筆者が所属しているシルバー人材センターの庭木剪定班の常勤は6人です。大半が70代前半から半ばで、最高齢者は87歳。各人、剪定道具を積んだ軽トラを運転して、朝7時半めどにシルバー事務所に集合、お客の家に出向き、夕方5時ごろまで働きます。
筆者がリスペクトしてやまない最高齢者、Yさんについて紹介したいと思います。写真の方がご本人です。
子ども時代に太平洋戦争を体験。防空壕から見上げたB29の大編隊が今でも忘れられない、という言葉を筆者がシルバーに入ったその日に聞きました。
そのYさんは、訪問先の庭で、最も高い木に率先して上ります。庭木で一番高い木は多くが松ですので、写真のように松の剪定を担当することが多いのです。動きこそ緩慢になりがちですが、その体力は1周り以上も若い筆者よりはるかに上であることは、誰もが認めるところです。
「仕事はなんでもそうだが、やるなら真剣にやらにゃならない」を信条としており、現場作業を10代前半から続けてきたこともあり、浅黒い顔には気迫が漂っています。高齢のため聴覚にやや難があり、またジョーク交じりの軽い雑談が苦手なため、世代が違う他メンバーとはそれなりの距離を置きながらも、欠勤することもなく日々剪定に取り組んでいます。
Yさんについては改めて記したいと思います。 以上。