紺野あずれ 氏によるコミック「こえでおしごと!」の第2巻。CD付き限定版の感想レビュ~。
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なにこのまんが?
とあるエ○ゲー会社社長の姉の計画にはまり、声優のお仕事をするようになった主人公「青柳 柑奈(あおやぎ かんな:16歳)」。
そんなエッチなゲ-ムなんてプレイしたことない、純情無垢な女子高生が、周囲の期待を受け、立派な声優さんになるために奮闘する(させられる?)ハートフルコメディコミック。
演技上、伏せ字が必要なセリフが連発するようなストーリーですが、
べつに陵辱系ではない。・・・はずである。
声優さんのお仕事の苦労と、ゲーム制作の裏側が垣間見える場面や、
予備知識もなくエロな美少女ゲームに触れたときの柑奈ちゃんの素直な反応が素敵な作品。
「声優さん、ほんとにありがとうございます。いつも応援しています」
「あぁ、おれっちがこの手のゲームを初めてプレイしたときも、柑奈ちゃんと似たような感想や疑問を感じたな~~」
と、自身の今昔物語をも思い出させてくれる一品。
アニメ好き、エ○ゲー、美少女ゲーマーなら、読んで損なしとおもいます。
1巻に慣れちゃうと、2巻の内容のほうはややインパクトに欠けるような気はしますが、2巻には「深いぃ~~」お話がいろいろ散らばっていると思います。
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おまけのCD
限定版の特典は、
MOSAIC.WAV
というアーティストによって書き下ろされた、「こえでおしごと」のイメージソング『魔法のおしごと』が収録されたCD。カラオケVer.付き。
通常版とお値段は380円しか変わらない素敵なサービス。
なんか、シッソウ系アップテンポテクノハウスポップ?(^^;)なチューンで、ノリよいナンバーとなっております。
それでいて、「サビの中央部分にある伸びのあるシンセのところ」では、青春の甘酸っぱさやほろ苦さも感じさせる、さわやかな曲でもあります。
た・だ・し。
歌詞には放送できない単語が連発されていますので、伏せ字だらけです。
( ̄□ ̄;)
・・・「わたしのお○○○に~(中略)~あついせ○○○をもっとそ~~(以下略)」みたいな。
・・・コミックのセリフ内容と同じです。
まさに、「こえでおしごと」専用イメージソング!?
「○○○」の部分には手拍子などを被せて、ヴォーカルは発音せずに歌っています。
カラオケ版には手拍子は入っていませんので、
もし、仮に、万が一、歌うとき、発音するかは貴方しだい。
周りの人が協力して声をもみ消す作戦もあり?
歌詞カードに「柑奈ちゃん用」と、
(劇中に登場する日置のお兄ちゃんの)指定書きが描かれているのもポイントです。
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ついでに
このコミック、カバーを外すとキャラ紹介がされています。
第一巻では柑奈について書かれていましたが、
今回は、「青柳弥生」と「日置長俊」でした。これもサービスですね。
巻末にはなんと、7ページにわたるあとがきが書かれており、この漫画が出来る苦労エピソードや、作者氏がMOSAIC.WAVとご縁をむすぶ過程が綴られていました。
本編同様におもしろかったです。
コミック購入特典として、「柑奈&文花の恥ずかしい声」をオフィシャルHPからダウンロードするためのパスワードが帯についているのですが、配信が開始されるのは2009年7月26日からだそうです・・・。結構先ですね。
もしかして、
「コミック2巻が売れたら豪華な声優さんを起用しましょう」とか、
「売れなかったら、ギャラが払えません」とか、
事情があるのでしょうか?ワニブックスさん??
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こえでおしごと!(2)初回限定版 (ガムコミックスプラス) 発売日:2009-06 |