文房具er

~シャー芯は0.4mmの書きがいい~

組み合わせ自由

2009年10月20日 23時46分29秒 | 気づいたこと
メッセンジャーバッグを見ていたときのこと

taggerの製品で部分的なパーツがいろんな色であり、組み合わせて
“自分だけのオリジナル”
が作れるというのがあった。

…ひとつのパーツが高いと思った。合わせればそれほどではないはずなのに。

よくよく考えた今とその矛盾が解けた。

その商品の開発側が
“デザインの付加価値”
を客まかせにしてしまっていたのだ。

購入者は自分でデザインしなければならない。

美の付加価値はその曖昧さ故、機能のそれに比べて高い。

そういった“美”に付加価値を引くべきだと本能的に思ったのだろう。

…しかし、組み合わせ自由はよいときもある。

文房具でいえば

HI-TEC-C coleto



SHARBO X



などだ。

この2つは好きなリフィルをカスタマイズ出来る。

ここでは自分に最適な機能が付加価値となる。
美の価値はリフィルを収めるボディに施されている。

お菓子のよりどり3点498-なども有効な組み合わせ自由だ。


消費者に解がない組み合わせ自由はその不定性が仇となる。