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こどもステーションのぷらっとほぉむカフェ

「子育て・子育ちを地域で応援!」NPO法人こどもステーションのブログ
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福山大学の心理学科の講座に出向きました

2011年12月17日 | コラムDEぶうりん
おとといに続いて、昨日は、福山大学心理学科の講座「心理学とキャリア」という授業で、こどもステーションの活動紹介や体験など、少しお話させてもらいました。

何だかザワザワした気持ちが残っています。
私が挨拶とか人前で何か話したりした後、いつも胸がザワザワしてしまうのは、私が話すことによって、他の人に何がしかの影響を与えるからなのかもしれません。そのことが怖いのかもしれないなって、実は昨日寝ながら思いついたわけです。

私は、「どうだった?」って訊ねられたりした時は、「ここはこうで良かったよ」とか、もしあれば「ここはこういう風にしたらもっと良かったんじゃないかな」とか伝えるようにしてるんだけど、私が他の人に「どうだった?」と訊ねてもたいてい「良かったよ」しか言ってもらえないことが多くて、「どこがどう良かったのか言ってもらえると自信がつくんだけど」と突っ込んでも、「自信もっていいよ、良かったよ」ていう返事が返ってくることが多いんだよね。
被害妄想でひがみやの私は、「あまりにひどくて、気の毒に思ってるんだろうなぁ」って思っちゃう。悪循環だよね、どんどん自分を追い詰めてしまう。
自分を自分でフィードバックできるようにならないといけないな。
良かった点はちゃんと褒めて、改善した方がいい点はしっかり認めて・・・。
そうだ、そうしよう・・・。
あら、ゴメンナサイ、公共のブログの中でこんなこと自問自答しちゃって。
そう思えたら、何だかスッキリしちゃった。テヘ

昨日は久しぶりに山崎理央先生にお会いできて、すごく嬉しかった。チャイルドラインの運営していた時代に縁があって大変お世話になって、2年ぶりぐらい。ちょっぴり老けてた。

学生さんたちの心にどう届いたのか・・・、レポートを私にも見せてくれるということですので、ドキドキしながら少し楽しみにしています。良きにつけ悪しきにつけ、しっかり受け止めようと覚悟しています。

福山市老人大学のボランティア入門塾に出向いてきました

2011年12月16日 | コラムDEぶうりん
昨日、12月15日(木)10:00~、福山市地吹町にある福山市老人大学の授業に出向きました。
社会福祉協議会さんから、「子育て支援活動」についての紹介をしてほしいという依頼を受けて、準備しました。
というか、ちょうど次の日の今日、福山大学心理学科の学生さんたちに「心理学とキャリア」という授業でNPOの子育て支援について話してほしいということで準備中だったので、たぶんこの依頼にも応えられるだろうと思って、承らせてもらいました。

ところが前日、違う担当の方から電話があって、「保育ボランティアの実践報告」をして欲しい、と言われ、ビックリ!
こどもステーションはまだ「保育事業」をしていないので、どうしましょうと思ったけど、結局、「子育てひろばからの実践報告」ということになりました。

45分で話すということだったので、そのつもりで準備していたんだけど、最後まで話せなくってゴメンナサイ。
次の45分は、社会福祉協議会の方がお話をされていました。
「グループでの振り返り」というテーマを準備していたみたいですが、社会福祉協議会がすすめている事業のおもちゃサロンや託児ボランティアへぜひ参加して欲しいというお願いだったみたいです。
参加者の不安や反発の声に、「3回ぐらいは社協の職員も同行しますので大丈夫です」「何かあったら市のボランティア保険がありますから大丈夫です」と回答していました。
私たちこどもステーションでは、支援者の養成講座にお金を支払って参加してもらって、しかも11回全てに受講することが条件で、ボランティアを依頼する企業などの主催者にはお金を支払ってもらって、請負うスタッフには人件費を払おう、としているのに、それとは全く逆の動きを進めようとしていて、全く立つ瀬がありませんでした。

私は、この日参加していたような、団塊の世代の人たちは、とても素晴らしい力を持っていると思っています。
これまで培ってきた手腕を生かして、あるいは、見えている課題を克服する形を言葉にして、これからもどんどん社会に参画していって欲しいと思っています。それは、単なる「ボランティア」ではなく、社会に必要とされ、収入も見込める活動として、起業していって欲しいと思います。
そのことが街を活性化させる鍵だと信じます。

日本軍「慰安婦」被害者に正義を!

2011年12月15日 | コラムDEぶうりん
皆さんは「従軍慰安婦」って聞いたことありますか?
もしも知らない人にとっては衝撃的なコラムになるかもしれません。
軍事性暴力について書きます。

今日、12月14日(水)は、日本軍「慰安婦」問題の解決を求める韓国水曜デモが初めて行われた、1992年1月8日から数えて、ちょうど1000回目に当ります。
韓国の日本軍「慰安婦」被害者が勇気を持って名乗り出てから、20年が経過しています。
水曜デモは、1992年1月8日から毎週水曜日の正午から、ソウルの日本大使館前で行われています。
今1000回を記念して、日本大使館前にブロンズ像が建てられようとしています。
大使館に向けて腰かける少女の象です。
しかし、像の建立は日本政府によって阻止されようとしています。

そして今日、『12.14韓国水曜デモ1000回連帯アクション』として、全世界で、日本政府に謝罪を追究するアクションを行っています。

福山駅前では、約500枚のビラを配って、被害者の正義を訴えました。

第2次世界大戦中、日本は、軍司令部の命令の元、当時日本が支配した戦地に、慰安所を作りました。

従軍慰安婦の被害に遭ったのは、韓国の女性だけではありません。
中国や韓国から強制的にあるいは騙して連行し、またフィリピンやインドネシアなど、現地で強制収容して、慰安婦にさせられています。
日本の支配下となった地に軍人が土足で入り込み、まだ10代の子どもが通う学校を巻き込んで、少女に殴る蹴るの暴行を加え、銃剣で脅し、連行しています。

軍司令部から軍にコンドームと少量の消毒薬が支給され、女性たちは慰安所の中の小さな部屋で一日に10人ほどの軍人の相手を毎日させられるのです。
中にはコンドームをつけない人もいて、妊娠してしまうこともありました。
お腹の子どもと一緒に故郷へ帰して欲しいと訴えてもかなわず、子宮丸ごと切除して堕胎させられるのです。
軍人が梅毒にかからないように軍医も時々慰安所に来ました。
しかし、軍医すらも彼女たちを助けることなく、なかには、他の軍人たちに見物させて、女性に股を開かせ、梅毒の検査をするついでに平然と強かんする軍医もいたと言います。
助けてくれるかもしれないと思う軍医からも強かんされることは、どれほどの絶望に繋がったことでしょう。
抵抗する女性は、刃物で切り付けられて脅されたり、木にくくりつけられて集団強かんされました。

これほどまでのことをされていた女性たちが、終戦後46年もたって、ようやく声を上げることができたのです。
それまでずっと、自分に対する嫌悪感や羞恥心に苦しみ続けてきた女性が、「悪いのは自分じゃない」と勇気を出して声にする事ができたのです。
それが、1991年8月14日の金学順(キムハクスン)さんです。彼女の勇気にその後234名の女性たちが名乗りを上げました。実際に慰安婦に連れ出された女性の数は詳しくわかっていませんが、約45万人と言われています。しかし、残念ながら名乗り出た女性のうち、ご健存なのは、65人(2011年11月現在)となっています。

ハルモニたちは、日本軍「慰安婦」を犯罪と認めるよう、日本政府に呼びかけています。
私は、一日も早く、日本政府が韓国政府との協議に応じて、解決の道筋をすすめることを望みます。
そうでないと、私たち日本人はずっと罪人のままです。
こんな苦しみを子どもたち孫たちの世代にまで引き継がせることはできません。
連合国による戦争裁判は、連合国の被害に対する処罰のみ審議され、この問題には触れていません。
連合国(アメリカ)が戦後日本の女性に対して行ってきた行為も同罪であるため裁くことができなかったのか、犯罪行為であるという認識が無かったのでしょう。

もし賛同していただければ、日本政府への要望行動に参加してください。
参加方法は、
1、インターネットで要望を送る
   外  務  大  臣 https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html
2、ファックスで日本政府に要望を送る
   首  相  官  邸 FAX 03-3581-3883
   外務省北東アジア課  FAX 03-5501-8257
3、総理大臣官邸 野田総理大臣にはがきを送る
   〒100-8968 東京都千代田区永田町2-3-1
     総理大臣官邸 総理大臣 野田佳彦 殿 
です。

  ハガキは余分がありますので、必要な方は(ぶうりん)に声かけてください。

長くなりました。最後まで読んでくれてありがとう。
 



よしもと芸人「フリータイム」のナイスなプレゼン

2011年12月11日 | コラムDEぶうりん
昨日、パソコンのプリンター用インクジェットを買いにデオデオへ行きました。
認定NPO法人イーパーツさんから、リユースのFAXや複合機の助成(ブラザー製品)の案内が来ていたので、その下見やら、どんな製品が良いのか検討しようという課題もあって、のんびりしていたら、
「シャープの太陽光発電システム」について、よしもと芸人「フリータイム」が紹介するという放送が流れたので、おもしろそう・・・と思ってワクワクしながら時を待ちました。


(フリータイムのお二人)

どんな風に人を楽しませながら説明するのかすごく興味深かった。
プレゼンの資料はシャープが作ったのかよしもと興行が作ったのかわからないけれども、
わかりやすい良い資料だなと思いました。
その材料を使って『購入してみようかな・・・』と思ってもらうのが、話す人の技なんでしょうけれど、
まぁ、聞いている人も子どもとか、その親が一人二人・・・とパラパラなので、かなり厳しい条件だよね。
でも彼らはまじめに仕事していましたよ。
私は一人ゲラゲラ笑ってうけてしまうし、話の内容にも引き込まれた。
クイズとか出しながら進めていくんだけど、その設問の仕方にすごい工夫があって、流石!!
子どもが時々、具体的なことをスパンっと突っ込んで質問するんだけど、誠実に忠実に答えるんだよね。
すごくよく勉強しているな、と思いました。

不思議なのは、芸人さんが「お客さん、太陽光はもうかりまっせ」みたいに言うのは、素直に聞いていられるんだけど、電気屋さんが「お客さん、太陽光はもうかるんですよ」みたいに言うと、「馬鹿にするんじゃないよ」と腹が立つ。
同じことを言っても、誰がどういう目的で言うかによって、受け手の側にはこんなにも気持ちの違いがあるのかと、気づきました。
不思議というより、そういうものなのかもね。

何でこんなこと今更思ったかというと、
彼らのプレゼンが終って、私が簡単な質問をしたら、電気屋さんが私に回答した。
その後、「太陽光発電システムの説明に、なぜオール電化を薦めるのか」っていう話になって、
何分かやり取りになったんですよ。
どう考えても、まじめに消費者を見下して「儲かる方がいいでしょう」「安い方が良いでしょう」って言ってる。
太陽光発電は確かに自然エネルギーだし、環境に良いよね。
だから、環境のために購入する人は多いと思う。
でもそれとセットで、オール電化を薦めるのは完全にアウト!!
オール電化は、原発は毎日・毎時間一定電力を発電するシステムだから、皆があまり電力を使わない夜間の電力が余ってしまう。
なので消費者の皆さんにはどんどん夜間に電力を使ってもらおう、というシステムだ。
つまり、オール電化の普及によって、原発が必要とされてしまうことになるのです。

電気屋さん相手に電気の話をするのは、大変です。
話は食い違ってるし・・・、集まって来る人はみんな電気屋さんだし・・・。
「これ以上議論してもお互いから回りするのでもうやめましょう」と言って席を立ちました。
フリータイムのお二人が、ずっとこちらを見ていらして、「僕らの説明が下手ですみませんでした」と言うから、「イエイエ、とてもおもしろくてわかりやすい説明でしたよ、説明のしかたも参考になりました」と言ってその場を離れました。

話芸に学びたいです。

福島原発 本気話(マジバナシ)

2011年12月04日 | コラムDEぶうりん
12月11日(日)は、東日本大震災からちょうど9ヶ月。
その日福山では、19:00~21:30 福山市市民参画センターにて、
福島原発・放射能汚染・疎開した人々の思いについて考えます。
題して、
 福島原発 本気話(マジバナシ)
第1部の講演では、木村俊雄さん(元東京電力社員・原子炉設計管理責任者)
のお話をお聴きします。
先日、テレビのニュース番組でも取り上げられたばかりの木村さん、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
第2部は、疎開当事者が語る様々な思い、体験談。
どんな思いで避難してきているのか、そしてこれから私たちはどうすればいいのか…。
しっかり考えていきたいと思っています。

どうぞ皆さんも参加してください。

ぶうりんは、個人的に、原発のーてもえーじゃないBINGO!の実行委員会メンバーです。
原発が大事にされる世の中では、子どもたちや子育てのことなんて二の次にされてしまう、
つまり、命よりも経済が大切にされる世の中になってしまうという危機感を持って
脱原発に向けて取り組んでいます。

みんなも考えてみてください。

http://ww52.tiki.ne.jp/~soseisha/gempatsu/