座間市在住の大工Yさんが上腕骨外上顆炎で労災認定を勝ち取る。
長年にわたる大工仕事で肘が痛み出し、腕を上げることもままならなくなったYさん。
整形外科で診てもらったところ「上腕骨外上顆炎」という聞き慣れない病名を診断されました。
「上腕骨外上顆炎」とはいわゆる「テニス肘」とも言われ、肘を中心に腕の振り上げなどを頻繁に行うことによって発症するようです。
もちろん、大工のYさんは「テニス」で腕を痛めたのではありません。
げんのうや最近は電動工具を使用した、釘打ちやビス打ち、また材木やボード類の運搬や取り付け作業ほか、長年にわたる大工の仕事で、腕を酷使してきたのです。
だから今回の病気の原因は「仕事」であると、Yさんははっきり確信します。
「仕事」が原因であれば、Yさんは「一人親方労災保険」に加入していましたから、整形外科に「労災保険」での治療を申し込みます。
しかし、お医者さんからはこう言われます。
「この病気で労災保険は聞いた事がないから、健康保険でやるしかない」
「えっ、労災保険は使えないのか・・・」
しかし「健康保険」では3割の自己負担も発生するし、なにより、労災保険では給付される療養中の「休業補償」がでません。
「仕事」が原因であることに間違いはないのに・・・
納得いかないながらも、病院のお医者さんが言うのであれば、しょうがないのかとYさんはあきらめかけました。
こんなYさんの相談を、座間第1支部の役員さんが聞きつけます。
「組合に相談してみたら」
そこで組合に相談・・・
<長くなるので、続きは明日>
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