木もれ日便り

日々のできごと,里山のこと,本いろいろ

植物たちのSOS ~茨城県自然博物館企画展~

2012-04-29 21:34:57 | 日記

行ってきました
待望の企画展。

植物たちのSOS 
~レッドデータブックからの警告~

展示室の入り口をくぐると

巨大なRED DATA BOOK

 絶滅危惧種の紹介文とスライド

 

展示室で特に心に残ったのは
まず、

    イヌノフグリ

オオイヌノフグリと競合により、減少しているとのこと。
オオイヌノフグリのブルーの花に心惹かれ、
ブログ等に写真を載せてきた私は少々複雑な心境。
今度、イヌノフグリを注意して探してみたいと思います。

 

次に

  オリヅルスミレ

はじめ2個体が採集され
そのうち枯れずに残った1個体が数年後に花を咲かせて
新種であることが判明。
しかし、自生地がダムで水没し、
帰る故郷もなく、
研究者や植物園の鉢の中でひっそりと生き続けているという、
ちょっと涙を誘うこの花

 鉢植えのオリヅルスミレが展示されていましたが
 残念ながら花が終わっていました。
 寂しいかもしれませんが、これからも生き延びて欲しいと思います。

 

そして
清々しい山岳の高原をバックにしたシカの剥製。

シカと植物の共生の図かと思いきや、
害獣として取り上げられていました。
絶滅危惧種の植物をシカが食べ尽くしてしまう恐れがあるとのこと。

しかし、
シカ以上の害獣は、
私たちヒトかも…。

この提言を心にとめようと思います。
   

 

 

最終コーナーでは、植物保全の取り組みをしている団体の紹介。

        

私がかかわっている「NPO法人里山を守る会」も入っていました。

自分が手がけた広報紙も展示されており、
うれしい限りです。

 

里山でお世話になっている
学芸員の小幡先生撮影の写真も
たくさん展示されていました。
特に
「タチスミレ」
の写真は、印象的で、
展示解説書の表紙も飾っています。

展示解説書(600円)はショップが混雑していて買うのをあきらめましたが、
夫が買っておいてくれたそうで、小躍りしてしまいました。


庭 ~いつもよりゆっくり 春進行中~

2012-04-21 21:01:07 | 日記

庭の草取りをしました。
70平方メートルの庭に、セリやらタラの芽やら、ぐんぐん伸びて、
草取りのついでに収穫

ぎゅっと握ったこぶし…コゴミです。
アクがないので、さっとゆがいていただくとおいしい。

 

     

今年、また株が増えていてうれしい      天井抜くぞ、と ビワの葉っぱを押し上げる

 

 カラスノエンドウ

花から上を摘んで天ぷらに 

 

 

ノビルも太いのがたくさん生えていて
お昼のおかずが庭でこれだけ穫れました~~~

 

コゴミ、カラスノエンドウ、タラ、ノビル、セリ、タンポポ

セリ、タンポポ、タラは天ぷらで

ノビルは酢味噌をつけて、コゴミはおひたしにして
春の香りを満喫

 

キバナカタクリ(園芸用)もきれいに咲いてます

山野層草の紫のカタクリは、葉っぱなどをおひたしや天ぷらにするとおいしいようですが
これはどうだろう?
   

 

 

 


お花見 筑西~日立

2012-04-15 23:00:52 | 里山

日曜日は気持ち良く晴れて、
春爛漫、花盛り

自宅の庭のムスカリとチューリップ

 

まだまだ香り続ける沈丁花


農道で白いタンポポを見つけて幸せな気分。

午前中は里山で山桜や山野草、
(里山のスタッフブログ参照)

午後は日立の神峰公園でお花見。

      

 

 桜と海

 

展望台で不思議な鍵の束を発見!!

  恋人達が祈りをこめて?

 

 

  


行ってきました 東京おもちゃ美術館

2012-04-08 12:16:27 | 里山

3月24日のブログで、
多田千尋氏の講演についてご紹介しましたが、
氏が館長をなさっている

「東京おもちゃ美術館」に行ってきました!!

楽しかった~~~

ちょっと迷ってたどりついたここ、
「四谷ひろば」の中にあります。

小学校の校舎を利用しています。

 

桜がきれいでした

                   

懐かしい雰囲気の階段

 

「グッド・トイてんじしつ」にて

竹でできてる?
普通の積み木とは違う積み方が楽しめます。


トントン叩くと、左のほうから棒が出てきて面白い。

グッド・トイ。
これぜんぶほしい。

 

赤ちゃん木育ひろば

 

 

引き出しの中。
わくわくしながら開けてみた。

左上のチーフ、いろいろ使えそう

こんなところにチーフがあったよ

かわいらしいねえ

 

釣ってみた。

棒の先に磁石がついていて、リングがくっつきます。

 

       熱中した

 

 

なんともほっこりする形のものが転がっていて
小さいお子さん達が握って遊んでいました。

 

杉の木っ端から作られたそうです。

四角い木っ端を
ボランティアの皆さんが削り、磨いた手作り。

 

「おもちゃのもり」

木の砂場

   つるつる 

 いろいろな木でできてます

 

同じ長さの木琴、特大版。
とんぼのめがねを演奏してみました。

 

これみんなそろばんの珠

播州そろばんさんの寄贈だそうです。

すくって、棒の中に珠をいれてそろばんを作るそうです。
私はうまくいかず、右手で入れちゃった。

          

 

磁石がついた棒で、あおむしを釣り上げる

 

たくみのこや

 

 どーるはうす  

 

きかくてんじしつのマトリョーシカ。
多田氏のものは15体だったから
改めてそのすごさがわかりました。

引いてみると、上についてる丸い玉がくるくる回って、おもしろい。

 

大満足で受付を出ようとしたら、
ガチャガチャ発見。
ただのガチャガチャではない、
全部木のおもちゃ。
廃材を利用して作られたそう。

              

「買って」
「買いません」
の問答をしている親子を尻目に
300円を投入、
「そろQ」をゲットしました。
タイヤがそろばんの珠でできてて
いろいろな形があります。

    私のは三角  

 

2階と1階の展示室を見て、大満足で退館。
そのあと、パンフレットをじっくり見たら、
うそ~~~!!
3階まであった。

…また行きます。