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『レ・ミゼラブル』

2011-05-24 20:19:45 | 舞台(宝塚以外)
帝劇に行ってきました!いよいよ大作&名作ミュージカル「レ・ミゼラブル」の初観劇!
招待券で行かせていただきました~本日のキャストはこちらです。


原作を読んでなくて、でもなんとなく知ってるような部分があるようなないような・・・
事前に、詳しい友人に、レミゼコンサート(字幕付きロンドン版)の映像を見せてもらってレクチャーしてもらっていたので
今日は、スイスイと内容についていけました

「エリザベート」なんかもほとんど歌ですけど、この公演は完全にすべて歌です!
きっちりタイトルのついたナンバーでなくとも、ちょっとしたセリフにも音階がついております!
なので、歌を台詞と捉えてしっかりきいていないと、話がわからなくなりそうな感じでした。
マジで予習が役立ちました!

印象としては「暗い」ので、私の好みかどうかは疑問だったのですが、
まあ、私のことなので、すっかり世界に入って感動してしまいました!!

貧困いうことが根底にあるので、「お金を得るためならなんでも!」という赤裸々な暮らしぶりも浮き彫りにされ
そこがかわいそうでもあり逞しくもあり醜くもあり・・・いろんな側面が見えました!
ただ共通して言えたのは、「必死である」ということ。
喜びも苦しみも憎しみも愛も、とにかく必死なのです!
人が生きていくということにおいては、人それぞれの「信念」や「生きざま」が必要なんだなあと。
流されながらでも生きていける現代人とはまったくの異空間が展開されているので
それに抵抗を感じるよりは、いっそ身を投じてみると、とても面白い作品だなあと感じました!

信念によって革命に血を流して散って行った若者たち、信念で囚人バルジャンを追い続けた末に自ら命をたったジャベール!
人生とは必ずしも報われるわけでもなく、それでも人は生まれて死んでいく・・・なんとも言えない無情感がありました。

主人公のジャンバルジャンもパン1個を盗んだだけで19年間も投獄され・・
そこから彼の人生を語ると長いので省きますけど、
でもバルジャンの苦しい人生には大きな救いがあり、泣けました~
育てたコゼットに愛され、その恋人のマリウスに「聖者」と言われ、ファンテーヌたちに迎えられ静かに生涯を閉じる。
波乱にとんだ生涯に穏やかな終焉があり、、、最後の、死者の魂もよみがえったアンサンブルは大感動モノでした!!

別所さんのバルジャン!私は人間くさくて心優しくて、とても良いと思いました!
コゼットへの愛情が心を打ちました!!

あと山崎くんのマリウス・・・モーツァルトのときはちょとアレだったんですけど、今回誠実ですごくよかった!!
「ロミオとジュリエット」を見に行くのがとっても楽しみになりました!(すでにチケットを取ってあるという件

ガブローシュ役の小宮明日翔くん!!すっばらしい!!なんや!あの子供!!すごすぎるやないか!!
可愛いし上手いし!死ぬところなんて大人顔負けの名演技です!!

まだまだいろいろりますけど、今日はこのへんで。

おっと「バラの国の王子」の続きもまだ書いてない~

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