東日本大震災

　３月１１日に宮城県沖を震源とした大きな地震が起こりました。
わたしの住む辺りも揺れたそうなのですが、わたしは娘と車に乗っており、どういうわけなのか２人とも気が付きませんでした。

　あれから５日になりますが、日が経つに連れて地震や津波の被害の大きさが明らかになってきました。地震や津波によりたくさんの方が亡くなられました。

　亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。



　友達、夫の親戚も無事でちょっと安心したものの、連日の報道で被災地の様子や被災された方の話を耳にするたび、あまりの惨状を現実のものとして受け入れられない自分がいて。。
　胸が痛む、悲しいそう感じていても、そんな簡単な言葉では片づけられないし、被災地から離れた所にいるわたしがそんなことを書いても書けば書くほど空々しいだけだなぁと思い、何も書く気になれませんでした。



　
　わたしのことを書いて恐縮ですが、９年前、父が亡くなった時、旧友がお通夜に来てくれました。


そこで、

　「辛いよね…。わたしもおじいちゃんを亡くしているから分かるわ。ひと月くらい泣いてたけど、それもひと月くらいやわ。だから…。」

彼女はおそらく励ますつもりで言ったのでしょう。
でもわたしはこの言葉に深く傷つきました。
辛い思いをしている人の気持ちに寄り添おうとすることはあるかもしれないけれど、全く理解することなんてできないのです。
むしろ分かった気になることでどれだけ相手が傷つき、呆れ、腹立たしい思いをすることか。。


　
　
　ですので、今は募金や節電に協力しつつ、買いだめしないように…自分ができることを黙ってすることにします。