キヨカラーの『マァ~ッ』といってみよう!其の参

身近のちょっとしたものを時々ご紹介。

競歩で京都!(22)金閣寺

2006年12月26日 | オススメの散歩/旅!
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大文字と鐘樓


ふと山を見ると『大』の文字を発見。『大』だけじゃなくて、いろんな文字や図形があるんですね。お盆あたりは綺麗なんだろうなぁ。

入り口付近に『鐘樓』という鐘があったのですが、看板に『鎌倉時代前期 音色 黄鐘調(おうじきちょう)』と書いてありました。『音色 黄鐘調』って?確かにお寺によっていろんな鐘の音があるなぁ~と思ってましたが、基準みたいなものがあるんですね。

調べてみると黄鐘調は『日本雅楽にもちいられる六調子の中の一つで129Hr(ヘルツ)、ハ調のラ音でオーケストラの最初の音合せに用いる音階といわれ、妙心寺、永観堂、天王寺六時堂の鐘がこの黄鐘調を出すといわれている。』そうです。

頭の悪い私には良く分かりませんが、鐘の音にもこだわりや意味がちゃんとあるんだなぁと感心しました。詳しい内容は下記にリンク貼っておきます。



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鹿苑寺「金閣」


そういえばこれまでチケットやパンフをもらってたんですが、金閣寺と銀閣寺はお札がもらえるんですね。ありがたいね。

中に入ると凄いねぇ~本当に金ピカだよ!そういえば銀閣は2階建てだったけど、金閣は3階建てなんですね。なんで1階は金じゃないんだろう?落ち着かないからかなぁ?

しかしこれに放火した坊さんは、どういうつもりだったんでしょうかね?



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楓ハラリ。駄出計画?


目の前にいる小学生の寝癖が気になっていたら、肩に楓がハラリ。なんか良いことあるといいね、キミ。着物姿の女性ならもっとよかったのに!そういえば着物姿の若い女性がいっぱい来てましたが、何か特典があるようでした。京都きものパスポートというのがあるようですね。

裏に回り込むと、小舟があったのですが、脱出用でしょうか?



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紅葉もシンプルで綺麗でした。


思いっきり紅葉はしていなかったのですが、紅葉した木々と緑のコントラストが良かったです。



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銀河泉と夕佳亭


順路はバラバラになっちゃいますが、左は3代将軍足利義満がお茶の水に使用したといわれる『銀河泉』だそうです。なんか凄い名前ですね。金箔貼っちゃうくらいだから、全てが壮大です。

右は茶道家・金森宗和が好んだ茶席の夕佳亭(せっかてい)。そういえば以前お茶の先生の名刺を作っていたら、みんな『宗』という文字を入れたんだけど理由は聞かなかったなぁ。いかんなぁ~、デザインする前にちゃんと聞いて調べなきゃね。



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ちょっと休憩。


夕佳亭を下って行くとお茶屋があって、庭と座敷でくつろぐことができます。景色を眺めながら、和菓子と抹茶で500円は結構お得だと思いました。

疲れてたのでがっついちゃいましたが、説明を受けたのですが、確か和菓子は和三盆で中に煎った大徳寺納豆?と、こし餡だっけかな?黒糖っぽい風味もした感じがしますが、ちょっと忘れちゃいました。抹茶の心地よい苦みと和菓子の甘みと香りが一体となって最高にいいですね。

和菓子だけだと結構甘いし、抹茶だけだと少し苦いのが、一緒になると丁度いい具合でバランス考えてあるよなぁ。光で飛んでますが、和菓子は金箔と金閣の刻印が入っていましたよ。

いやぁ、清水寺、銀閣寺、金閣寺。修学旅行気分を味わうことができて満足です!で、最後にもう一度『金閣』を見ておこうと思ったら、銀閣寺と違って入口と出口は別の場所でした…。

つづく

■金閣寺
■いろんな送り火・大文字焼き~京都新聞電子版
■黄鐘調について~岡本のホームページ
■京都きものパスポート
■お茶屋の和菓子~千本玉壽軒


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