短歌つれづれ

日常詠、時事詠などを掲載しています。

平成27年〜つれづれ。

2021-03-31 09:07:47 | Weblog

あかときを  覚めて 思えば  地にかえる  花しずかなり  面影にして  「  師の歌」

ひとり生れ  ひとり逝くなり   今日の訃も  喜怒哀楽を  過ぎこしならん

衛星に   気象もろもろ   読まれいて  テルテル坊主 は   死語となりたり

太陽を  愛しく思う  季の来て   行き交う 人らの  言の葉やさし

大股に  気負いあゆめる  若き等を  羨しみており    我が身悲しむ

知多の海   凪の港に  竿下ろす  若き親子の   穏しき風景

中東の   騒乱 聞けば   民衆の  哀れ思えり  吾ら若き日

節分の  声に誘われ   好天に  暇持て余し  タントピア 訪う

埋め立ての  地は美しく  整備され  遠足の子らの  歓声響く