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こどもステーションのぷらっとほぉむカフェ

「子育て・子育ちを地域で応援!」NPO法人こどもステーションのブログ
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~「もこ」をよろしくお願いします~

2012年02月06日 | ぷらっとほぉむから
<第12号あいさつより>
2012年1月26日発行

 2011年は、3月11日の東日本大震災と原発事故など、心の痛まない日は無い、怒涛のような一年でしたが、人々の繋がりや温かさ、強さを感じた一年でもありました。  
そんな中、NPO法人こどもステーションは、会員の皆さまはじめ地域の皆さまに支えられ、大きく飛躍した一年となりました。
 4月・・・NPO法人設立記念パーティを開催し、多くの方にお祝いしていただきました。ロゴマークを決定し発表しました。
 5月・・・情報紙「はらっぱ」を広告協賛費で賄うようになりました。
 8月・・・「親と子のいこいのスペース」の利用料を徴収させていただくようになりました。
 9月・・・ロゴマークをキャラクター「もこちゃん」として命名。
 10月・・・ホームページをオープン。今は、子育て支援情報・イベント情報を掲載する「もこナビ」が好評です。
 11月・・・2012年度事業実施予定の「保育サポート」に向けて、「もこママ講習会」の開催スタートしました。
 そして、2012年度は、広島ガス東中国(株)様のご支援により、新しく子育てひろば活動拠点「もこルーム」を2012年5月に開設します。市民(地域)-企業ーNPOのコラボレーションによる、子育て・子育ち応援を進め、行政にも働きかける一年にしていきます。
 なお、5月まで「もこルーム開設プロジェクト」を進め、設備準備のための資金を集めます。どうぞご協力いただき、市民の手による子育て・子育ち応援にご参加くださいますよう、お願い申し上げます。 
皆様の更なる応援をよろしくお願いいたします。        (理事長・奥野しのぶ)

ぷらっとほぉむ発送しました

2012年02月06日 | ぷらっとほぉむから
1月26日に発行した「ぷらっとほぉむ第12号」発送初めました。
親と子のいこいのスペースをご利用の方にも呼びかけ、理事2名、子ども3名を含む、9名で発送作業の準備を行いました。

子どもたちはおもちゃで遊んだり、お母さんのひざの上に来たり、おやつを食べたりしながら楽しそうに過ごしていました。
大人たちは、作業をしながら、いろんな話で、花が咲きました。

約900通を折って封筒に入れる作業を10時から12時過ぎまで、残りは理事が2時半まで作業して終了。
宛名シール貼り、発送先ごとに仕分けして、2月3日から順次発送しています。

封筒の中には、ぷらっとほぉむの他に、「もこルーム開設プロジェクト」のパンフレットと振込用紙が入っています。
もこルーム開設準備にも、ぜひご協力ください。

皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしています。

(ぶうりん)

杏の花が咲く頃に・・・

2011年04月09日 | ぷらっとほぉむから
<第11号あいさつより>
 2011年4月1日発行

このたびの東北関東大震災により被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
東北関東大震災のあまりの甚大な被害に言葉も心も見失いそうになる自分がいます。
幸い、震災の起きた時、福山地域ではほとんど揺れを感じることはありませんでしたし、津波の心配も大きいものではありませんでした。
その後余震を感じることもなく、停電の影響も、消費者の目の前で物資が不足する事態や買占め現象も起こっていません。
今はまだ目には見えませんが、福島原発の放射能漏れの影響を地域的に解決しなければならないような不安は広がっていません。
このような安心な状況の中にいるからこそ、現地の状況を報道等で見聞きするたびに、今の幸せがいつか簡単に壊れてしまうのではないかという不安にかられたり、被災された方々の喪失感を抱え込んでしまいがちになります。
子育てひろば利用者からも、不安の声や、どんなに現地の子育て家庭が不便と不安を感じているかと心を痛めている声が上がっています。
そんな中、こどもステーションの子育てひろばでは、全国の子育て支援拠点の仲間と一緒に義援金を集めることにしました。
被災地の東北地方の乳幼児と子育て家庭の救援と支援のための義援金を子育てひろば全国連絡協議会の呼びかけに応える形で義援金BOXを設置しています。
全国の仲間と繋がっている安心感を持ちながら、今後の災害時に備えて準備しておくこと、子どもの心のケア、避難所のあり方、親自身の心のもち方などについて、ひろばの中で子育て仲間と話をすることが、今の不安を安心やエンパワメントに繋げる方法かも知れません。
ひろば機能を最大限に活かしつつ、子育て支援者の心のケアも考えていきたいと思っています。

我が家の庭先の杏の花が咲き始めました。  

★NPO法人設立申請★記念特集号!

2010年09月14日 | ぷらっとほぉむから
<第10号あいさつ>より
2010年9月1日発行

2002年3月、乳幼児と保護者を対象に、週一回、絵本の読み聴かせを中心にした交流の場「こども文庫」が中条公民館を借りて、スタートしました。その当時は、絵本を通じて子どもの夢を育むことができたら、と考えていましたが、そこに集まっている親子が必要としていたのは「安心して集い、語り合え、日常の家事・育児からそっと抜け出して自分自身を見いだすこの場所」「たくさんの親子がふれあいながら過ごせるこの場所」でした。そして、思いを確かめ合ううちに、「いつでも安心して、たくさんの人と関わりを持ちながら自由に過ごすことのできる場所をつくろう!」と、2005年1月に「こどもステーション」を発足しました。
 子育て・子育ちをみんなで支えるまちづくりを進めるために、行政やいろいろな機関・団体と連携しながら、活動していこう。信頼してご協力いただける会になるために、NPO法人化をめざして活動していこう。これが、任意団体「こどもステーション」の当面の目標でした。そして、5年7ヶ月の年月を経て、特定非営利活動法人こどもステーションの設立を決意いたしました。
 これからは、常設型の「ひろば」を開設して、そこを拠点に、地域で子育てを応援するシステムをたくさんの人の知恵と力で作り出して行動していくことが私たちの役割だと考えています。

「This Is It」・・・ 今がその時なのかもしれない

2010年07月25日 | ぷらっとほぉむから
<第9号あいさつ>より 
   2009年12月24日発行

師走に入りました。早いもので、2004年12月に神辺公民館で「親と子のいこいのスペース『ひだまり』」を開設してから5年の月日が流れました。あの頃ひろばに来ていた子どもたちが、概ね年長さんから小学生になっています。こども文庫開設当時の子どもたちはもう10代に入り思春期を迎えている子もいるでしょう。みんなどうしているのでしょうか。子どもたちは幸せな日々を過ごしているのでしょうか。お母さんたちは今も笑顔でいるのでしょうか。私たちは幸せなことに、これまでたくさんの親子に出会ってきました。お母さんたちといろんな話をしてきました。泣いたり笑ったりしながら、子どもたちの遊んでいる姿をお母さんたちの暖かいまなざしとともにみつめながら。
 時を経ても、お母さんたちが子どもたちの幸せを願う気持ちは変わらない、暖かなまなざしも変わらない。子どもたちのキラキラ輝く瞳も変わらない。
 なのに今、日本の子どもの3人に1人が孤独を感じています。3日に1人の子どもが虐待死しています。10人に8人の高校生が疲れを感じています。毎日1,4人の子どもが自殺しています。どうかみんな死なないで、生きていて。
あなたは一人ぼっちじゃない。いつでも誰もが集えるひろばをつくろうと子育て応援グループの名乗りを挙げて5年。その歩みは蝸牛よりも遅くて、無力のように感じるけれど、いつかきっと、「みんなの家」となるようなひろばを作るから・・・。寂しいときには寄ってって。しんどいときには話に来て。はらっぱのようなすみっこのような、ひだまりのような木陰のような、ぷらっとほぉむのようなカフェのような。誰もが安心して過ごせる居場所をつくりたい。