さて、久しぶりの楽器カテの更新であります。
先日入荷した 74~5年製 Greco のベース
そいつのリアピックアップが
最初のチェックでは鳴っていた気がするのに
今日になって鳴らない 。
「あ”ぁぁぁ~~~仕事が増えちゃったよ。。。」
断線だったらOUT。
だって修理には時間とお金が掛かりすぎるし・・・
なんてブツブツ言いながらもピックガード外してテスターを当ててみると・・・
やっぱ反応無し。
でもココで諦めちゃいけない。
取り合えずボディからピックアップを外してと。
そんでもってカバーを開けると・・・・
「ラッキーーーっ!紙テープ絶縁だ!!」
この年代のギター&ベースのピックアップは
結構この紙テープが使われておりまして、
コイツが悪さするんです。
コイツの粘着部分が経年の科学変化で
ワイヤーとリード線の半田付け部分を犯しちゃうんです。
最終的にワイヤーとリード線を切っちゃうんです。
切れちゃえば音が出ないのは当たり前。
でも、てことは、
ボビンに巻かれたワイヤーの深いところでの断線じゃない可能性が充分高いので
割合カンタンに修理可能かも。
まずはその紙テープを外して状況確認。
外してみたらヤッパリ粘着部分が悪さして断線。
それがわかれば後は楽勝。
髪の毛よりも細いワイヤーを切らないよう細心の注意をしながら
古いテープのネチャネチャと格闘し新たにリード線にワイヤーを半田付けして
テスターを当ててみると・・・
OK!
そんでは周りをキチンとしたテープで巻き作業完了。
イヤ~今回は上手くいきましたね。
もし同じ症状のピックアップでお困りの方
ご自分でやっみたらいかがでしょうか?
もちろん自己責任でね。
追伸:
今回ひとつわかったことがありまして
細かい物が見えんのです。
しかもどう見ても二重に見えるし・・・
最近、ホント目が悪くなったなぁ~~~
これも老化現象てヤツかねぇ・・・・