京都アニメーション製作によるアニメ化でCLANNAD熱が再燃している昨今。原作ゲームと周辺アイテムについてまとめてみました。
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CLANNAD -クラナド- 発売日:2006-02-23 (PS2) |
CLANNAD(クラナド) 発売日:2008-05-29 (PSP) (PSP版のレビュー書きました。こちらをどうぞ。) |
CLANNAD(クラナド) 特典 ドラマCD「光見守る坂道で」付き 発売日:2008-07-17 (Xbox 360) |
CLANNAD FULL VOICE 発売日:2008-02-29 (Windows) |
CLANNAD ベスト版(通常版) 発売日:2009-07-30 (PS2) |
美少女ゲームにカテゴライズされていますが、泣けるゲームとしての評価が高く、恋愛ゲームというより、普通に小説を読む内容といっても良いでしょう。
原作をプレイするのなら(主人公以外)フルボイスであるPS2版が断然お勧めです。
(2008年2月にPCでもフルボイス版が予定されています。気になる方はチェックしておきましょう。)
PS2版はちょっとえっち気味なセリフなどが一部削除されているみたいですが、変更点を見つけるほうが難しいほどの、わずかな違いでしかありません。PC版も全年齢対象です。
主人公「岡崎朋也」の物語は、高校3年生から始まり、卒業、社会人時代へと移り変わり、家族を持つまでにいたるという半生を描いた長大なものです。
メインヒロインは5人ですが、その他サブキャラクター10人以上に何らかのエピソードが用意されています。男女問わず、朋也が関わるほぼすべての人物が攻略対象であるといってもいいのが特徴です。
エピソードは、「恋愛もの」「学生時代の恩師のもの」「社会人としての厳しさを含むもの」「子育てに関わるもの」など広範にわたります。学生の方にとっては、朋也の人生を見ることで将来について考えることがあるかもしれませんし、社会人の方にとっては人生を振り返る材料になることもあるかもしれません。
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CLANNAD Original SoundTrack 発売日:2005-01-28 |
私はこのサントラ、ゲームを未クリアの頃から聞いていました。最初は、アルバムとして収録曲に統一感が感じられず、初めは聞き方がよくわからない印象でした。でもクリアした後で聞くと、必携のアイテムになってたりします。
原作は攻略対象キャラが10人以上いたり、学園編の後に社会人編(AFTER STORY)があったりと、物語の季節も時代も、時と共に移り変わっていきます。原作シナリオの広がりが膨大なもんだから、いろんなベクトルを持った曲たちが集まっているわけですね。
というわけで、原作ゲームをプレイしないと、このアルバムのホントの価値はわからないような気がしました。
原作ゲームはとてもボリュームがあるため、私は正直、途中でクリアをあきらめようかと思うときもありました。しかし、このアルバムで聞いた最終エンディング曲「小さなてのひら」がどのように使用(演出)されているのかがとても気になったのでTrue Endまでがんばることが出来ました。
私にとっては、CLANNADをプレイし続ける原動力になったアルバムでもあります。ちなみに私は、当時1日2~3時間のプレイを週に2~3日、のペースでCLANNAD(PS2版)をプレイしていましたが、True Endまで7ヶ月かかりました。(^_^;)
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CLANNAD‐クラナド―公式コンプリートガイド 発売日:2006-02 |
長大なシナリオ、さまざまな仕掛けを持つ「ゲームCLANNAD」。
この本にはそのTrue Endに到達するための、必要な選択肢が全て記載されています。記載されている順番にゲームを進めるだけで誰でもクリアできます。
もちろん、そうするとゲーム性は無くなってしまいますが、
「ビジュアルノベルとしてCLANNADのシナリオを読めればいい人」、
「膨大なプレイ時間を少しでも短縮したい人」、
「長い、複雑、忙しい、時間が無いと、興味があるのにCLANNADを敬遠している人」
にお勧めします。
ちなみに本書のイベント解説の中には、事実(ゲーム本文)と異なる内容を記述したものがいくつか見うけられます。逆にネタバレの心配が少ないのですが、ちょっと残念。
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CLANNAD-クラナド- ビジュアルファンブック (MAGICAL CUTE) 発売日:2004-09-30 |
麻枝准氏を始めとした原作スタッフインタビューの読み応えがあります。
また、ほぼすべてのイベント画が載っており、クリア後に物語を思い出すのに便利です。クリア前に読んでしまうとネタバレ度が高いので注意が必要です。
「幻想世界」の全文が掲載されているのも見返すときうれしいです。
攻略情報も記載されています。
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智代アフター ~It's a Wonderful Life~ 初回特典版 発売日:2005-11-25 (Windows) |
智代アフター ~It's a Wonderful Life~ CS Edition 発売日:2007-01-25 (PS2) |
CLANNAD本編のヒロイン、坂上智代シナリオのその後を描いた作品。本編と比べると短い物語ですがCLANNAD本編より難解であります。いわゆる「行間を読む」という能力が読み手に必要かもしれません。
ですが、シナリオライターの麻枝准氏が「やりたい放題やりたかった」というだけあって、作品にこめられたメッセージはかなりのもので、「困難に立ち向かう力」というものが描かれています。
クリア後は、バーチャルな存在と分かっていながら、「智代がいるから、困難に出会っても僕はがんばれる」という気にさせてくれます。
出来れば、PC版(18禁)をお勧めします。終盤で朋也と智代のつながりがより深く感じられます。「えっちシーンですら涙が出る」ってすごいことなんだなぁと衝撃を受けた作品です。(^^;)
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智代アフター コンプリート ビジュアルファンブック 発売日:2007-06-01 |
PC版とPS2版の違いがイベント画を含め網羅されています。「PC版とPS2版の片方は持っているけど、もう片方は買うべきか・・・?」と迷っている人は、これがあれば他は必要はないかもしれません。