能登半島地震で被害を被ったお墓は少なくありません。
写真の墓もそうですが、見た瞬間、アーティストのクリストとジャンヌ=クロードを思い出しました。パリの凱旋門といった有名建造物や、海岸、水面、樹木となどさまざまなものを布で包む作品で知られています。
ブルーシートの役割、といいますかそれが持つ意味は、言うまでもないですが、不具合箇所を外部の目から隠し、モノを風雨から守ることにありますが、本来の意味から離れて第三者の目で見ると、なぜか異次元的、非日常的感覚を抱かせることがあります。アート作品に転換と言っていいかもしれません。少なくとも筆者の場合はそうです。痛んだ墓の持ち主には失礼かもしれませんが…。
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