはわかるけど、
触れなくてはいけないこともあるよ。
しずくちゃん・・・
本気で彼を手に入れたいと思ってるなら、
もっともっと色んな角度で彼をみないとダメだと思う。
お久しぶりぃ。
見難いやろうに携帯から見てくれててありがとう。
確かに「父親になる。認知する」の言葉はないけど
彼には彼なりに想うところがあるのだろうと思う。
アタシは・・ 全然純真じゃないよ・・
これからSEXするのなら今度は
きっちりと避妊します。
血の繋がった人間でも他人と思えてしまうのは・・
父親のせいなのだろうね・・
どうして最近連絡をくれているのか彼の本心は謎。
確かめようと思うような確かめたくないと思うような・・・
複雑だな(苦笑)
たくさんの言葉ありがとう。
ごめんなさい。
判りませんでした。
アタシ、かなりニブいんです(苦笑)
でも・・・ maitotoちゃんは・・
皮肉なんて言わないと思う。
自分の思ったことはハッキリと言う
真っ直ぐな女性なので・・
そうアタシは思ってます。