もふもふ的世界

主に、音楽制作・言語学・心理学・哲学・文学・音声学・音波・システム開発 等々色々と呟いて参ります。

痛痒

2011-09-08 18:10:16 | ブログ
痛痒という言葉があります。

「痛み(いたみ)」と「痒み(かゆみ)」のことです。
例えば、小さい子がワーっとやってきてぽかぽかたたいたりしてきた時などに
「ふん、何の痛痒も感じぬわ!」というふうに使用します。

痛みは、感じなければ、死に関わる為、絶対に必要な感覚であろうと思います。
しかし一方で、痒みは、正直感じたくはない感覚です。

なぜなら、痒いと、ぽりぽりかいてしまうためです。
そのせいで時間も無駄になるし、動作も無駄になります。

もちろん、痒みを感じなければ、身体に起こった些細な、微細な不具合に頓着しなくなり、
その結果、不具合が悪化して、手がつけられなくなる、ということになってなりえます。

頭ではわかっています。
痒みだって、必要があって今日まで残ってきた感覚なのだ、と。
淘汰されてきての、選りすぐりの感覚なのだ、と。

でもとにかく、痒みは感じたくないのです。
「痒みを感じることができない身体」になるということではなく、
追求すべきは、「痒みの原因が発生しない身体」になるということではないでしょうか。

私はこのような結論へとたどり着きました。
さて、どうしたものか……


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。