指と眼

2011-05-21 15:33:38 | Weblog
 人間も古くなると色々なところに、奇妙なことが起こる。半年ほど前から右手の薬指が曲がったまま開けない。ちょっと手伝えばまっすぐ手のひらが開く、奇妙なことと思っていたが生活に困る事もないので、放置していた。そして左目から涙が出る、泣いていないのにハンカチでときどき拭わねばならない。これも気になる。近くの病院へ行き一挙に見てもらうことにした。病院内の「はしご」はしたことがないので、受付で教えて貰った。
 どちらへ先に行くかはそれぞれの科がコントロールして知らせてくれる。整形外科が先であった。
 若い医師が指を見て触ってしらべたら、「ばね指」弾発指と言うことであった。そんな病気があるとは知らずびっくりであった。
「指は腱によって曲げ伸ばしすることが出来ます。屈筋腱には腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘と言うトンネルがあります。屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると指の付け根に痛み、腫れ発熱が生じますこれを腱鞘炎といいます」と言うことで、そのトンネルが通り難いのでばねのようになるということであった。
 次に眼科では、高齢になると涙腺の通りが悪くなり炎症を抑える薬を日に3回点すということであった。
 これだけではない、足先はしびれているし、肩も凝る、耳鳴りもする、体全体老朽化している、日々なんとか生きているだけのようだ。
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韓国への旅

2011-05-05 13:26:20 | Weblog
 
傘寿をすぎて、もう外国旅行は無理と決めていたが、パスポートを取得してあったので最も近い韓国を選び夫と娘の3人でツアーに参加した。釜山、キョンジュ、アンドン、ソウルと言う4泊5日の旅である。世界遺産、旧王宮、首都などもり沢山の見物であった。流石に毎日1万歩も歩く事になると疲れる、娘が是非見せたいと思うのか、車椅子を借りて「乗れ」と言う。生まれて始めて乗る車椅子、恥ずかしいやら、情けないやら、複雑であったが、乗れば心地よくみんなと同じように見物できる。感謝すべきか。
 植民地時代を知っている私達世代は、ある種の偏見があったりして、気が進まなくて人生最終の訪問になってしまった。しかしその発展振りに驚くとともに、その努力に敬意を感じる。この半島のすぐ北に、帰国を待っている同胞が居る事を思うと、胸が詰まりやりきれなかった。
 無事に日本へ帰る事ができ、また同じような日常が始った。日本に帰ると東北の事アルカイダ 指導者、ウサマ、ビンラディンが射殺されたことなど、ニュ-スがあふれている。
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