ここえのいまさらブログ

食玩,コレクショントイ,トレーディングフィギュア,フィギュア,模型,プラモ,ゲームなど趣味を気ままにつづる・・・。

初心忘るべからず。「こえでおしごと!」第2巻限定版

2009-07-05 09:44:31 | アニメ・コミック・ゲーム

紺野あずれ 氏によるコミック「こえでおしごと!」の第2巻。CD付き限定版の感想レビュ~。

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なにこのまんが?

とあるエ○ゲー会社社長の姉の計画にはまり、声優のお仕事をするようになった主人公「青柳 柑奈(あおやぎ かんな:16歳)」。
そんなエッチなゲ-ムなんてプレイしたことない、純情無垢な女子高生が、周囲の期待を受け、立派な声優さんになるために奮闘する(させられる?)ハートフルコメディコミック。
演技上、伏せ字が必要なセリフが連発するようなストーリーですが、
べつに陵辱系ではない。・・・はずである。

声優さんのお仕事の苦労と、ゲーム制作の裏側が垣間見える場面や、
予備知識もなくエロな美少女ゲームに触れたときの柑奈ちゃんの素直な反応が素敵な作品。

「声優さん、ほんとにありがとうございます。いつも応援しています」
「あぁ、おれっちがこの手のゲームを初めてプレイしたときも、柑奈ちゃんと似たような感想や疑問を感じたな~~」

と、自身の今昔物語をも思い出させてくれる一品。
アニメ好き、エ○ゲー、美少女ゲーマーなら、読んで損なしとおもいます。

1巻に慣れちゃうと、2巻の内容のほうはややインパクトに欠けるような気はしますが、2巻には「深いぃ~~」お話がいろいろ散らばっていると思います。

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おまけのCD

Koede2_02

限定版の特典は、
MOSAIC.WAV
というアーティストによって書き下ろされた、「こえでおしごと」のイメージソング『魔法のおしごと』が収録されたCD。カラオケVer.付き。

通常版とお値段は380円しか変わらない素敵なサービス。

なんか、シッソウ系アップテンポテクノハウスポップ?(^^;)なチューンで、ノリよいナンバーとなっております。
それでいて、「サビの中央部分にある伸びのあるシンセのところ」では、青春の甘酸っぱさほろ苦さも感じさせる、さわやかな曲でもあります。

た・だ・し。
歌詞には放送できない単語が連発されていますので、伏せ字だらけです。
( ̄□ ̄;)
・・・「わたしのお○○○に~(中略)~あついせ○○○をもっとそ~~(以下略)」みたいな。
・・・コミックのセリフ内容と同じです。
まさに、「こえでおしごと」専用イメージソング!?

○○○」の部分には手拍子などを被せて、ヴォーカルは発音せずに歌っています。

カラオケ版には手拍子は入っていませんので、
もし、仮に、万が一、歌うとき、発音するかは貴方しだい。
周りの人が協力して声をもみ消す作戦もあり?

歌詞カードに「柑奈ちゃん用」と、
(劇中に登場する日置のお兄ちゃんの)指定書きが描かれているのもポイントです。

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ついでに

このコミック、カバーを外すとキャラ紹介がされています。
第一巻では柑奈について書かれていましたが、
今回は、「青柳弥生」と「日置長俊」でした。これもサービスですね。

巻末にはなんと、7ページにわたるあとがきが書かれており、この漫画が出来る苦労エピソードや、作者氏がMOSAIC.WAVとご縁をむすぶ過程が綴られていました。
本編同様におもしろかったです。

コミック購入特典として、「柑奈&文花の恥ずかしい声」をオフィシャルHPからダウンロードするためのパスワードが帯についているのですが、配信が開始されるのは2009年7月26日からだそうです・・・。結構先ですね。
もしかして、
「コミック2巻が売れたら豪華な声優さんを起用しましょう」とか、
「売れなかったら、ギャラが払えません」とか、
事情があるのでしょうか?ワニブックスさん??

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今日は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の地上波放送日(でした)

2009-07-03 04:31:46 | その他いろいろ

レオナルド・ダ・ヴィンチは、かの「モナリザ」に生涯にわたり筆を入れ続けたという。

「作品」を完成させる、という作業は困難なものです。
芸術家、クリエイター、いろんな人がいろんな作品を創造し、世に出していく。
その中で、「完成」にたどり着くことが出来た作品はいくつあるでしょうか?

自分で何かを作り、「完成した」、との判断はつくり手がしていいのですが、完全な「完成」作品を作り上げることが出来たという人は恵まれています。
・・・お金も、環境も、技量も、精神も、肉体も、技法も。
それはとてもとても幸せなこと。

予算、納期、生活のため、「これで完成としておこう」という場合も多くあることでしょう。
(そういったバランスをうまくとるのもプロの技であるが)
数年後、自身と世の中の経験が増え、価値観も能力も変わってしまったとき、過去の作品を見て、
「こうしたほうがもっと良かったかな~?」
「ここはこうしたかったね。なんであのとき思いつかなかったんだろう?」
なんて思うこともよくあること。

時間が止まらない限り、「(現在の)人知を超えるもの」というモノがあるわけで、「何かを完成させる」ということは世界の創造主でない限り無理なのかもしれません。

「完成とは人の感性を超えた彼方にあり」
・・・なんて、カッコつけようとして逆に意味不明になる私。

そんなとき、「Ver.2」とか、「リバイバル」とか、「ディレクターカット」とか、「リメイク」とか、「セルフ(他人がしてもいいけど)カバー」とか、補完していくのでしょう。

「商業作品」としてはアップデートの機会が極端に限られるわけですが、
「芸術作品」なら作者の希望する限りのアップデートが可能です。・・・恵まれていれば。

エヴァもTV版、旧映画版、レーザーディスク、DVD(リマスター)、ヱヴァ、とバージョンアップしてきました。
「商売」としてのアニメでは考えられない回数のアップデート。
まあ、某監督の頭の中にはしっかりとしたビジョンがあって、それを「他人に伝達する手段」が現在の世の中にない(つーか魂を共有しない限り無理)だけかもしれませんが。
ってことで、エヴァはこれからも芸術的「完成」を目指しアップデートをしていくのかもしれません。

ユーザーとしては、「買い時」にひじょ~~に迷いますが。

「未完成の群体としてのヒトではなく、ひとつの完全な単体としてのヒト」を目指す(?)人類補完計画の手法なら「時間」さえも超えられる何かが出来るのでしょうか?
・・・大変そうですけどね。一人ですべてのwebページや図書館の本を読破&吸収しないといけないようなものですね。
それとも全員の脳をケーブルでつなぐか???
それでも、「世界とリンク」することは出来ないわけで、未知のものはどう補完するのやら。(^^;)

ともあれ、ヱヴァは恵まれていますね。作り手にも、ファンにも。

「ていうか、エヴァとヱヴァは別作品じゃん!一緒に語ったりして損したー!」
と後悔するときが来る可能性もあるのですが・・・。
新劇場版が今後どう展開していくかわかんないし・・・。
また十数年後には「新・新劇場版」とか造られるかもしれないし・・・。

ま、とりあえず今日はTVを見るって事です。

あれ?今日オレは何の話をしてるんだ?

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