文房具er

~シャー芯は0.4mmの書きがいい~

おなじものの組み合わせ

2009年10月21日 00時07分22秒 | 気づいたこと
最近、チョコアイスに板チョコがコーティングされたアイスにはまっている。

これはチョコ好きのおれにとって板チョコとアイスを同時に味わっている贅沢感がそうさせている。

一粒で二度おいしい

というヤツだ。

つまりはなにか好きな物があって一度にそのいろんな種類を体験するとより感動するということだ。

これは文房具にも当然応用できるはずだ。

例えば





…ムフフ〓(笑)

組み合わせ自由

2009年10月20日 23時46分29秒 | 気づいたこと
メッセンジャーバッグを見ていたときのこと

taggerの製品で部分的なパーツがいろんな色であり、組み合わせて
“自分だけのオリジナル”
が作れるというのがあった。

…ひとつのパーツが高いと思った。合わせればそれほどではないはずなのに。

よくよく考えた今とその矛盾が解けた。

その商品の開発側が
“デザインの付加価値”
を客まかせにしてしまっていたのだ。

購入者は自分でデザインしなければならない。

美の付加価値はその曖昧さ故、機能のそれに比べて高い。

そういった“美”に付加価値を引くべきだと本能的に思ったのだろう。

…しかし、組み合わせ自由はよいときもある。

文房具でいえば

HI-TEC-C coleto



SHARBO X



などだ。

この2つは好きなリフィルをカスタマイズ出来る。

ここでは自分に最適な機能が付加価値となる。
美の価値はリフィルを収めるボディに施されている。

お菓子のよりどり3点498-なども有効な組み合わせ自由だ。


消費者に解がない組み合わせ自由はその不定性が仇となる。

人に訴える作品とは

2009年10月04日 06時32分05秒 | 気づいたこと
大学の「造形基礎」という授業でのこと。
「線画」がテーマで文房具erもなんにっすか…と思案の末、XY平面上に直線を引き、鉛筆で鉛筆を書きました。
一本一本の直線はX=ナントカ or Y=ナントカの直線といえることから、各象限に合った意味(素数、異質数etc)を持たせ、注意された「単なる落書き」にならないように工夫したんですよ。

そして受講生の作品を品評する日。
…なんと先生はそれぞれの線の意味は無視!!全体の構成についてのみ!!!
(芸術専門学群ではもっとシビアに意味を問うらしい。文房具erは違いますw)

ちなみに俺は「密度」が薄い、とのこと。
つまり、人に訴える作品ではないということでした。

同じくらいの作品だったらやっぱり、「仕事量」が人に訴える作品かどうかを決めるのだと教えてくれた。だからほかの人の作品にも

「線が滑らかに、正確に引けているか」
「(濃淡を意図していない作品に対して)均一に塗れているか」

など人に訴える要素が評価の中心でした。

言われてみれば当たり前だけど、
細かい意匠の前に人に訴えられる作品を作れるかが重要。そこから作者の意匠が「奥深さ」としてみてくれた人を更に訴えるのだと思います。