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専門家「谷開来への処理方法は災いの種」

2012年07月29日 | ■中国NOW!

専門家「谷開来への処理方法は災いの種」

 

専門家「谷開来への処理方法は災いの種」
【新唐人2012年07月28日付ニュース】中国当局は26日、薄熙来元重慶市書記の妻・谷開来容疑者を殺人罪で起訴したと発表。専門家は、遅れて出されたこの結論は、過去半年間薄熙来をめぐる共産党上層部の熾烈な戦いを示唆し、案件の処理方法は胡錦涛主席にとって災いの種になりかねないと分析します。


時事評論家・陳破空さんは、当局が今の時期に谷開来への起訴を発表したのは次の薄熙来案件の処理のためだと分析。王立軍と薄熙来案件に比べ、谷開来案件は割りと処理しやすいからだといいます。

陳さんは"縮小、切断、妥協"の3点で分析します。

時事評論家 陳破空さん
「縮小」とは谷開来の罪が縮小された事です。谷開来はイギリス人の殺害以外にも、他にも殺人を犯しています。大連女性アナウンサーの殺害など。刑事上の殺人罪のほかに、経済上の犯罪もあり、大量の不法所得を海外に移転し、60億ドルを海外に移しました。また政治上の紀律違反もあります。しかし、 彼女に対する罪名は政治上の規律違反も経済上の犯罪も言及していません。重大な経済犯罪です。

この起訴によって、将来薄熙来案件の処理においても罪が縮小される可能性があると指摘します。

時事評論家 陳破空さん
もうひとつは「妥協」です。これだけ長い期間結論がなく、 今になって初歩的な結果を出しました。中共上層部には二つの派閥があり、一つは薄熙来反対派で、温家宝や胡錦涛 習近平などです。もう一つは薄熙来支持派で、周永康 江沢民と新4人組等です。

また、薄熙来反対派と支持派が目下共通の認識に達し、この結果を出したのは、党大会前の党内の団結を見せ付けるためだと分析します。薄熙来の政変問題には党や軍内部の多くの人が絡んでいるため、共産党の崩壊を招く恐れがあるので、胡錦涛主席はやむを得ず妥協を選択したのかもしれないと分析します。

時事評論家 陳破空さん
胡・温・習の薄熙来問題処理において直面した最大の抵抗は、党内部からの強い反発です。この種の反発と抵抗は胡・温・習の想像以上のものだったので、この時期は本来ならば、胡・温・習が大きな一歩を踏み出し、党外で民間の支持を獲得し、薄熙来問題を徹底的に解決し、更には周永康問題も解決すべきでした。本来ならばこのようにして、党内の羈絆(きはん)から抜け出すべきでしたが、目下の状況から見て胡・温にはこの勇気がない 或いは党から抜け出す胆力がないようです。

ただ、このように重大事件を縮小して処理する方法を続けると、共産党体制が存続する限り、一旦左派勢力が返り咲きした場合、胡錦涛主席と温家宝首相にとっては大きな災いの種になりかねないと案じます。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/07/27/a738139.html.(中国語)


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