競歩で京都！（19）高台寺

高台寺の庫裏。この先が受付。

高台寺に到着。こちらは少し遅くまで拝観できるので、清水寺と知恩院のライトアップを見てから最後に来ました。

豊臣秀吉が亡くなった後、その菩提を弔うために夫人の北政所（ねね）が慶長11年（1606）に開創した寺だそうです。

側には『ねねの道』というのががあって、ちょっとした商店街？っぽいものもあります。



方丈前庭のライトアップは動いたり色が変化します。

ここは昼間は拝観しなかったのですが、逆に昼のイメージがない分、夜の幻想的な想い出だけなので良かったかもしれません。

境内をぐるっと巡って、方丈へ。縁側？に座ってライトアップされた庭を観て、しばし『ホゲェ～』。



勅使門。

変化があって時間がたつのも忘れてしまいそうでした。ここに日本酒でもあって『グビッ！』といけたら最高なんだけどなぁ～。



臥龍池のライトアップは水面が鏡のようで綺麗でした。

臥龍池（がりょうち）は本当に綺麗で、知恩院の池もよかったのですが、『ここは凄いなぁ～』って素直に思い、ため息がでちゃいました。



左が方丈で右は霊屋。

左は先ほど庭のライトアップを観ていた方丈。臥龍池を出て丘を登っていくと、霊屋（おたまや）。こちらは『秀吉とねね』を祀っている所です。



竹林が綺麗で上を見ると隙間から星がみえました。

千利休の意匠による茶席、『傘亭と時雨亭』を過ぎるとライトアップされた竹林が登場。見上げると、風が吹けば葉っぱの隙間から夜空の星が『キラァ～ン』。本当に贅沢ですね。庭の手入れは大変かもしれないけど、日本の家もみんなこんな感じだったら温暖化防止に少しはいいかもね。



上を向いて歩くと危険です。

あまりにも綺麗だったので上を向いて歩いていたら、階段を踏み外して転んでしまいました。転んだといっても、『おむすびころりん』のようにコロコロ転がってしまったのではなく、バナナの皮で滑るコントみたいな感じです。

うぅ～ん恥ずかしい！前を見て歩きましょう。

ちなみにこの写真を両親に見せた所、母親が『なに？竹の上に登ったのね！？』って普通に聞かれてしまいました。いくら私がバカで無茶苦茶でもこんな所で登るわけないだろ！確かに上から見下ろした感じには見えるけどさぁ。

私はやはり非常識な人間だと思われているらしい。まぁ確かにそうかもね…。


つづく

■高台寺ホームページ
■競歩で京都！（6）清水寺
■競歩で京都！（10）知恩院