コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

それを・・・

2011年03月26日 | 日記
少し前ですが

新しいノミ駆除剤が発売になりました

過去のノミ駆除剤 代表選手といえば ノミとり粉

ワタシの修業時代の初期

粉をジャンすか犬の身体が白くなるまでかけまして

ノミがビックリして飛び降りるのを眺めておりました

その内に スポットタイプ という首筋というか肩の皮膚に塗りつけて

皮膚から染み込んだ薬が血液に乗って それを吸血したノミが

口から泡を吹いて(ウソですよ)落ちて行くのを見ておりました

但し このころのスポット剤は バラについたアブラムシの薬

つまり農薬ですね コレと同じ成分で

毎日 毎日 作業する施療者 つまりワタシの手の皮膚にもくっつくので

ワタシの指も農薬漬けに… 

サイコー心配…

その後 薬剤の改良が進み

今では安心な薬剤になりました

しかし 今度は経口薬 つまりノミを飲み薬でやっつけようと言う

そういう薬であります

色々とメリットがあります デメリットもあります

そこで……

「先生はどちらの薬がオススメですか?」

っと訊かれることがあります

相手(動物)と相手(飼い主)と考慮してオススメを決めます









こんな時の

「先生はどちらが…」というご質問には簡単に答えられます

でも それを 答えられない場合にも 

「先生は…」 を口に出される飼い主さんがいらっしゃいます

それを 言っちゃぁ お終めぇよ

ということで

この度は「序」の 「それを」 まで…

お後がよろしいようで
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