コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

楽な方が勝つ!

2017年05月03日 | 日記

ムク ですな・・・



ムクドリは ぎゃーぎゃーウルサいのが

大概 ネズミ仕様の 大きなホイホイに引っ付かれ運ばれてくるので 

さすがのワタシも 名前を覚えた・・・

ホイホイのベタベタは

ワタシの古い知識では 「天然オレンジ系の汚れ落とし」 みたいな

毒性の低いモノで 丁寧に洗い落とせ とかなんとか

でも コイツらは 

「東京都」 から 「公益社団法人 東京都獣医師会」 に

「委託」 された 「傷病鳥獣の保護事業」 (正式名称 失念) 

として 連れてこられるので 

「死なさずに 二週間 保護」 すると

正しいルートで 保護施設へ運ばれて

飛べるようになれば 放鳥して頂けます

(昔は 「放鳥できるまで保護しろ」 って言われ困ってた)

なので ベタベタが引っ付いた羽は 

丸裸になっても 羽ごと引っこ抜いて

あとは ぎゃーぎゃーに耐えながら 二週間待つ!

圧倒的に その方が簡単だから ね・・・

(因みに 基本的には 「羽」 は 

 切っただけでは ダメで 

 残酷なようだけど 抜かないと 次が生えてこない はず・・・)



何かくわえておりますが

食べるモノではなさそうなので

巣材でしょうか



「サイナラ」 だそうです

まあ コイツに限らず みな恩知らずばかり

冬場に 愛媛の友人が送ってくれる みかん

ワタシらが食べるには ヤバそうになったのを冷凍しておいて

今頃 随分 食べさせてやったのに・・・




さて

大学時代 

バイクは学内への乗り入れは 「禁止」 だった

そんなことは 学生には無関係で

農学部の自転車置き場に乗り付けるバイクも 少なくなかった

そこで 先代の教授・・・

自転車置き場に乗り付けるバイクめがけて

四階の教授室から 牛乳瓶を投げつける! っという暴挙を

平然とやってのけてた・・・

「駐輪場の スレートの屋根に穴 空いてんだろ アレ全部そう・・・」

っと 当時の助教授

さすがに 牛乳瓶はバイクより数が少なく

ヒマにしている 教授 

どこで拾って来たんだか きったねぇバケツなんかで

「小麦粉」を茹でて「糊」にして

バイクのシートに 

「ココへ駐めるな」 などと書いた紙を ベタベタ貼り付けてた

もちろん バケツは そのまま廃棄・・・

学生も学生で 「触るな ジジイ!」 などと 

教室から怒鳴りつける 有様・・・

(もちろん 怒鳴るのは 獣医学科以外の学生

   獣医学科の学生は 相手が何者か知ってるから逆らわない

       ヘルメットなど置いておけば 牛糞がしこたま・・・)

ところが コレが なにせ 「ほどよく煮付けた小麦粉」 なので

乾くと 水で洗っても 簡単には落ちない

っという 強力な粘着力で

当然 学生の方が 負ける

当時の助教授 曰く

「な~に ああいうコトは するのが簡単な方が 勝つのよ」

そうやって ウチの教室員は育てられるから

獣医学会の懇親会などでは 山口大学であることから

「山口組」 などと呼ばれ

学生でありながら 負けが込むことはなかった・・・




明日 明後日と 行楽日和 とか

潮干狩りなんか いいですねぇ

紫外線対策は充分にしましょう

どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!



本日のBGM



本家は コチラ






























コメント (2)
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