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高橋五郎『天皇のスパイ』

2009-08-25 | clipping
古川利明の同時代ウォッチング|2009年 08月 25日三井環(元大阪高検公安部長)氏の「口封じ逮捕事件」に対する上告棄却決定を弾劾する(承前) 2009年 08月 25日
http://toshiaki.exblog.jp/8862470/


 まだまだ、残暑は厳しかれども、追加のカキコミは、まだまだ続くぅーーーーー!!!!!

 #そういえば、今日(8・25)からだったなあ、前にも書いた、高橋五郎のオッサンの新著『天皇のスパイ』(学研、1800円+税)が、店頭に出とるで。ワシは、高橋のオッサンから版元経由で贈って貰うた手前、宣伝せなアカンので(笑)、こうやって、ジャンジャンと書いておるが、コレは、第2次大戦中に暗躍したユダヤ系スペイン人のスパイ、ベラスコについて書いたものだが、この「ベラスコ」を通じて、描かれておるのは、ニッポンも含めて、「国際政治のウラ」だ。要するに、一言で言えば、連中は、「デタラメ」をヤリまくってるってことやな(笑)
 ベラスコが生まれたのは、マドリードの北東約160キロのグアダハラの寒村で、2003年に94歳で亡くなっておるっていうから、長生きはしとるんだな。ベラスコは、「本籍」はバチカンだったらしいんだが、他にも、ドイツの軍ブ、ナチスの親衛隊、さらにはニッポンからも、小遣いを貰うておったてんだから、まあ、「四重スパイ」かあ。まあ、アレくらいのレベルになると、「二重」「三重」なんてのは、アタリマエだろうからなあ。こういうスパイがウラで暗躍して、「戦争のストーリー」が出来上がっていくんだからな。だから、連中、つまり、ロスチャイルド様だの、ロックフェラー様といった、「国際金融ヤクザ」からすりゃ、「連合国組」と「枢軸国組」に色分けさせて、「ぢゃあ、オマエら、いっちょ、ケンカしてこいや」の世界だからな。戦争になると、財物、とりわけ、「金塊」だが、コレを奪うことで、「金塊が移動」するよな。連中にしてみりゃ、「金塊が動く」ことで、金の値段が上がったり、下がったりして、そこから派生するナンダカンダの「利ざや」で、手数料を稼ぐんだからなあ。
 で、この高橋五郎のオッサンは、どういうわけか、このベラスコとウマが合うて、それで、いろんなナイショ話を聞かされたってことで、それを「書き留めた」んだよなあ。昭和63年には、ベラスコはニッポンにも遊びに来ておって、ヒロヒト、すなわち、昭和天皇に会いたがっておったってんだよなあ。戦前は、Uボートで、呉から「裏口上陸」しておったってことだ(笑)
 で、この『天皇のスパイ』は、15年前に徳間書店から出しておった『ミカドの国を愛した超スパイ ベラスコ』を下敷きに、加筆したものだが、その間に、ベラスコが死んでしもうたんで、それで、「字」にできた情報もあるってことだ。だから、徳間の旧版とは、別の「新作」といっていいだろう。オモロイのは、この徳間版の方は、高橋のオッサンが、徳間康快の了解を経て、本を印刷しとるんだが、ぬあんと、刊行わずか2週間で、店頭から消えたっていうんだ。銀行スジ(=sumitomo)からの圧力があったということだが、そこに至る過程で、徳間康快と超ズブズブのナベツネが、どうもウラで動いておったらしいんだな(笑)。ヨミが事前にゲラを手に入れておって、「菊の紋所」に関わるハナシが、「こんな不敬な本は、超アカン!」ということになった、とのことだ。でも、徳間康快に対する、コレと引き換えの「飴玉」もちゃんと用意されておって、あの「スタジオ・ジプリ」か、アニメに、徳間は、その後、首を突っ込んだだろ。だから、そっちの方面で、「ちゃんと、その代償に、諸々、甘い汁を吸わせてヤル」っていったところだな(笑)。いろいろと借金を抱え込んでおったっていうから、背に腹は変えれんかったっていうことだろう。そうやって、15年の歳月を経て、いわば、「棺桶の中から、見事、蘇った本」といえるだろう。前作の『天皇の金塊』ともども、ぜひ、購読されることを勧める。いかに、国際金融ヤクザの連中が、ペテン、インチキをヤリまくっておるかが、よくわかる。まあ、「ニッポンの天皇」なんてのは、「連中のオモチャ」にされておるようなもんだ。

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古川利明の同時代ウォッチング|2009年 08月 18日


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 #金大中が死去したってことで、各社が、また、似たような亡者記事を、「字」にしておるが、その東京のホテルに滞在しておった金大中を、KCIAが拉致して、そのままソウルまで身柄を持って行かれたジケンなんてのは、当時の韓国の政権最中枢が、首相の金鍾泌はもちろん、大統領の朴正煕の了解も獲って、田中角栄んところに「現金4億円」を渡して、「政治ケッチャク」を図ったなんて、「公知の事実」だからな。そんなもん、角栄の「手足」として動いておった、元越山会の幹部で、ニイガタ県の県怪ギインもしておった、「木村博保」という爺さんが、月刊文春の01年2月号で、「顔出し」で喋ってるんだから、「真実は、歴史のヤミに埋もれる」なんて、キレイ事をもったいぶって、和歌の枕詞みたいに書いておらんで、この木村の爺さんところにキシャを行かせて、「顔出し」でもっとイッパイ、喋らせろってんだ。ゲンバの記者は若いし経験の蓄積がないから、「知らん」のはしょうがないんだ。それを、フォローするために、デスクがおるんだろうが。ホンマ、本社の社会ブのジケン担当のデスクなんてのは、何も考えてねえんだよなあ。下でコキ使われてるキシャが可哀想だ。
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