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こどもステーションのぷらっとほぉむカフェ

「子育て・子育ちを地域で応援!」NPO法人こどもステーションのブログ
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「○○○障害」ってラベル・・・必要あるの?

2011年03月25日 | コラムDEぶうりん
不登校新聞「FONTE」のメーリングで紹介されていたビデオです。

Psychiatry—Labeling Kids with Bogus ‘Mental Disorders’

英語の文字表現がありますが、
出演者の表情を見ているだけでもだいたいのことはわかると思います。
おもしろいのでぜひクリックしてみて。


自分のラベルは自分で貼りたいよね。
むしろラベルなんて無くたって、世界にたった一つしかない自分の名前があるんだもの。
私自身、「主婦」とか「専業主婦」とか「奥さん」っていうラベリングにはうんざりします。
枠でくくられてしまう息苦しさと、他者に枠組みを決められてしまう息苦しさかな。
自分の生き方は、自分で決めたい。

夢と可能性を引き出す講演会

2011年03月23日 | コラムDEぶうりん
3月22日(火)18:30~21:30 福山市北部市民センター多目的ホール
主催:らーめん・つけ麺「志堂」

以前ブログでも紹介した、
大嶋啓介×大橋正伸 あなたの夢と可能性を引き出す講演会!JAPANTOUR2011
3月22日 IN 広島

に参加してきました。

3月16日に主催者代表の山田さんからメールがあり
大嶋啓介×大橋正伸×おかん 
東北地方太平洋沖地震被災地応援 講演会

と、講演会の趣旨が変更になった連絡があったのですが、
皆様に変更の通知をし損ねてしまい、申し訳ありませんでした。



会場に入ったら、ものすごいたくさんの方がいらしていてビックリ!
どうしたらこんなに人が集るの!?ぜひ教えて欲しい~!
講演の内容から察するに、
主催者の努力もさることながら、
講演者自身が、かなりの広報力を持っていて、
メルマガやツイッター・ブログなどで呼びかけていたんじゃないか・・・
しかも、彼らの人間的魅力に惹かれた人々(ファン層)はかなり多い・・・と見た。

講演会で魅力的だったのは、
「おかん」の歌
大橋さんの夢を引き出す講演
大嶋さんの本気のジャンケン

主催者挨拶のときにいきなり講演者を呼び出して紹介し始めて、
講演者自身が最初に挨拶を始めちゃった。
そのオープニングのときに大嶋さんがみんなを元気にするためにやりだしたのが、
「本気のジャンケン」
勝とう!と思って本気でするんじゃなくて、何だろう・・・何に本気だったのか・・・?
よくわからないけど、ジャンケンの後で、勝っても負けてもあいこでも、
最初はグー!ジャンケンポン!オーッ!って叫ぶの・・・。
なんか感動して涙出ちゃったよ。
なんで???たかがジャンケンなのに・・・。

私は自分の描いている夢をよく口にする。
「こんなことしたいと思っているんだぁ・・・どうどう?良いと思わない?」
そうやって仲間を集めていろんなことを実現してきた。
その時は相手にされなくても、その時は自分でも未だ無理かなと思うことでも、
自分の中で夢を大事にしてあきらめなかったら、ずっとワクワクが続いていく。
だから私は、みんなの夢ももっともっと聴きたいな。
人が夢を話しているのを聴くのもすっごい楽しいよね。
どこかに自分の夢とリンクするところがあったりすると、
「一緒にやらない?」ってことになったりもするしね。

でもね、大げさに「夢を語りましょう」っていう場を作らなくても、
こどもステーションのひろばや会議の中ではそういう場面によく出会う。
たとえば、広場でおこった危険な出来事について会議で話し合っているときに、
「こうだったったらいいよねぇ」「そうそう、そんな風でありたい」「こんなのもいいよね」って
理想がどんどんイメージ化されていくときがある。
そんな会議は本当に楽しい。
これが、「ピンチはチャンス!」ってやつ?違うか・・・?

つまり、「私の夢はみんなに叶えてもらえた」ってことなんです。
ほんとうに、みんなありがとう!
私のやりたいことを静かに見守ってくれている家族にも感謝です。
ありがとう!
とかいう感謝の言葉をあらためて表現させてもらえた今回の講演会にもありがとう!

世界中から日本に向けてたくさんの祈りが届いています

2011年03月13日 | コラムDEぶうりん
3月11日の災害が起きて以降、ツイッターでは励ましの言葉や祈りの言葉、
そして、災害時に有効な情報などが、流れてきています。

世界中からの祈りのメッセージを紹介するHP(画像)がありましたので、
「こどもステーションのぷらっとほぉむカフェ」に貼り付けておきます。

今災害の中にいる人に直接届けることは難しいかもしれませんが、
その心は届くような気がしています。

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小さな子どもさんのいるご家族の皆さんに何ができるのでしょうか?

2011年03月12日 | コラムDEぶうりん
3月11日 午後2時46分頃に太平洋沖で起こった地震の影響で、
東北地方・関東地方が大変な状況です。
昨日の「地震があった」「津波の恐れ」という報道に対し、
『どうせ大したことないだろう・・・』と軽く考えていた自分が恥ずかしい。

知人からの電話で、状況を聞いてから、テレビに釘付け。
それでも尚、『あの車の中に、人は乗っていないだろう・・・』
『あの流されている家の中に人はいないだろう・・・』
と、怖さから離れようとしてしまう自分がいます。

現場の人の気持ちを想像できない自分は、ナント高みから物事を見ようとしているのか・・・。
本当に恥ずかしい・・・、情けない・・・。
今時分が無気力な状態なのですが、気持ちを切り替えて、何かできることがないか考えようと思っています。

今回福山では、地震の影響もなく、津波は少々心配ですが、それほどの恐れは少ないとの情報です。
私達に何か出来ることがありますか?
また、みんなで力を合わせて何かできることがないか、ひろば利用の皆さんも一緒に考えて下さい。


発達障害治療の専門医 幼児に向精神薬処方3割!?

2011年03月11日 | コラムDEぶうりん
3月10日(木)の中国新聞によると、
自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)といった「発達障害」がある小学校入学前の幼い子どもに、
精神安定剤や睡眠薬等の「向精神薬」を処方している専門医が約3割に上ることが9日、
厚生労働省研究班の調査でわかった。
と、ある。

なんと、小学校低学年まで含めると、約55%の医師が「向精神薬」を処方していたし、
高校生まで合わせると73%だった。

どんな症状に対して向精神薬で“治療”しているのかを見ると、
興奮・・・88%
睡眠障害・・・78%
衝動性・・・77%
多動・・・73%
自傷他害・・・67%

使用している向精神薬の内容は、
衝動的な興奮を静める「リスペリドン」・・・88%
注意力や集中力を高める(※この表現は新聞記事による)ADHD治療薬「メチルフェニデート」・・・67%
睡眠薬・・・59%
など。


この数値に私はかなり驚いている。
かなりの数の子ども達が、「発達障害」という診断名の元に「薬」を飲まされていることは感じていたし、
「不登校」関係者から、「学校に行きたがらない」→「学校から精神科での治療を勧められた」という報告は何度も聞いていた。
「学校には行かない」ことを選択した息子のことを教師がクラスメートに「心の病気」と言っていたことも知っている。
普通とはちょっと違う、誰かにとって扱いにくい人間を「病気」とか「障害者」と名づけて、「個人の病理」として当てはめようとする社会のずるさは、知っているつもりだった。
それに、「早期発見・早期治療」で、幼児期から「発達障害児」を探し出そうとしている動きも強く感じていた。
しかし、幼児に対してこれほどまでに「薬」が処方されているとは、想像していなかった。

随分前にPTA主催の講演会で、市内の有名な医師が招かれ、
「多動のある子は、薬を飲ませて、頭がボーっとして動くことができなくなるぐらいにしておいた方が、その子のためだ」
「今日はおとなしくていい子でしたよ」と先生や級友から褒められたら、本人は嬉しいし、やる気が出るから、相乗効果だ。
と、言っていたことがある。
私は、そばに石が落ちていたら、その頭蓋骨とメガネがぶち割れるほど投げつけてやりたい気持ちだったが、
幸い体育館での講演だったので、石は落ちていなかった。
つまり、向精神薬処方の意味は、無気力にしておとなしくさせることなのだとわかった。

そんな薬を幼児に処方している医師がいるとは、許しがたい事実だ。

発達障害・・・ 
本人が、生きづらさを感じたときに、自分の特性を知るために必要な言葉であって、
本人がその特性を持ったまま、社会環境に変革を与え、「その人らしく」生きていくために使う道具としての言葉であってほしい。
決して、社会がその個人を枠の中に収めるための道具にしてはならないと私は思う。