キヨカラーの『マァ~ッ』といってみよう!其の参

身近のちょっとしたものを時々ご紹介。

競歩で京都!(10)知恩院

2006年12月07日 | オススメの散歩/旅!
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めちゃくちゃ立派な門だなぁ~。男坂を登るのは厳しい!


八坂神社を出て円山公園をぶらっとして、アインシュタインも訪れた知恩院へ。テレビでやってましたが、アインシュタインは鐘の下に潜って鐘の音を聞き、『干渉』を確かめる実験をしたそうです。

お坊さん曰く、『鼓膜が破れない位置を瞬時に割り出すのはさすが!』と言ってましたが、確かにデンジャラスな事をやりますね!

上へ行くのに女坂と男坂が2つあって、とりあえず男なので男坂を選択したのですが、男坂は『坂』じゃなくて、ものすごく急な『階段』でした。なんか富士登山よりも京都の寺社巡りの方がきつい気がするのは気のせいかなぁ~。登るなら女坂は緩やかなので、そちらをオススメします。



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息を切らして登ると本堂デカッ!


『ハァ~ハァ~』と息を切らして登ると物凄く見晴らしがよくて、法然上人の御影をまつる巨大な『御影堂』がお出迎え。雨がまた強くなってきたので、ここで一休みさせてもらうことに。

歩き疲れてたので、靴を脱いでリラックス。お香の煙が立ち込め、お経を唱えるお坊さんの声を聞いていると催眠術にかかったように、ウトウトしてしまいます。雨やまないかなぁ~。

なんでも知恩院では、『浄斎』という精進料理を予約して食べることができるそうです。



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手入れの行き届いた立派なお庭ですね。


雨が小降りになり、散策を再開し、『方丈庭園』へ。池に映る紅葉した木々と庭が手入れが行き届いて素晴らしくて気持ちいいねぇ~。

右の写真は『二十五菩薩の庭』というそうで、臨終の時に念仏を称えれば、阿弥陀如来と二十五菩薩がお浄土へお迎えくださるという様子を作庭したものだそうです。庭に配置している石は阿弥陀如来と二十五菩薩を表現し、丸く刈り込んだ植木は来迎雲を表現しているそうです。



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雨がやみました。


祈りが届いたのか、ようやく雨がやんで、水滴がキラァ~ン。落ち葉も真っ赤できれいだなぁ。兄が言ってたけど、『葉っぱが赤く染まるほど糖分が多い』そうです。だからメイプルシロップは甘いんだそうです。

へぇ~。ということは、この木をチュウチュウすると甘いのかな?

ちなみにネットで調べてみたら、簡単にいうと葉っぱの中に蓄えられた糖分やアミノ酸によってアントシアニン(ワインでおなじみのポリフェノールの一種)という赤い色素ができて、葉っぱが赤く見えるみたい。なるほどねぇ。



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階段を登るとポクポク木魚がいっぱい!


階段を登っていくと『御廟(ごびょう)』という建物があって、法然上人が勢至堂で亡くなられた後、分骨を収めた場所だそうです。だけど木魚がいっぱいだなぁ~。

↑すみません訂正で、写真は『御廟(ごびょう)』ではなく、法然上人の御廟にお参りするための『拝殿』で、この先に御廟があります。


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サル!


ニホンザルが出没するようなのでご注意ください!『ペットショップで売買されている』のが逃げたとかって書いてあるけど、ペットにしていいの?


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焼きおたべで腹ごしらえ。美味しかったぁ~!


知恩院のライトアップを観る前に、美味しそうなもの発見!昼間は雨で気がつかなかったけど、南門亭の『焼きおたべ』。テキパキ焼いている姿に魅了され早速注文。焼いたのは食べたことがなかったんですが、とっても美味しかったぁ~!あっという間にたいらげてしまいました。3個で250円というのもいいね。



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ライトアップされた国宝の三門


甘いモノを食べて少し元気になったのでライトアップ見物へ。昼と違って黄金色に光っていて綺麗でした。高さ24m、幅50m、木造建築の門では世界最大級だそうです。


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行灯がずらぁ~っ!女坂は緩やかでいいねぇ~


夜は危険なのか男坂は通行禁止だったので、緩やかな女坂で登っていきました。緩やかな階段に『行灯がずらぁ~っ!』と並んでいて柔らかく光っていい感じだねぇ~。

本堂の所へ出ると、『観に来て良かったぁ~』と素直に感じる温かい風景に感動しました。何か本当に『あの世に逝っちゃうんじゃないか?』と思いますよ。


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徳川家康、秀忠、家光の三代の霊を祀っている権現堂


こちらはお昼に行った方丈庭園の奥にある『権現堂』。徳川家康、秀忠、家光の三代の霊を祀っているそうで、絵が飾られていました。

ライトアップされた庭は幻想的で最高でした。ここのライトアップも清水寺に勝るとも劣らない素敵な所でした。ちなみに『知恩院に伝わる七不思議』が殆ど非公開で観られなかったのが残念でしたけど。

つづく

■知恩院ホームページ
■知恩院の精進料理
■知恩院の七不思議
■南門亭の焼きおたべ


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