大阪から京都へ向かう途中に長岡市があります。そこに長岡天満宮(地元の人は「長天さん」と呼ぶ)があります。私の先輩の旦那さんが長天さんにて神官の修行をされており、今回、先輩のおうちに遊びに行ったとき、お荷物を届けるのを兼ねて長天さんに行きました。
長天さんは阪急京都線長岡天神駅を降りて西のほうへ5分ほど行くと神社の鳥居が見えてきます。途中、道が狭く、ちょっと危険です。神社前はきれいに整備されているので、駅まできれいに整備して呉寺いいのに、と思いました。目の前の階段を上ると八条ケ池。中央の参道には霧島ツツジが植えられていますが、すでに花は終わってしまっていて、ちょっと残念。池を見つつ参道を行くと階段が始まります。ベビーカーに赤ちゃんを乗せていたため、この階段はきつかった。プリーズ、バリアフリー!!
階段を何とか上りきるとそこが本殿です。本殿は昭和16年に京都平安神宮の社殿を移築したものだそうです。形式は三間社流れ造り。現在のものは平成10年に素木だった拝殿を朱塗りにし増改築したそうです。 天神さんといえば、牛ですが、ここも牛の像がいくつかありました。なでてる人がいましたけど、何か御利益があるのでしょうか?祭神の菅原道真公は学問の神様。というわけでか、拝殿のそばには筆塚が。遠目には「ロケット」に見えなくもない。境内にはお稲荷さんとお地蔵さんもあります。

長岡天満宮ご朱印
境内を見学し、御朱印を戴くとちょうどご主人登場。今回は特別に社務所の建物と最近整備したというお庭も見学させていただきました。社務所の建物は古いが、インテリアの意匠に梅の花を多用し、明治ごろの立派な屋敷のような感じで、良かったです。そのあと、子供達のご希望により、裏の公園へ。公園は長岡京市が整備しているもので普通の公園ですが、「アライグマ注意」の看板が!そういえば、昔アライグマが人を襲ってケガさせた事件があったなというのを思い出し、ここもそうだったのかと思いました。アライグマはああ見えても凶暴なので、気をつけないといけません。しかも国内に天敵もおらず、繁殖力は旺盛ときているので、厄介です。アニメのラスカルはかわいいが、あれだって結局は手に負えず野生に返してしまっているし、やはり個人が飼育するには無理がありますね。なんとか駆除しないと「ラスカル」に里山の生態系をあらされてしまいかねませんね。
さて、帰りには長天さんの青梅を頂きました。何につけようかなー、と考えながらJRで神戸に帰りました。(ぼんやり速度計を見ていると「時速130km/h」!本当に大丈夫なのか?!)
長岡天満宮 公式サイト