当たり前のこと

娘の部活の県大会に行ってきました。前回のイベントのときよりずいぶんと上達してました。
県は難なくクリアして、来月は関東大会！また追っかけます！

ところで、２４時間テレビはあまり真剣に見てませんでしたが、ドラマの方だけはしっかり見ました。
「にぃにを忘れないで」・・・脳腫瘍と闘った青年の実話に基づいた話です。

実話なだけに、あまりドラマの内容云々というのもどうかな？と思い、細かいことは書きませんが
キャストはなかなかよかったと思います！

母親役の黒木瞳さんがドラマ中の台詞で「私、どうしていいかわからない」ということを何度か言うのですが
実際、どうしていいかわからない気持ちになるでしょうね・・・
どうも母心に感情移入しまくってしまい、「もしこんなことが自分の身に起こったら堪えられないんじゃないか・・・」と怖くなりました。

かつては恋愛ドラマをみてヒロインの気持ちに感情移入してハマってたりしたものですが
こういうドラマを見ると母親の気持ちになってしまい、辛くなってしまいますね。
今はやはり母としてのスタンスが主になって生活していると思います。

ドラマを見てる間中、私は泣きっぱなし。
でも、私の涙なんて、ご家族の皆さんが流した涙の何万分の一でもないんだろうと思うと
泣いてて申し訳ないような気すらしてきました。

それとともに、病気と闘った青年の心の強さにも感動しました。
限られた時間の中で、自分のできる限りのことをして生きた・・・
たいしたことでもないのに愚痴を言って暮らしているような自分が恥ずかしいです。

そして今朝、そのご家族がテレビ出演されるということだったので、朝から見ました。
亡くなって３年たって、過去のことを振り返って話されましたが
お母さんが「当たり前であることがこんなに難しいのかと思った」
というような事をおっしゃったのがとても心に残りました。

こういうこと、ブログのネタのように扱うべきじゃない気もしますけど
健康で当たり前の毎日・・・それって本当は当たり前ではなく、とても幸せなことなんですよね。
こういうことは折にふれて感じてはいるのですが、忘れがちに毎日を過ごしていることがほとんどです。

いろいろ考えるべきことがあるなと、真剣に感じています。