千の風

2008-09-28 21:29:11 | Weblog
 この頃大ヒットした、オペラ歌手が歌う「千の風」を聞いたとき、キリスト教的発想で、なるほどと感銘をうけた。先日ある新聞の短歌の欄を見ていたら、風になどになって、吹きまわっていて呉れては困ると言う趣旨のうたであった。「じっと私たちを見つめて、守って欲しい」と言うのだ。これを見てそれもそうだと、共感を感じ、また感銘を受けた。愛した人が、風になって吹きまわっていて欲しくないということも、納得だ。わたしも腹の決まらぬ、迷える羊だ。
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新内閣誕生

2008-09-27 17:30:34 | Weblog
 新しい内閣が出来た。少しも希望が湧いて来ない、何度も裏切られた為かと思う。今の気持ちは、無政府状態だ。どうすれば活気のある希望の持てる国になるだろうか。議員を志せば、総理になることが最高の栄誉であり希望であろう。一度は総理になり天下を取る、今も昔も変わらぬことだ。議員が家業のように、二世、三世が競って、総理になったりする。誰しも親を越したいと頑張るものだ。大臣になる事が目的では困る、山積する、諸悪、想像もつかないような犯罪、また格差で苦しむ人らを何んとしても、是正するため、身を賭して頑張って呉れる政治家であって欲しいものだ。
 明治維新、日本のため奔走した志士たちは偉いと、つくづく思う。
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人間ドッグ

2008-09-26 22:49:59 | Weblog
 今年もまた、「ドッグに行くぞ」と夫が言うので、ここまで生きれば充分だから厭だと断ったが、たってと言うので、仕方なく行った。毎年の事だが、億劫である。終ると、「もう今年で終わりだ」と決めて帰る。二週間ほどして結果が来た。数字は少しづつ、悪い方向だ。今年始めて、聴覚に問題があると、赤字で精密検査せよとの事だ。仕方なく、わが市が、アンクルバスと称し回している何本かのルートのひとつに始めて乗ってみた。病院玄関前で降りられ遠くの駐車場へ行かなくて済むからである。新しい最新設備の病院は、名前を呼ばれる事もなく番号がデジタルで総て表示される。勿論会計も表示されて、機械化である。総合病院へ行った事が無いので、大いに勉強になった。
 それで精密検査とは、色々な騒音を片方で聞かせ、もう一つつの、異質の音を聞き取れるレベルを調べるようだ。結果を医師が告げた。「齢相応に聞こえている、何もしなくて良い」とのこと。この頃は「加齢相応」で総て話が終る。
 さあ秋だ頑張ろう。
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帰り路

2008-09-15 19:22:28 | Weblog
 Denso の見学を済ませ刈谷からの帰り道「依佐美送信所記念館」の文字が見え、彼が、ここも見たいと言うので、入って見た。そこは1929年竣工、2006年撤去されたという。私たちは生まれた時からずっと8本の高い鉄塔の灯りを見つめてきた、風景の一つだ。路に迷ったときその鉄塔の灯りが何よりの道しるべだった。
 それでも、その中にどんな設備や機械があるかなど、およそ興味がなかったから70年の間一度も見たことがない。刈谷市が記念館として建物を移築しその中へ1基を保存したのである。彼は「無線」も趣味としているので、大はしゃぎであった。
長波装置全盛の頃ワルシャワへの送信を始め、その後短波の需要が増大したと言う。敗戦により、GHQに支配されアメリカの国旗が長い間立っていた。何か厭な気がしてならなかった。敗戦の象徴のような場所であった。
 そこを見学に来る人も少ないらしく、警備の人も暇そうであった。慣れない見学で少し疲れたが、中身が増えたような満足感を味わった。
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続 見学

2008-09-15 16:30:08 | Weblog
 いまエンジンは、コンピューターで制御されているので、始動しないと言うことは殆どない。昔、ヤンマージーゼルの発動機、耕運機、動力噴霧器、動力脱穀機、草刈機、管理機、色々扱ったが、それらの機器のエンジンをかけるのに、苦労したものだ、祈るような気持ちで、油と空気のバランスを考えながら始動を試みるのだ。その日の予定があるので、エンジン始動は頗る大事だ。困って車屋さんを頼んだこともあった。また「パブリカ」に乗っているころ交差点の停止線で動かなくなった事があるし、出勤する夫の車のエンジンがかからなかったこともあった。
 今はそうした、トラブルは殆どない、それは、嘗ての機器を使わないので問題がないのかも知れないけど。とにかく、技術が画期的に向上した為に他ならない。
 Densoはいまや、国内はもとより、ヨーロッパ、アフリカにまで進出し世界に誇る技術を持っている。人間はどこまで進化してゆくのだろう。
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見学

2008-09-15 14:32:19 | Weblog
 先日、昔の知人が所用のついでに、DENSO Galleryを見学すると言うので、場違いとは思ったが、ついていった。そこはまさに、イノベーションと言うにふさわしく駐車場からして、まごまごしてしまう。綺麗で立派な建物で、中には、この会社で、製作している、最新の車の電装部品が断面で製作したものが、解説つきで展示してあり、それに関わる知識を持つ人には大変な興味を感じるところであろう。
 昔私は、夫からエンジンの話を概論的に口頭で聞かされた位で何も実際に見たこともない。それが其処には展示されている、彼が少しずつ解説してくれ、エンジンの今昔を見た。電装が、造った手回しの洗濯機が置いてありアーカイブの色々に感慨を深めた。まず家で買った洗濯機、冷蔵庫、テレビ、ステレオ、戦後生活改善が徐々に進んだ長い移り代わりを思い出したりした。家の孫世代が、「Denso」の渦中で働く事を思うと、「苦労するなー」と同情の念、頻りである。つづく
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福田首相辞任

2008-09-06 14:56:33 | Weblog
 福田内閣の「背水の陣」は不成功におわった。突然の事でびっくりした。あの落ち着きと、飾らない姿勢に期待をしていたが、支持率が上がらず、このままでいくと選挙に勝てないと、先を見たのであろう。又、あのコワモテの相手では、話もしたくないのだろうか。話す相手ではないのだろうか。やはり、やわな育ちの二世さんか。細川さん、安倍さん、福田さん、みんな唐突だ。自己主張の強い男の中で、やり抜くには、凄いパワーと策略、演出、図太い神経がいるだろう。
 それでも頑張った、福田さんを『トンズラ』などと、罵っては気の毒だ。私は、この言葉を知らなかった。
 福田さんの官房長時代は、すばらしい人と思っていた。一国の長となり国民を幸せに「リード」することの難しさを、考えこんでしまう。暫く心身を休め又頑張っていかれる事を願っている。
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