小さな白樺の木 -- 羊蹄山のふもとから --

北海道 羊蹄山のふもとでの暮らし
この地が好きで移住してきました
のんびり生活、コツコツ庭づくり

ばんえい競馬(十勝)

2020年01月04日 | お出かけ
冬の日勝峠を越えて、帯広に行って来ました。

帯広に着いて、びっくり!
まったく雪が見当たらない‥
十勝平野の冬は雪が少ないとは
聞いていましたが‥

帯広に着いて、最初に行った所はここ




帯広市内にある帯広競馬場、
世界で唯一のばんえい競馬をしている競馬場です。

早く走るサラブレッドの競馬とは違い、

北海道の開拓期に重い木を運んだり、
畑を耕すために働いて来た「ばんえい馬」たちが
重いソリを引いて走る競馬です。

ばんえい馬の体重は、サラブレッドの2倍強、
1トン前後だそうです。特大サイズです。

って書きましたが、
私、初めてばんえい競馬を見に来ました。
テレビで観て、一度、その大きな馬たちを
見たいと思っていました。

普段は駐車場代が500円で、入場料が100円
掛かるそうですが、正月は全部無料でした。

無料だなんて、申し訳ないなぁー
せめて、馬たちのエサ代として、
人参の1本ぐらいは‥

と思って、

↓次はこのレースがあるそうなので、



なんとか、がんばって、





馬券を買ってみようと思いました。

何をどうしたらいいか?
さっぱり分からない私のような者のために、
「ビギナーズ コーナー」のカウンターがあります。
そこで、馬券購入用のマークシートの書き方を教えてくれます。

係の方に質問して、また分からないと質問して‥

それでも、間違えて鉛筆で記入してしまい、
2度ほど、係の方に消しゴムで消してもらいました

それで、やっとマークシートを完成させて、
券売機に行き‥




無事、馬券を購入。





雪が無くて、風が強い、帯広は寒い!
帽子を被っていても、頭がキーンと痛くなりました。



トラックは直前まで整備中でした。

ばんえい競馬は普通の競馬と違って、
直線をまっすぐ走ってゴールするようです。

向かって右側の端にゲートがあり、
左側の端がゴールです。


時間ちょうどに‥





スタートしました。



力強くて、迫力があります。


途中、2箇所上り坂になっていて、
重いソリを引いているので、
一気に上れなくて、馬たちは何度も上ろうとチャレンジして
やっとのことで、坂を越えて行きました。







おじさん達の太い「がんばれー」との声援や、
坂を越えようとがんばる馬に合わせて、
「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声が聞こえてきました。

今回、レースをそばで見て、分かった事は‥
ばんえい競馬は重たいソリを引いて行くので、
ゆっくりと進みます。
だから、馬たちと同じ速さで一緒に横に付いて、
歩いて応援する事が出来ます。

ユニークな競馬ですね。



4番だったかなぁー?

一頭だけ、なかなか坂を越える事が出来ず、
ゴールするのがずいぶんと遅れました。
あれっ?もしかして、いつまで経っても
この子はゴールできないんじゃないかと心配しました。

でも、なんとか無事ゴール出来て、




レースの結果も確定しました。

もちろん、私の馬券は外れました。
これで、馬たちのエサ代の足しになったのでしょうか‥












中尊寺 金色堂

2019年11月26日 | お出かけ
今まで何度も、近くを走る東北道を通りましたが、
寄った事がなかったんですよ‥

中尊寺、



今回の旅では、寄りました。

参道の入り口にある「第一駐車場」に
クルマを止めて、てくてく参道を上って行きました。

参道は、それなりに勾配のある上り坂なので、
杖を付いている方には、ちょっと大変だなぁ‥
簡易的な手すりがあることにはあるんだけど、

中尊寺付近には何ヶ所か駐車場があって、
金色堂に一番近い「坂の上駐車場」もあるそうです。
そういう方はそこにクルマを止めると、
参道をショートカットできて、
ちょっとはマシなのかなぁ?

私は?
私は運動不足解消のため歩かねば‥

私と同じような方は「第一駐車場」にクルマを止めて
歩きましょう。



それに、参道途中に、
ぽつぽつと小さなお堂が点在しているので、
それらに立ち寄りながら参道を上って行く方が
趣きがありますよー



木々の間から、平泉の町が見下ろせたりします。
(写真撮ってないですけど)



中尊寺って‥
植えている木は全部もみじなのか?
って思えるほど、足元には赤、ピンク、
黄、緑、茶、キレイなもみじの葉が落ちています。





いやーー、キレイだなー
晩秋に訪れて、正解でした。
もみじもキレイだし、
今は人も少ないし‥




濡れた葉もまた美しい‥





足元のもみじの葉に気を取られながら歩いていたら、
気が付けば本堂が‥

そこからすぐのところに「讃衡蔵」があり、
入り口で拝観券を購入しました。



「讃衡蔵」は近代的な宝物館で、
貴重な仏像などを観る事が出来ます。
博物館、美術館といった感じの建物です。

もちろん、写真などは撮れません。

次は金色堂へ‥


↑あの建物の中に金色堂があります。
金色堂は保護する為、丸ごと近代的な建物で覆っています。

ここも、もちろん写真は撮れません。

拝観した感想‥
今から900年ほど前に奥州藤原氏によって
建立された金色堂は想像していたよりも
こじんまりとしていました。
象嵌などの細工は繊細でしたね。

その当時にこれが東北にあったら、
人々を魅了していたでしょうねー

なーんて考えたら‥ ロマンですよ
ロマン

ロマン、ロマンって思いながら歩いていたら、
鳥の巣箱みたいなものを発見、


なんだ?



と、覗き込んだら、




火災報知器のボタンが入っていました。

そうですよね、火の用心は大切です。































カッパ淵(遠野)

2019年11月25日 | お出かけ
前回のブログから引き続き‥

ーーーーーーー

「伝承園」から、前面道路を渡って
数百メートル歩くと常堅寺というお寺があり、
その寺裏に「カッパ淵」があります。

「カッパ淵」はその名の通りです。

遠野市観光協会の公式サイトの「カッパ淵」紹介文を
一部引用すると、

ーーー土淵町の常堅寺裏を流れる小川の淵には
カッパが多く住んでいて、人々を驚かし、
いたずらをしたといわれていますーーー

‥だそうです。
カッパがいたそうで、しかも、「多く」いたそうです。

すごいではないか!カッパは群れるらしい‥



常堅寺に到着。
伝承園と同じく、ここにも他に観光客はいません。
私達だけです。

雨は止みましたが、風が強く寒くて
コートのフードを被って歩いてきました。
雪が積もっている北海道より寒く感じます。

お寺の中を通らせて頂き‥







「カッパ淵」にやって来ました。 


 へぇー 、小さっ‥  浅っ‥

想像していたよりもずいぶん小さな川で、
私が訪れた時の水深は、
10センチから20センチぐらいでした。

すぐ側には民家もあり、山深い場所でありません。

「こんなに浅い川でカッパはどうやって泳ぐ?」

「ほんと、浅っ‥」

「ふふっ、これじゃ潜れないな‥」

なんて、悪態ついていたら、
突然、写真を撮っていたiPhoneの電源が落ちました

外出先で、ほとんどバッテリーを切らせたこと
の無い私が‥

おかしいなー 
‥‥

‥‥

もしかして、カッパのせいかも‥

カッパは最新の機器も操れるようです。
ここを訪れる方はくれぐれも注意して下さい。
‥‥

ということで、これ以上、私は写真を撮る事が出来ず、
この以降の写真は夫のスマホで撮った写真を、
後でもらいました。





↑川に釣竿が固定されています。
糸の先にはキュウリが‥



ここでは、カッパを釣るための貸竿があります。
張り紙には‥
「カッパ釣りをしたい方は カッパ捕獲許可証が必要です。
許可証は伝承園にあります」
と書かれています。

iPhoneの電源を落とした仕返しに、
釣り上げてやろうかと思いましたが、
捕獲許可証を持っていなかったので、
諦めました。




カッパ淵から引き返そうと、人気の無いお寺の境内を通っていると、

突然、夫が「なんかいる!」



「あっ、カッパ!」





って言うから、びっくりしたよ‥




猫もびっくりしてたよー





遠野へ

2019年11月25日 | お出かけ

先日、フェリーで津軽海峡を渡って
東北に行ってきました。

その時のことを少し記したいと思います。

ーーーーーーー

青森県八戸市から岩手県遠野市へ向けてクルマを走らせていると、
途中でお昼になってしまいました。

そんな時、国道4号沿いに「南部屋敷」発見!



「南部屋敷」は、岩手県を中心に展開されている
カジュアルな和食レストランです。

岩手県をドライブすると、よく見かけるので、
初めて入ってみました。
駐車場も広いので入りやすいですね。





↑どの店舗もこんな感じの造り








蕎麦アレルギーの私はマグロ丼を注文

居心地が良くて、美味しくお昼ご飯を頂きました。
他にもお客さんが多くいましたよー

昼食後、またクルマを走らせて‥




遠野の「伝承園」にやって来ました。
「伝承園」は遠野の古い生活文化を知ることが出来る施設です。

入場料を払い、門をくぐると、
敷地内には何棟かの古民家が建っています。
秋でもなく、冬でもない様な時期の平日‥
しかも雨がぽつぽつ降っていました。

とっても空いていて‥ゆったりとした空気が流れています
他に観光客は、どなたもいませんでした。

その中の‥



「旧菊池家住宅」で長居しました。








美しいフォルム





内部は厩もあり、とっても広い。




広い土間に入ると、ガラス越しに囲炉裏が見えたので、
その部屋に入りました。

炭に火が付いており、
部屋が暖かくなっていました。
側には音声機器が置いてあり、昔話が流れています。

ボーっと聴いていると、遠野の方言が外国語のように
聴こえてきて、落ち着きます。

でも、あんまり落ち着きすぎると、
居眠りをしてしまいそうなので、
次の部屋に移動しました。



一番奥の角には「おくざしき」がありました。
窓が無い、小さな納戸のような部屋で‥

こんな場所に座敷わらしがいるそうですよ。

いるかなぁーと思って、よーく見ましたが、
座敷わらしはいませんでした。

いや、もしかしたら、いたのかも‥
でも、心の澄んでいない私には
見えなかっただけかも知れません。

他には、おしら様の部屋もあります。



おしら様は遠野の言い伝えにある神様ですね。





部屋の中には、願い事が書かれた布が
壁一面に下げられていました。



旧菊池家住宅に長居した後、外に出ると、
係のおばあちゃんが干し柿を
吊るしているところでした。



貸し切り状態で「伝承園」を見学した後、
次はすぐ近くにある「かっぱ淵」に歩いて向かいました。

続く‥












オロフレ峠を越えて、倶多楽湖へ

2019年10月01日 | お出かけ
昨日は用事を兼ねて‥
オロフレ峠を越えて、倶多楽湖へとドライブしました。

オロフレ峠を越える時はいつも霧で、
遠くの景色は見えませんでしたが‥






昨日はバッチリ晴れていました。
いや、バッチリでも無いか‥ ちょっと霞んでる。

でも、近くの木々は‥






紅葉が進んでいて、きれいでしたよ。

オロフレ峠を越えて、カルルスを通り過ぎ、
登別温泉街から山道に向かい、



「大湯沼」のとなりにある「奥の湯」を
見下ろせる展望所にクルマを止めました。

(途中の道は狭めで、外国人観光客の方が
道路の真ん中を歩いていたりするので、
クルマの運転には注意が必要です)

クルマから降りると、温泉たまごの匂い〜が
強烈です😆

シューッって大きな音もします。

その音は‥






↑ここから出ています。

まるで火加減が強すぎる時の圧力鍋の水蒸気のようです。

どかーんっていくかも‥ 💦

さっさと移動しました。そして、


倶多楽湖に到着。





まーるい湖です。
湖畔には1箇所しか建物が無く、
静かです。





小さな魚がいました。

湖畔の道路は‥


河童の横断があるそうです。

ゆっくり運転しましょう。