7/20(月)
TOKYO FM HOLIDAY SPECIAL SUNSTAR TONIC presents
「爽るTONIC,SOUL MUSIC,爽るFESTIVAL」
2時台のゲストは,トータスさんでした。
楽曲がかかっている間,ライブカメラでは音声を聴くことができなかったのですが,
生き生きとおしゃべりしているトータスさんの姿を見ることができて嬉しかったです♪
インターネットって,すごい!(笑)
スタッフのみなさんに,感謝ですねー。
さて,続きです。
剣:ソングライターとしてのトータスさんについてお聞きしたいと思うんですが,
曲を作る時って,どのように・・・
ト:曲はねー,楽器,持たないで,鼻歌ですね。最初。
レコーダーにどんどんためていくんですよ。
レコーダーに録るまでもモタモタしてて,頭の中でずっと鳴らしてる感じ。
だから,剣さんの感じも分かるんですよ。
脳内にメロディーが出てきたみたいな言い方っていうか。
まず,ぐるぐる回して,「あ,いいかもな。」って思ったらレコーダーに録って,
で,それをまたさらにほったらかして,で,しばらくして聴くと,
「あ,やっぱ,これ,いいや。」って思ったら,ちょっとギターでコードとってみて。
楽器はいちばん最後なんですよ。
剣:だからなんか,すごい歌が抜けてくるっていう感じ。
ト:剣さんは,和音から入ったりする曲もあるんでしょ?
剣:そう,いろいろあるんですけどね。
最近は,わりとコードに頼るのやめて,メロディ中心でいこうっていうのが,
ここ2作くらい,そんな気分なんです。
それから,トータスさんの曲は,イントロなしで。
あれがね。僕もそういうの好きで。
「無駄なイントロだったらいらない!」みたいな。(笑)
ト:イントロ,間がもたないんですよ。
松:間がもたないって?
ト:なんかね,イライラしてくんの。
イントロがいい曲ってのもありますよ。でも,難しいんだわ。
長いんだったら,とことん長い方がいいと思うわけ。
剣:分かる,分かる。
ト:レコーディングしてても,じゃあ,歌,録りますって話なるじゃないですか。
「じゃあ,出しまーす。」って,ポンと出てくるでしょ。
イントロ,待てないんですよね。早く歌いたい。(笑)
「ちょっと,止めて。止めて。」とか言うて。
「イントロなしでいいから。寸前でいいや。2小節前で。」とか言ってやんの。
なんかね,無駄なイントロが多いような気がすんの。
剣:多いよね。なんか,めんどくさいのありますよね。
ト:そう,そう,そう。
剣:誰とは言いませんけどね。
ト:そう。嵐のサーッみたいな音が入ったりね。
剣:声ほど最高の楽器はないんだから。
それをね,聞きたかったんですよ。(笑)
※しばらくイントロ談義で盛り上がりました。
剣:今回の「FIRST」若手のミュージシャンも参加されての一枚ですけど,
どのような化学反応を・・・
ト:僕,ウルフルズでしかやったことなかったから,
若いミュージシャンをあまり知らなかったんですけど,
「自分が。自分が。」ってやるんじゃなくて,
「どんな人いるの?教えて。」っていって教えてもらうと,すごくいいんですね。
で,(若い人は)僕を年上として来てくれてるから,
一緒にやれて嬉しいってことで,
力量以上のエネルギーが出てるんですよ。
それがなんかよかったですね。
剣:まさに化学反応で。
ト:だから,ソロになってからの方がわりと他力でやってるっていうか,
ウルフルズの時の方が「俺が。俺が。」みたいにやってたとこありますね。
剣:今おっしゃったこと,まさに「FIRST」に反映されてる感じがしますね。
ト:もう,「好きにやってみて」っちゅーて。
そしたら,若いエネルギーで,一生懸命考えて。
うまいっていうのは当たり前なんだけど,やっぱ,エネルギーが,若い人は全然違う。
剣:ソロっていうのは,ものすごい急に,いきなりだだっ広い自由を与えられて,
自由なんだけど,自由ってどうしたらいいのかわかんないってことなかったですか?
ト:ありました。だからもう,一年くらいは,どんな曲をやったらええかも分からなかった。
アップテンポで作っていくと,ウルフルズになっちゃう。
じゃあ,ウルフルズでやった方がよかったかなってなっちゃう。
自由すぎて,どっからやったらええか,分からへん。
剣:そこで,チューニングがばちっと合ったとこで出したって感じですね。
ト:で,悶々と悩んで,うーんってなってたんですけど,
とにかく,できた順からもう録音していこうって思って,
していくと,合ってくるっていうか。
剣:見えてくるっていうか,バランスが出てくるんですよね。
ト:だんだんピントが合ってくるっていうか。
剣:で,またちょっと話が変わるんですが,
俳優業も精力的にこなしてる。
ト:精力的に・・・。(笑)
剣:それは,曲作りに影響したりしましたか。
ト:いや。役者の仕事はすごい楽しいんですけど,あんま音楽とは関係ない。
全然別。
剣:別のチャンネルですよね。
ト:セリフはほんとに大変でした。
慣れてくるんやけど,その頃には終わるっていう。
松:その時は,音楽はできないですよね。
ト:いやいや,何をおっしゃる。
ドラマの最中に歌詞書いて,歌入れして。
松:それは失礼しました。そうなんだ。
ト:忙しかったですよ。
剣:でも逆に忙しい方が,曲できたり,詞ができたりするんですよね。
頭が回転して。
ト:映画だって,CDだって,そうですよね。
「充電期間,1か月あげます。」って言われても,
その間に映画100本観て・・・なんて,絶対できない。
忙しい方が,家帰ってから「今日,この映画,絶対に観たい。」とか,
そういうもんですよね。
剣:ユーミンが,「走りながらチャージする」って,そんな感じのこと言ってた。
松:剣さんも,役者としての気持ちが分かるってことですよね。
剣:僕はですね,1本だけ,「IWGP」っていうのに・・・
ト:観ました。観ました。僕,あれ,観てたよ。
剣:ホームレスの役で。
ト:あと時のドラマのカメラの方が,「Mr.BRAIN」を撮ったんですよ。
剣:つながりましたねー。
松:トータスさんの夏をみてみると,フジロックフェスティバル・・・
ト:これはね,あれなんですよ。
僕が歌うっていうよりも,清志郎さんの追悼ステージでね。
剣:はい。
松:そうかー。それが土曜日。
で,9月からはソロツアー。これまた違いますか?
ト:全然,イメージができないですよ。
剣:クリエイティブサイド,曲作りのトータス松本さんと,
レコーディングとライブは違うんですよね。
ト:剣さんは,レコーディングとライブと切り替わるんですか?
剣:切り替わるねー。
ト:舞台のスタッフが,なんか不安で,セッティングを考えろとかいりいろ言ってくるんですよ。
剣:前倒しでやらないと間に合わないってこともあるんでしょうね。
※ここで,ソロツアーの告知でした。
剣:いやいや。うらやましいですね。
トータスさん,心あたたまるブログやってらっしゃいますが,この夏のソウルな予定は?
ト:この夏は,海,行きたいなー。
剣:サーファーですもんね。
ト:ファーまでいってないけど。(笑)
剣:千葉方面?
ト:湘南ですね。
剣:あ。前に聞いた。
ト:ドラマの最中は,日焼けが怖くて。怒られそうでしょ。
だから控えてたんですよ。
剣さんは,海の感じがするよね。
剣:横浜なんで,神奈川県なんで。海なしでは生きられないですね。
松:もし,海に行ったら,あたたかいブログに・・・
ト:復活したからね。
松:剣さんが,いっぱい好きな曲があるという「FIRST」からもう一曲。
ト:子どもの幼稚園で子どもたちが歌ってた,
サム・クックの曲の日本語版がすごくよくて。
そのことをヒントに作った曲。最後にリズムから録ったんですけど。
これかけていいんですか。
剣:はい,これもう。お願いします。
ト:では,トータス松本で,「This Little Light of Mine」
剣:この時間の「イィ~ネッ!」なソウルゲスト。トータス松本さんでした。拍手!
「This Little Light of Mine」がかかっている間,写真撮影されていました。
笑顔がとても素敵でした。
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