小さな白樺の木 -- 羊蹄山のふもとから --

北海道 羊蹄山のふもとでの暮らし
この地が好きで移住してきました
のんびり生活、コツコツ庭づくり

カッパ淵(遠野)

2019年11月25日 | お出かけ
前回のブログから引き続き‥

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「伝承園」から、前面道路を渡って
数百メートル歩くと常堅寺というお寺があり、
その寺裏に「カッパ淵」があります。

「カッパ淵」はその名の通りです。

遠野市観光協会の公式サイトの「カッパ淵」紹介文を
一部引用すると、

ーーー土淵町の常堅寺裏を流れる小川の淵には
カッパが多く住んでいて、人々を驚かし、
いたずらをしたといわれていますーーー

‥だそうです。
カッパがいたそうで、しかも、「多く」いたそうです。

すごいではないか!カッパは群れるらしい‥



常堅寺に到着。
伝承園と同じく、ここにも他に観光客はいません。
私達だけです。

雨は止みましたが、風が強く寒くて
コートのフードを被って歩いてきました。
雪が積もっている北海道より寒く感じます。

お寺の中を通らせて頂き‥







「カッパ淵」にやって来ました。 


 へぇー 、小さっ‥  浅っ‥

想像していたよりもずいぶん小さな川で、
私が訪れた時の水深は、
10センチから20センチぐらいでした。

すぐ側には民家もあり、山深い場所でありません。

「こんなに浅い川でカッパはどうやって泳ぐ?」

「ほんと、浅っ‥」

「ふふっ、これじゃ潜れないな‥」

なんて、悪態ついていたら、
突然、写真を撮っていたiPhoneの電源が落ちました

外出先で、ほとんどバッテリーを切らせたこと
の無い私が‥

おかしいなー 
‥‥

‥‥

もしかして、カッパのせいかも‥

カッパは最新の機器も操れるようです。
ここを訪れる方はくれぐれも注意して下さい。
‥‥

ということで、これ以上、私は写真を撮る事が出来ず、
この以降の写真は夫のスマホで撮った写真を、
後でもらいました。





↑川に釣竿が固定されています。
糸の先にはキュウリが‥



ここでは、カッパを釣るための貸竿があります。
張り紙には‥
「カッパ釣りをしたい方は カッパ捕獲許可証が必要です。
許可証は伝承園にあります」
と書かれています。

iPhoneの電源を落とした仕返しに、
釣り上げてやろうかと思いましたが、
捕獲許可証を持っていなかったので、
諦めました。




カッパ淵から引き返そうと、人気の無いお寺の境内を通っていると、

突然、夫が「なんかいる!」



「あっ、カッパ!」





って言うから、びっくりしたよ‥




猫もびっくりしてたよー





遠野へ

2019年11月25日 | お出かけ

先日、フェリーで津軽海峡を渡って
東北に行ってきました。

その時のことを少し記したいと思います。

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青森県八戸市から岩手県遠野市へ向けてクルマを走らせていると、
途中でお昼になってしまいました。

そんな時、国道4号沿いに「南部屋敷」発見!



「南部屋敷」は、岩手県を中心に展開されている
カジュアルな和食レストランです。

岩手県をドライブすると、よく見かけるので、
初めて入ってみました。
駐車場も広いので入りやすいですね。





↑どの店舗もこんな感じの造り








蕎麦アレルギーの私はマグロ丼を注文

居心地が良くて、美味しくお昼ご飯を頂きました。
他にもお客さんが多くいましたよー

昼食後、またクルマを走らせて‥




遠野の「伝承園」にやって来ました。
「伝承園」は遠野の古い生活文化を知ることが出来る施設です。

入場料を払い、門をくぐると、
敷地内には何棟かの古民家が建っています。
秋でもなく、冬でもない様な時期の平日‥
しかも雨がぽつぽつ降っていました。

とっても空いていて‥ゆったりとした空気が流れています
他に観光客は、どなたもいませんでした。

その中の‥



「旧菊池家住宅」で長居しました。








美しいフォルム





内部は厩もあり、とっても広い。




広い土間に入ると、ガラス越しに囲炉裏が見えたので、
その部屋に入りました。

炭に火が付いており、
部屋が暖かくなっていました。
側には音声機器が置いてあり、昔話が流れています。

ボーっと聴いていると、遠野の方言が外国語のように
聴こえてきて、落ち着きます。

でも、あんまり落ち着きすぎると、
居眠りをしてしまいそうなので、
次の部屋に移動しました。



一番奥の角には「おくざしき」がありました。
窓が無い、小さな納戸のような部屋で‥

こんな場所に座敷わらしがいるそうですよ。

いるかなぁーと思って、よーく見ましたが、
座敷わらしはいませんでした。

いや、もしかしたら、いたのかも‥
でも、心の澄んでいない私には
見えなかっただけかも知れません。

他には、おしら様の部屋もあります。



おしら様は遠野の言い伝えにある神様ですね。





部屋の中には、願い事が書かれた布が
壁一面に下げられていました。



旧菊池家住宅に長居した後、外に出ると、
係のおばあちゃんが干し柿を
吊るしているところでした。



貸し切り状態で「伝承園」を見学した後、
次はすぐ近くにある「かっぱ淵」に歩いて向かいました。

続く‥