T.M.さん(大工 内出支部)は現在54歳。見習いから始め現在に至るまで37年間、大工工事に従事しています。今でこそプレカット材やクレーンでの運搬が普及していますが、その何年も前から、自分で材木をかつぎ、転がし、きざむ作業や床貼り天井貼りの作業により、腰を酷使してきました。
現場で腰を痛め、病院で診察したところ腰部脊柱菅狭窄症という病名が告げられました。自分としては仕事が原因であることは間違いないので「労災保険」での治療を言いました。
しかし医師は「この病名で労災保険は聞いた事がない」
と健康保険での治療となりました。でも、これまでには無い腰の痛みであったし、治療も長期化するおそれがあったので、どうにかならないかと組合に相談しました。組合で相談したところ、この病気で労災認定された事例もあるし、積極的に「労災保険」でやろうという事になりました。高沢さんも、裁判での争いも覚悟
で「やってみよう」という気持ちになりました。
組合の人と一緒に再び病院の医師に「労災保険」での治療を申し出、医師を説得したら、「最終的な判断は労働基準監督署だから、労災保険に切り替えるよ」という事になりました。
その後、監督署で「本人聴き取り調査」「健康保険での腰痛の受診歴」「専門医による意見調査」などを経て、ついに労災認定の決定がでたのです。最初に病院に行った日から労災認定までは5ヵ月半かかりました。決定が出るまでは、自分や家族の心配が絶えず頭の中にありとても不安でした。労災を申請して本当に良かったです。
いまは現場に早く復帰したいので、リハビリで毎日1~2万歩を歩いています。治ったらまたいい仕事をしていきたいと思います。
現場で腰を痛め、病院で診察したところ腰部脊柱菅狭窄症という病名が告げられました。自分としては仕事が原因であることは間違いないので「労災保険」での治療を言いました。
しかし医師は「この病名で労災保険は聞いた事がない」
と健康保険での治療となりました。でも、これまでには無い腰の痛みであったし、治療も長期化するおそれがあったので、どうにかならないかと組合に相談しました。組合で相談したところ、この病気で労災認定された事例もあるし、積極的に「労災保険」でやろうという事になりました。高沢さんも、裁判での争いも覚悟
で「やってみよう」という気持ちになりました。
組合の人と一緒に再び病院の医師に「労災保険」での治療を申し出、医師を説得したら、「最終的な判断は労働基準監督署だから、労災保険に切り替えるよ」という事になりました。
その後、監督署で「本人聴き取り調査」「健康保険での腰痛の受診歴」「専門医による意見調査」などを経て、ついに労災認定の決定がでたのです。最初に病院に行った日から労災認定までは5ヵ月半かかりました。決定が出るまでは、自分や家族の心配が絶えず頭の中にありとても不安でした。労災を申請して本当に良かったです。
いまは現場に早く復帰したいので、リハビリで毎日1~2万歩を歩いています。治ったらまたいい仕事をしていきたいと思います。